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医療情報

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Rの使い方:医療統計入門

Rの使い方:医療統計入門

R初心者に簡単に説明

統計ソフトって高いですよね。

さらにJMPなどでは有料なのにできない解析があります。

RやEZRなら無料で使用することができますし、望んだ解析のほとんどをすることができます。

Rはとても優れた統計ソフトですが、コードを理解する必要がありとっつきにくいのも事実です。

私もRに慣れるまで苦労しました。

特に私は医療系の研究をしているので、きれいなデータを使えることは少

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コロナワクチン接種しました

コロナワクチン接種しました

コロナワクチン接種しました

「コロナワクチン打ってどうだった?」

と不安に思われる方多いのではないでしょうか。

結論から言うと副反応はありましたが、打ててよかったなという感じです。

この記事ではあくまで私個人の一体験を紹介します。

正確な情報はこびナビなどをご参照ください。

 

ワクチンを打つまで私の病院では1日に各部署・診療科ごとに数人ずつ、1回目・2回目どちらも予約をしてワクチン

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臨床研究に参加するためApple Watch買いました

臨床研究に参加するためApple Watch買いました

臨床研究に参加するためにApple Watch買いました新型コロナウイルス感染症拡大にともない、健康への関心は高まっているのではないかと思います。

Apple Watchで心電図や血中酸素飽和度を測定できるようになり、自分自身の健康を保つ助けとなっています。

このようにヘルスケアデータを家庭でも簡便に得られるようになりましたが、実際の医療に活かすためにはその中から情報を抽出し、応用する必要があ

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EARLY-AF

EARLY-AF

背景ガイドラインでは、心房細動患者にカテーテルアブレーションを検討する前に、1種類以上の抗不整脈薬の試験を行うことが推奨されています。

しかし、洞調律の維持には第一選択のアブレーションの方が効果的な場合があります。

 

方法症状のある発作性心房細動の未治療患者 303 例を、クライオバルーンを用いたカテーテルアブレーションを受ける群と、初期抗不整脈薬治療を受ける群に無作為に割り付けました。

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AF初期治療としてのクライオアブレーション

AF初期治療としてのクライオアブレーション

背景薬物療法に反応しない症候性発作性心房細動患者においては、洞調律の維持には抗不整脈薬よりもカテーテルアブレーションの方が有効です。

しかし、初期治療としてのクリオバルーンアブレーションの安全性と有効性は確立されていません。

 

方法この研究は、多施設共同試験です。

これまでにrhythm-control therapyを受けたことがない発作性心房細動を有する18~80歳の患者を対象に、抗

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