記事一覧
「V字回復」の勘所(後編)
こちらのnoteは運用チームメンバーが“自由に”リレー形式で書いているものです。
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前回は、株価を表現するシンプルな公式「EPS(1株当たりの純利益)×PER(株価収益率)」を紹介したうえで、EPS(現状の利益)とPER(将来の期待)の両方を高める「V字回復」について、お話しさせていただきました。
今回は、どんな要素があれば「V字回復」を成功
「なかの日本成長ファンドが「ベンチマーク」を置かない理由
~インデックスに勝つことを目指すのではなく、企業価値を底上げし、ファンドの絶対リターンを長期でデザインする~
こんにちは。本当に暑い日が続きますね。みなさま、お体をご自愛ください。なかのアセットの運用部の山本 潤です。
今回は、なかの日本成長ファンドがベンチマークを置かない理由について解説します。
相対リターンではなく、絶対リターンを目指すファンド
当ファンドは真のアクティブファンド
果てしない物語☆製品価格の持続的上昇☆~半導体製造装置の場合~
こんにちは。暑い日が続きます。お体ご自愛ください。なかのアセットの運用部の山本です。
今回は、クオリティ・グロースの実例です。製品価格の長期かつ持続的な上昇について、半導体製造装置を例にとってご説明いたします。
「クオリティ・グロース投資とはなんぞや?」については、パンローリング社から2024年3月に出版した書籍があります。タイトルは、ずばりそのまま「クオリティ・グロース投資入門」です(笑)
「V字回復」の勘所(前編)
こちらのnoteは運用チームメンバーが“自由に”リレー形式で書いているものです。
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株価には色々な分解の仕方がありますが、シンプルな公式に「EPS(1株当たりの純利益)×PER(株価収益率)」というものがあります。
ご存知の方も多いかと思いますが、これは企業が稼いだ「利益」に対して、市場がその利益の何倍の株価で売買しているかを表したものです。
「自由」そして「イメージの世界」 No.4 ~ 業績予想に向けて
こちらのnoteは運用チームメンバーが“自由に”リレー形式で書いているものです。
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「まさか本当に結界を破壊するとはな。」「なんでこんなことを。。。」
「カンネがかわいそうだったからね。魔法は自由であるべきだ。」
「魔法はイメージの世界だ。水を操る魔法使いに雨の中で勝てるイメージができる?」 # 出典: 葬送のフリーレン 第45話
―「魔
なかのアセット 全銘柄開示に賭けた想い ~圧倒的な誠実さで向き合いたい~
「クオリティ・グロース投資入門」(第4回) ここまでのまとめ
なかのアセットの運用部の山本です。このnote連載も4回目となりました。わたしのnoteは、なかのアセットのnoteの「マガジン」として「クオリティ・グロース投資入門」に「格納」されています。
マガジンのリンクはこちらになります。↓
https://note.com/nakanoam/m/m42fa600a1080
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晴れ、ときどき台風 (第四回) 「構造的円安論」 居林 通
貿易収支と経常収支を比較すると
経常収支がより大きな範囲をカバーするのはご存じの方も多いと思います。 問題は、為替に与える影響(円がドルになる量、ドルが円になる量)が貿易収支と経常収支では全く異なることです。 今回は、意外に中身を見ることの少ない、「経常収支」が為替市場に与える影響を理解して頂き、なぜ私が「構造的円安論」を唱えているのかをお判りいただければ幸いです。
貿易収支はモノの売買の結果
なかのアセット 晴れ、ときどき台風 (第三回) 「株価の中身を理解する」 居林 通
前回のコラムでは、株価は(一部の)他人が決めるもの、ということを強調してお話ししまた。
しかし、株価は他人が決める、と言っても何も根拠がなくて株価が偶発的に決まっている訳ではありません。では、株価は何に基づいて決まるのでしょうか?
筆者は株価の決まり方には3つのパターンがあると思っています。
1) 株価が(近い将来の)利益によって決まっているパターン、
2) 株価が企業の純資産(資産から
なかのアセット 晴れ、ときどき台風 (第二回) 「株価とはどうやって出来るのか?」 居林 通
定義から言えば、株価は企業の「価値」を示すものです。 それは、たとえば車の価格が車の「価値」を示しているのと同じです。 しかし、株式の「価格の決まりかた」そして、「株価の変化」がその後、投資家に与える影響というのは、車を買った場合と大きく異なります。
株式投資の入り口で非常に多くの方が非常に戸惑う点なので、丁寧に解説してゆきたいと思います。
まず、ある株式を買う、となった場合には、基本的には
アクティブシェアについて
皆さま、こんにちは😊
本日はファンド運用レポートに登場する、「アクティブシェア」について解説します。
動画による解説はこちら↓
アクティブシェアとは?アクティブシェアとは
ファンドが保有する銘柄・割合と、参考指標が保有する銘柄・割合が、どの程度異なるのかを示す指標です。
参考指標が保有する銘柄を、全く保有していない場合
→ファンドのアクティブシェアは100%💎
参考指標と全く同じ銘柄
なかのアセットといえば、骨太エンゲージメント ~優れた倫理と優れたビジネスは同じもの~
みなさま、こんにちは。
なかのアセット運用部の山本 潤です。
公募投信の行うエンゲージメントって何?
わたしたちが投資先や投資候補先に対して行うエンゲージメント。しかしながら、「エンゲージメント」とは何でしょうか。簡単にいえば、「価値の共有と向上のためにしっかり企業と対話をしていく」ということです。
エンゲージメントをわたしたちがする意味は、それが長期的な企業価値の向上に貢献できるか
「自由」そして「イメージの世界」~ 個人投資家宣言のこと(3)
こちらのnoteは運用チームメンバーが“自由に”リレー形式で書いているものです。
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「投資において大切なのは、技術以上にものの考え方」 と過去2回のnote コラムで何度か繰り返しました。
ちょうど、運用部長の山本潤も、「投資を文化に!なかのアセットの挑戦」において
―投資のハウツーだけを考えていても、結局のところ、投資とは何かとい
投資を文化に!なかのアセットの挑戦
投資の役割
投資のハウツーだけを考えていても、結局のところ、投資とは何かということは、わかるようにならないでしょう。「投資のありがたみを人として感じる」という経験をすることで、はじめて、「投資の本当の意味がわかった」ということになるのかもしれません。
たとえば、投資があって、初めて、株式会社は社員を雇え、固定給を払うことができます。 固定給がある状況で、組織はやっと長期のデザインを組むこ
なかのアセットといえば、クオリティ・グロース投資
みなさま、こんにちは。なかのアセット運用部の山本です。
長期運用の専門家が育たなかった日本
新NISA制度が始まるなど、株式投資は国民にとって、随分と身近なものになりました。わたしが証券業界に入ったのは土地バブルの絶頂期1990年でした。わたしのファンドマネジャー歴は1997年に始まりましたが、走馬灯のように時は流れ、運用歴は20年をゆうに超えました。
ただ、日本の運用業界の高度化