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コロナが近所にやってきた

と書き出すと、「身近で陽性患者が出たのか」と思われるかもしれないがそうではない。いや、いるかもしれないけど、今はまだ何も明らかにはなっていない。

ここでいう「近所にやってきた」は、世界の、日常の、生活の、毎日の中に空気のようにいついてしまった宇宙人のようなコロナについての話だ。

日本が封じ込めに成功したかどうかはまだ断定的な言い方は出来ないけれど、少なくとも3.4.5月の日本はコロナに立ち向かおうとした。そしてそれを経て今また新しい毎日が始まろうとしている。というか始まっている。

安全と安心は違う、と誰かが言っていたけれど、個人的には「どうすれば安全かだいたい予測がついてきたから安心感が増してきた」実感がある。外にも出てるし、人にも会ってるし、吊革もドアも触るけど、とにかく目や口を触ったりご飯を食べる時にはアルコールで必ず除菌している。基本はたったそれだけ。

今の課題は、「外ではなく中」がマジョリティになって、「外交ではなく内省」に重きが置かれて、「広さではなく深さ」を大切にする生活様式が心地よくなった今、どのようにオフィスと、レストランと、夜の街と付き合えばいいのか。その距離感とか、切り替えスイッチとかのスピード感がわからなくなっている。ますます、自律神経が重要だ。わ。

身体と精神のコントロールが大切だな。楽しさと刺激と安心をうまく調合したい。でもコロナ前よりも、楽しいような気はする。

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