転職の失敗5:転職エージェント無しで選考を進めた
私は新卒で日系大企業に就職し2回転職活動をしています。
転職エージェントに酷い目にあうと、転職エージェントを利用することが嫌になる日もくるでしょう。
(関連記事⇒転職の失敗3:転職エージェントを理解していなかった)
そんな私も転職エージェントを介さず選考を受けたこともありました。
しかし、率直に言ってしまうとエージェントを介さないことは失敗でした。
リファラル(コネ)採用以外は転職エージェントを使うのが私はお勧めします。
というわけで、まずは転職エージェントを使わず失敗した事、そして上手く使いこなして転職活動を行う方法をご紹介したいと思います。
転職エージェントを使わなかった失敗
(転職エージェントを使わなかった失敗その1)選考のフィードバックが無い
転職エージェントを使わない直接応募は、新卒時の就活と同じと言ってもいいでしょう。
私は直接企業に応募し、面接で落ちたのですが、お祈りメール1本で終わりました…。
アラサーで受けとるお祈りメールはとても切ないものです。
しかし、転職活動で転職エージェントを通して面接を受けた場合は違いました。
選考で落ちた場合でも、落ちた理由を企業から転職エージェントにフィードバックしてもらえるのです。
このフィードバックによって、選考に落ちる理由がクリアになり、私は次の企業の面接対策を打つことが出来ました。
私が選考に落ちたときの企業からのフィードバックは様々でした。
「カルチャーフィットしないと評価した」
という私と企業がフィットしないことから、
「つい先日に内定を出して求人数が埋まってしまった」
という、私が直接関係ない以外の理由もありました。
これらが直接応募すると把握出来ないのです。
把握出来ないと「一体自分の何が悪いんだろう?」と改善点もみつからず、漠然とした不安の中、転職活動を進めなければいけません。
ぜひ転職エージェントを利用して、フィードバックをガシガシ手に入れてみてください。
(転職エージェントを使わなかった失敗その2)選考企業の情報を仕入れることができない
転職エージェントを利用しないと、企業分析をWEBを使って情報収集することになるかと思います。
しかしWEBにはたくさんの情報があふれ、企業の実態を把握することはなかなか難しいことでしょう。
転職エージェントを介すと、企業の情報を詳しく知れることは大きな利点です。
転職エージェントの企業担当が企業の人事とコミュニケーションをとって求人情報を取ってくるため、WEBでは公表しにくい募集条件や募集する理由を把握しています。
これらを知れることは求職者が、募集条件と自分の希望の職種のフィット具合や、面接対策を行う上で非常に役に立つことでしょう。
(転職エージェントを使わなかった失敗その3)面接官の情報を仕入れることができない
私は転職エージェントにお願いして、面接前に面接官のプロファイル(役職、経歴等)を教えてもらっていました。
企業からは、
「面接の際に説明します」
と返答されることもありますが、教えて貰えると面接の対策が非常にやりやすくなりました。
面接官の名前を教えてもらえたら、WEBで調べ、その方が出ている記事やSNSを読み、人となりなどのイメージを膨らませていました。
顔写真が出ていて把握出来れば尚よいです。イメージが具体的になり、面接に自信をもって臨めました。
面接での想定問答も、面接官のプロファイルから何が刺さるかをイメージして作ることが出来ると言えるでしょう。
(転職エージェントを使わなかった失敗その4)選考状況を聞けない
企業から直接応募すると、選考状況の確認のハードルが高くなります。
私は直接企業HPに自分で書類を出し選考に進んだこともあります。
その企業から2週間経っても連絡がありませんでした。
選考結果は早く知りたいですよね。
選考結果の連絡が無いと私はとてもソワソワしてしまいます。
選考結果で、次の面接対策をするかしないかと言ったところも、労力も変わってくるところです。
当時の私は、
「直接応募した企業には、求職者が自ら連絡するのは心象を悪くするのではと?」
と考え、企業に連絡は出来ませんでした。
選考結果を出すのを面接から1ヶ月後の企業もあり、その一か月間、私はソワソワしっぱなしだった。
振り返るとずいぶん無駄な時間を過ごしていと思います。
この経験から私は、エージェントを通して選考を受けた際、選考結果が1週間を過ぎても連絡が企業から無い場合は、転職エージェントに連絡して選考状況を確認してもらっていました。
転職エージェントは企業の窓口担当と接点が多く、選考状況を普段から確認していると聞いたことがあります。
ですので、転職エージェントに依頼して、気兼ねなく確認してもらいましょう。
ちなみに私の経験だと、選考から1週間以内で結果が来るケースが多かったです。
私の経験だと次の面接に進む場合だと選考から3日以内、落ちる場合は1週間程度でした。
以上が転職エージェントにお願いしないで選考を受けた失敗談になります。
転職エージェントの仕組みを理解せず、痛い目にたくさんあいましたが、上手く付き合うと効果的に転職活動が進められます。
直接の企業応募は避け、ぜひエージェントの力を借りてみてください。
記事一覧
●転職の知恵
絶対に知って欲しい転職の失敗、ミスマッチを防ぐ方法
●転職の失敗
転職の失敗1:追い込まれた精神状態で選考を進めた
転職の失敗2:転職活動の暗黙ルールを把握していなかった
転職の失敗3:転職エージェントを理解していなかった
転職の失敗4:転職サイトの特徴を理解していなかった
転職の失敗5:転職エージェント無しで選考を進めた
転職の失敗6:未経験なのにシニアの職位で入社してしまった
転職の失敗7:転職直後にやばい会社だと気づいたのにすぐに転職活動しなかった
転職の失敗8:転職先で干されまくった
転職の失敗9:自分のやりたいことばかりを考え選考にのぞんでいた
転職の失敗10:コネ選考で楽勝と思ったけど甘くなかった
転職の失敗11:社長から内定と言われたが内定取消になった
転職の失敗12:転職直後のスタートダッシュでコケた
転職の失敗13:会社名の大切さを認識していなかった
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