2023.12.16 陶芸体験②
手回しろくろでできる陶芸体験教室。
2回連続の体験教室となっており、1回目は器の形成・素焼きまで行いました。2回目となる今回は焼きあがった器に下絵付をします!
講師は前回に引き続き、守﨑正洋(もりさき まさひろ)さん。
裏向けになっていて分かりづらいですが、
こちらが乾燥させて素焼きした器です↓↓
先生が持ち帰って磨き、素焼きしてくださいました✨
この素焼きした器の肌色(薄茶色)の部分に好きな絵柄を描いていきます!
素焼きした状態で絵付をし、その上から釉薬(ゆうやく)を塗るため、「釉薬の下にある絵付」ということで、この工程を下絵付と呼ぶのだそうです!
先生のお知り合いの絵付職人さんが“ササっと”描いてくださった見本がこちら👀
ササっと・・・・・?
今回の下絵付では呉須(ごす)と呼ばれる絵の具を使います。
呉須はコバルトという、金属が含まれる石を主成分としたもので、釉薬に入れると青くなるのだそう!
呉須で下絵付をしたものは染付とも呼び、中国では青花(せいか)と呼ぶのだとか。
歴史ある技法のようですね💡
具体的にどのような模様が描かれているのか、参考資料を見せてくださいました!
下絵付は塗料がすぐに乾いて色がついてしまうため、描きはじめると消すことができません!やり直しがきかないので慎重に・・まずは鉛筆で下書きをかいていきます。
用紙に書いてみてから下書きにうつる方、そのまま書き始める方、取り組み方は様々でした!
自分でつくった器にお花?文字?動物?何を描こうか迷いますね~~事前に描きたいキャラクターやイラストを決めてきているお子さんも👀!
下書きができた人から絵付を始めていきます!
筆の太さも種類があり、それぞれに描きたい絵柄やイメージに合わせて選んでいました✨
ただただ下書きに沿って描くだけではなく、絵の具の濃さも使い分けることがポイント💡
輪郭は濃い絵の具と細筆でしっかり、中は水でうすめた絵の具でサッと、など、メリハリをつけて描いていくとより立体的で趣のある作品に仕上がります!
黙々と描き進めて・・・完成!
細かくて繊細な作業、なんだか、没頭してしまいますよね!
小学生の子は『幸』『福』『優』の文字を並べていました。
とても温かい気持ちになります😊
「ご利益がありそう!笑」と拝ませてもらいました笑笑
こちらはゲームのキャラクター!
ひとつひとつ忠実に、そっくりに描かれています。
なんて器用なのでしょう!?
そして内側にもイラストが描かれているのですが、濃淡で影を表現しており、先生は大絶賛でした!
お手本にならって、お花を描いている方も。
濃淡の使い分けや、細かな筋まで上手ですね✨
クリアファイルを見本にしている方を「何を描かれているんだろう・・?」と眺めていたスタッフ。完成を見て、「すごーーーーーー!」と声をあげてしまいました笑
大怪獣ゴ〇ラ!!!!!陶器とゴ〇ラの組み合わせもGOODですね!
子どもも大人もそれぞれに個性が出て、作品の仕上がりが違ってくるので、面白いですよね!他の方の作品を鑑賞して、感想を口にしておられました✨
1回のみの方には、形成までを体験いただきます!
「しずくのような形にしたい」と具体的なイメージを持って参加してくれたお子さんがいました。満足のいく作品ができたでしょうか!?
2回にわたって行われた陶芸体験!
本来であればこの後、釉薬をつけてさらに焼き、上絵付をし、さらに焼き、といった工程を繰り返すのだそうです。
作品によっては数十回焼くものもあるのだとか!?
トイレの便器や湯飲み、お皿、セラミック、何気ない日常には陶器があふれています。このひとつひとつに大変な手間がかかっているんですね😌
「想像通りの器がつくれて、初めての経験で楽しかった」
「説明がわかりやすく、実際やってみてとても楽しかった」
と感想をいただきました🤗
お子さんにものづくりの体験をさせたい、と考えて参加してくださった親子も数組いらっしゃったようです!
貴重な体験として、思い出の一つにしてもらえたら嬉しいです✨
講師の守﨑さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!
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