62歳パパの子育て。親子で観るのにオススメな映画はコレ
4月7日(日)の朝、
「パパとママと、どっちと映画みたい?」とママが聞くと、
「パパ!」と即答。
嬉しいねー。俺は55歳以上のシニア割で1,100円で鑑賞できるしね。
何を聞いても「ママー!」と元気に答える息子が、なぜか映画となると「パパ」という。YouTubeも、やたら「パパ見てー!」と俺の膝の上に乗って何度も繰り返していう。面白くない動画に、「ねえ、パパ、おもしろいでしょ!?」と感情を共有したい気持ちの延長戦上にあるのだろうか・・・
今回息子と2人で鑑賞した映画は、去年のクリスマスイブ、息子と2人で「パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー日本語吹替版」を鑑賞した際、予告編を観た息子が、
「パパ、コレもみたい!」と言っていた映画。
病み上がりの俺にはピッタリの映画だった。喜ぶ息子と映画から元気をもらえた。
それは、1時間 22分のコメディ/アドベンチャー 映画、『FLY!/フライ!』。渡り鳥なのに一度も移動したことがないカモの家族が、ニューイングランドからニューヨークを経てジャマイカへ移住しようとするストーリー。あの『ミニオンズ』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のイルミネーション製作だ。
家族3人でワールドポーターズ内にあるイオンシネマ みなとみらいへ。
ファミリーで来ている人がほとんどだったが、笑いのツボが子供と大人で違うのが面白かった。日本語吹替版の声優陣も良かった。父親のマック役が堺雅人、母親のパム役が麻生久美子、ハト集団のリーダーチャンプ役がヒコロヒー。
「一度くらい冒険しましょう!」「一歩踏み出すのは怖いかもしれない。でもその価値があるわよ」って母親パムのセリフ。22年前の1996年、俺が何のために唯一無二の旅行会社を立ち上げたのか初心を思い出させてくれた。
目の前に手すりがあって、ADHDの傾向のある息子は何度も手すりにつかまって立ち上がって落ち着きがない。「座って観ろ!」と小声で手を引っ張って座らせる俺。それでも、ハラハラドキドキさせてテンポの速い展開に画面から目を離さない息子。今回も1時間 22分の映画に集中していた。飽きさせない工夫が随所に見られた。
25歳の長女を「未空(みく)」と名付けたのは、「未来の空に向かって羽ばたけ!」、23歳の次女の「七海(なつみ)」は「七つの海を渡り歩く広い心を!」、4歳の長男の「颯馬(ふうま)」は、颯爽と風を切って走る馬のごとく走れ、跳べ!」って思いを込めた。実際、モンゴルで人馬一体を体験し風になると、走るというより、大空を飛んでいく感覚に近い。
俺は、映画を観ながら、「鎖で繋がれたサーカスの象」や「飛べなくなったノミの話」を思い出した。自分の機嫌は自分でとって、いつも心は自由でありたい。
62歳になったパパは、自分らしく、昇り龍の如く、まだまだ飛んでみせるよ。息子よ、颯馬らしい自分だけの飛び方をパパに見せておくれ。
LET'S FLY!
映画を観終えると、妻と合流。
今度は何度も行っている屋内型ふれあい動物園「アニタッチみなとみらい」にママと2人で入っていった。前回行った時は雨の続いた土曜日、俺と日曜日はママと2日連続で行くほど、息子は動物とのふれあいが好きだ。
最後に「帆船日本丸」に行くと、16時30分の受付時間ギリギリで受付スタッフがシャッターを閉め始めた。
「えっ!うそ!」と、
呆然と立ち尽くす息子。
「あっ、まだ大丈夫ですよ!」とスタッフさん。
俺が「颯馬と何度も入ってるから、入らなくていいんじゃない?」というと、妻は「入ろ!」って、17時まで開館している「帆船日本丸」に息子の手を引っ張って2人で入っていった。
愛だね、愛。
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