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李白「静夜思」。夜、山月を見て頭を上げ、そして故郷を想い頭を下げる。⛰🌕☹
またまた「中国古典名言辞典」より。
只今、「唐詩選」のところ。
頭を挙げて山月を望み、頭を低れて故郷を思う。
挙頭望山月 低頭思故郷 (五言絶句 李白「静夜思」)
寝台の前に月光がさしている。その白く輝く光を、地の上に霜が降ってきたのかと疑ってみた。思わず頭をあげて見れば、山の上に月が冴えている。その月を見ると、また故郷のことが思い出されて頭をたれる。月の光、地上の霜、頭をあげる、頭をたれる、すべてが心理の動きをそのまま自然に述べている。
李白→701年~762年。唐の時代の詩人。中国詩歌史上において、同時代の杜甫とともに最高の存在とされる。「詩仙」と称される。
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「静夜思」李白
床前看月光 疑是地上霜
挙頭望山月 低頭思故郷
「唐詩選」をちらちら見てると、
故郷を想う詩がわりと多くみられる(気がする?)けど、
昔の人はその想いが強かったんだろうなー。
今みたいに、
すぐに移動できないだろうし、
中国は広そうだしな。
その強い想いを、
全然理解することはできない。
どれほどの郷愁だったのか。
「静夜思」とあるが、
もうそんなに静かな夜というのも
過ごしてないな、なんやかんやあるし。
今まで故郷を離れ、
いろいろ住んだけど、
ホームシックを感じたこともなかったなー。
もし仮に、日本がなくなって、
他国での生活を余儀なくされたら……
どうだろうかな???
たまには、
静かな夜に、山月を眺め、
想いにひたりたい。よーな。
ということで、李白「静夜思」ですた~。
★\(^^)/☆
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