記事一覧
読書の時間 生きる時間
Bluetoothイヤフォンを使って人と電話をしながら最寄り駅前まで歩いた。駅に着きそうだったけれど話が終わらないので仕方なく少し立ち止まって路面に本棚を並べる古本屋を覗いて本を手に取った。
「死刑のための殺人ー土浦連続通り魔事件・死刑囚の記録ー」(新潮社)だ。
ハードカバーで150円。小銭を払って何気なく読み始めたらこれが面白い。どんどん読んでしまう。
元々ノンフィクションが好きだ。これについ
世界に散り散りになった同級生、日本にいたらきっと窮屈だったに違いない同級生が幸せそうにしてるの見るの好き。
積ん読は続くよどこまでも、じゃないんだけど、本読んで出てきた次に読みたい本を、古本でもポチッと気軽にフットワーク買えるくらいは稼げていることは誇りに思える。本を読みたい気持ちと時間とそのためのお金はやっぱり重要。
ナウシカともののけと千尋とゲド。ゲドは観ない。千尋って呼び捨てしてる自分にハッとする。ナウシカは大丈夫。観れるかな。観るならナウシカともののけ。
在宅勤務の何がいいって、これまでほぼ目にすることができなかった平日昼間の猫の生態を見られるのが最高
ピンとくるものをじっと見る
迷うとき、自信がない時、心許ないとき。気持ちは川に流されている。濁流かゆるやかなのか、雨なのか晴れなのか、暑いのか寒いのかは状況次第だけど、いずれにしても川に流されてる私。を見ている私を見ている。
立ち止まりたい。視点を固定したい。確かなものが欲しい。流されないように。そう思う時に頼りになるのはピンと来るものだ。「これだ」まで行かなくても「あれ?これかも」でも良い。前進とか上達なんて大それたこと
控えめに言って遭難中
最近思うこと。もうね、いろいろ訳がわからないです。身も蓋もないのですが。
全部コロナのせいだと言えば1秒で終わっちゃうんだけど、全然そんなことない。40代前半という年齢、なんとなく人生折り返した気持ちがすること(というか気分的には一気に終盤な気もする)、転職したこと、体力とか見た目とか気力とか寝ないと無理とか、もういろいろ。
そこに加えて、コロナが来た。ドーンと一時停止ボタンが押されて、暮らし
コロナが近所にやってきた
と書き出すと、「身近で陽性患者が出たのか」と思われるかもしれないがそうではない。いや、いるかもしれないけど、今はまだ何も明らかにはなっていない。
ここでいう「近所にやってきた」は、世界の、日常の、生活の、毎日の中に空気のようにいついてしまった宇宙人のようなコロナについての話だ。
日本が封じ込めに成功したかどうかはまだ断定的な言い方は出来ないけれど、少なくとも3.4.5月の日本はコロナに立ち向か
「男はつらいよ」極私的ランキングとメモ(更新中)
1 「続・男はつらいよ」(1969)
ミヤコ蝶々 山崎努
圧倒的な面白さ 最高の第2作
2 「男はつらいよ」(1969)
志村喬
結婚式すごい第1作
3 「男はつらいよ 純情編」(1971)
宮本信子 若尾文子 森繁久弥
コメディ色強いが切なさも強い
さくらとの別れのシーン
バランスの取れた1作
4「男はつらいよ 望郷編」(1970)
井川比佐志 機関士
「本の読み方 スロー・リーディングの実践」平野啓一郎
を読んだ。
2006年の本が2019年に文庫化されたもの。全然知らなかった。なんでか、忘れたけど、買って、届いて、読んだ。面白かった。
コロナ自粛期間中に出会ったことは大きかったかもしれない。映画館にも行けず飲みにも行けず人とも会えず家の中にいて、でもテレビをつける気にはなれなかった。流行りの配信ドラマとか観ていなかった映画を観ることになかなか気持ちを裂けなかった。なんでなのかは、よくわからな