転職の失敗2:転職活動の暗黙ルールを把握していなかった

私は新卒で日系大企業に就職し2回転職活動をしています。

私は転職活動の暗黙のルールを知らなかったばかりに、転職活動でチャンスを棒に振ったことがあります。

知っていれば対処出来たことでしたので私は悔しい思いをしました。

これから転職活動を検討されている方が私の二の舞とならないため、私が転職活動を通して知った転職活動の暗黙ルールを紹介したいと思います。

転職活動のルール

(転職活動のルール1)複数のエージェントから同じ企業に応募出来ない

1つの会社に応募する際、違う転職エージェント会社から応募出来ません。

転職エージェント界の商習慣のようです。

1回目の転職の際に、転職エージェント(エージェントAとします)から応募した企業がありました。

後日、違う転職エージェント(エージェントBとします)と会う機会があり、話してみると業界知識やフォロー厚さに明らかに初めに相談したエージェントAと差を感じました。

そこで、転職エージェントをAからBに変え、再応募したいと考えをエージェントBに私は相談しました。

しかしながら、エージェントBからは、

「既に応募している企業の選考の転職エージェントは変えることは出来ない。他エージェントから応募していない企業は当社から応募出来る。」

と説明を受けました。

エージェントAから応募した企業の選考は結果として落ちてしまいました。

もちろん、最終的には私の職歴や話し方が応募企業とフィットしなかったことになり、転職エージェントAに責任を転換するのは違うでしょう。

しかし、もしエージェントBから応募していれば…と悔やんでしまいました。

これから転職活動をする方は、どの転職エージェントから応募するか、慎重に見極めてください。

私が思う良い転職エージェントの見極め方を後述で紹介します。

(転職活動のルール2)数年間落ちた履歴が残る会社もある(一定期間後再チャレンジが難しい)

これから転職活動をされる方で、選考を受けて落ちた際、

「どうしてもこの会社に行きたい…!」

と数年後の再チャレンジを検討される方もいるのではないでしょうか。

しかしながら、企業は、数年間、選考者の履歴を残している場合もあります。

落ちたということが履歴に残っているということは選考でマイナスポイントになりえます。

そのため、志望度が高い企業を受けたい場合、ご自身の経歴と企業の求人ニーズがあまりにも乖離している時には注意が必要になります。

数年後、再チャレンジしようとしても、ハードルが高くなるからです。

実際、私は1回目の転職活動で受けてダメだった企業を数年経った2回目の転職の際に受けました。

その際に、選考企業の人事から、

「数年前も受けられていますね」

と言われびっくりしました。

選考結果も見事書類で落ちました…。

これから転職活動をされる方は、再チャレンジは難しい場合もある前提で選考する企業を選んでください。

実は、正式な選考以外に、自分の職歴と希望する企業の採用とフィットするか確認方法があります。

言い換えれば、選考をせずして選考をしてもらう方法です。後述で紹介します。

以上、私が転職活動を通して知ったルールになります。

これから転職活動される方は、良い転職エージェントとの見極め方と選考をせずして選考をしてもらう方法が気になったかと思います。

良い転職エージェントにお願いすれば選考をせずして選考をしてもらえることもあります。

良いエージェントの見分け方と、選考をせずして選考してもらう方法

私が転職活動をして頼りになった転職エージェント方の1つの特徴として応募企業の人事とツーカーであることがあげられます。

こういった転職エージェントは、企業の具体的な人材要件や内定者の特徴といった採用の重要情報を人事から掴んでいるんですね。

このような転職エージェントと出会えたらラッキーです。私も運よく出会うことができました。

私はその転職エージェントに、

「私が仮に選考を受けた場合内定するか」

を、希望企業の人事に感触を探ってもらえました。

感触が良くなかった企業の選考は避けることが出来ました。

転職エージェントが人事に感触を探る際は、私の具体的な職歴や個人情報は開示されません。正式な選考はないため、将来また選考を受ける機会があっても傷を負わずに済みます。

なので、ぜひ転職エージェントに、

「企業に口頭での感触を探ってもらえないか」

とお願いしてみてください。

選考企業の人事と関係性をきちんと構築しているエージェントであれば対応してくれるはずです。

これから転職される方は希望の企業があれば、転職エージェントにその企業の人事との関係性を確認してください。

記事一覧

●転職の知恵
絶対に知って欲しい転職の失敗、ミスマッチを防ぐ方法

●転職の失敗
転職の失敗1:追い込まれた精神状態で選考を進めた
転職の失敗2:転職活動の暗黙ルールを把握していなかった
転職の失敗3:転職エージェントを理解していなかった
転職の失敗4:転職サイトの特徴を理解していなかった
転職の失敗5:転職エージェント無しで選考を進めた
転職の失敗6:未経験なのにシニアの職位で入社してしまった
転職の失敗7:転職直後にやばい会社だと気づいたのにすぐに転職活動しなかった
転職の失敗8:転職先で干されまくった
転職の失敗9:自分のやりたいことばかりを考え選考にのぞんでいた
転職の失敗10:コネ選考で楽勝と思ったけど甘くなかった
転職の失敗11:社長から内定と言われたが内定取消になった
転職の失敗12:転職直後のスタートダッシュでコケた
転職の失敗13:会社名の大切さを認識していなかった

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