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2024年7月、「うつ病」と診断され3ヶ月の休職に。そのわずか20日後に子宮頸がん、子…

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2024年7月、「うつ病」と診断され3ヶ月の休職に。そのわずか20日後に子宮頸がん、子宮体癌の告知を受ける。自分の心が折れない為の日々の記録。

最近の記事

歯科検診と歯にまつわる思い出

8月19日(月) 休職47日目今日は歯科検診で11時から近所の歯科医院へ。 天気は雨が降りそうで降らない曇天。 猛暑は免れたが、歩いて100メートルちょっとの距離なので徒歩で行く。 子宮頸部の円錐切除術のため、22日から二泊三日の入院が決まり、全身麻酔を行うので予め歯科健診を受けて下さいと病院の婦人科外来から説明を受けていた。 手術後の合併症予防の目的らしい。 前回検査結果を聞きに行った日、「検診にあたっての紹介状を書きますのでかかりつけの歯科医院を教えて下さい」と言われ

    • MRI検査の結果など

      8月13日(火) 休職41日目今朝は6時半に起き、ベッドパットやバスマットの漬け置き洗いをしている間1回目の洗濯を始める。軽く朝食をとりながら窓から空模様を確認。天気はよさそう。片付けて洗濯物を干した後、先程の漬け置き洗いを洗濯機に入れ、出かける支度をし、朝9時にお寺の位牌堂に行く。位牌周りの掃除、仏花と果物、お菓子をお供えしてきた。 帰宅し二度目の洗濯物を干してから少し休む。 こういうちょっとした休憩時間は大事。 冷蔵庫で冷やしていた果物がゴロゴロ入ったゼリーを食べる。冷

      • お墓参り

        8月12日(月) 休職40日目今朝は5時前に起き、お墓参りに行った。 家族揃ってのお参りはいつぶりだろうか。今までは帰省したタイミングか、全員の生活スタイルがバラバラだったりでそれぞれが行けるタイミングでお墓参りをしていた。 外はまだ夜明け前の薄暗さの中ヒグラシが鳴いている。 先祖のお墓は自宅から近いが少し山手にあり、参道は竹林の間を進む緩やかな上り階段になっている。一段の高さが10cmもない幅の広い石段なので小さな子供の足では一段を一歩で上るのは大変な造りだ。 大人でも

        • 自分で自分を信じてやる事

          8月11日(日) 休職39日目昨晩は薬なしで寝付けたが、夜中3回くらい中途覚醒。寝たり起きたりを繰り返し、日中ずっと眠たくて仕方なかった。 食べられる量は先月より増えてきたが、そもそも日中の消費カロリーが少ないのであまりお腹が空かず朝昼で一食、夕で一食の一日二食になりつつある。 せめて頭を使うなり出かけるなりすればエネルギーを消費するのだが、まだ気力が回復しないようで通院(とそのついでに買い物)以外で出かけたいと思わないし、文字や映像などの視覚情報が入ってくると集中できない

        歯科検診と歯にまつわる思い出

          患者の視点で見えたもの

          8月6日(火) 休職34日目眠れない。 寝付けないし、寝付けても1時間くらいで目が覚めるので寝た気がしない。 …どうせなら受験生の頃に欲しかったな、この症状。 今日はクリニック受診の日。 ほぼ眠れないまま朝を迎えた割に眠気やダルさはないが朝8時前まで体が起こせなかった。昨日の夜からずっと頭が痛い。 何だか休職直前の頃の体調に逆戻りしているみたいだ。 今メンタルの方を診てもらうために通院しているクリニックは自宅から車で7〜8分程度。2週間ごとに通っているが、こちらは検査や手

          患者の視点で見えたもの

          3歩進んで2歩下がる

          8月5日(月) 休職33日目8月1日から4日までは日記はお休みなのでざっくりとだけ。 1日は翌日の検査結果を聞くのが不安だったのか気分が落ち着かず不眠のまま翌朝を迎え、2日は朝からMRIの検査結果を聞きに病院へ行き、追加でまた検査になった。 (※2日のMRI検査の結果についての内容は今下書きに書きかけて途中になっているが、結論から言うと子宮周辺の臓器や骨盤、肺やリンパ節には画像で見る限りの癌細胞は見られないが、今後手術を二度にわたって行い、最終的に子宮は全摘出の予定。) 2

          3歩進んで2歩下がる

          母の誕生日と我が家の話

          7月31日(水) 休職28日目※この日記は翌日思い出しながら記録している。 朝から頭痛がひどく、しかも夜なかなか眠れず体調不良。昨日の検査の造影剤の副作用だろうか? 気分も優れず家事は最低限のみにとどめ、ほとんどベッドから動けなかった。日中はずっと考え事をしていたが、途中で気分が沈み涙が出てきた。つくづく自分は親不孝だなと思ってしまう。 (体調)食欲は2日前から戻りはじめているのか、空腹感はある。ただ、食事を積極的に取ろうという気力はまだ湧かず、何が食べたいという気持ちも

          母の誕生日と我が家の話

          子宮癌告知後(腹部、骨盤部MRI検査)

          7月30日(火) 休職27日目昨晩はなかなか寝付けなかった。 そして思考がパタリと止まったまま午前中は何も手につかないまま時間だけが過ぎた。 出血も止まった今、他に何の自覚症状もないため本当に自分は癌なのか、あの告知は自分の身に起きた事なのか、まだ事実を事実として受け止めきれていないのかも知れない。 でも確かに、手元に検査結果の通知はある。 想定外だったのは子宮体癌だけでなく、子宮頸癌も両方併発していたことだった。 最初のクリニックでの細胞診の結果は、子宮頸部、子宮内膜

          子宮癌告知後(腹部、骨盤部MRI検査)

          青天の霹靂

          7月29日(月) 休職26日目明け方4時半目が覚める。ブロチゾラム1錠服用で様子をみたが1時間くらいで効き始め、約5時間で目が覚めた。一度トイレに行こうと立ち上がるが眠気とふらつきはある。薬が抜けておらずまだ眠れそうなので二度寝する。二度目は5時半頃に目が覚めた。 今日は検査結果を聞きに病院へ行かなければならない。 無意識にも気になっていたのだろう。気分は落ち着かないし身体が重い。休み始めた当初くらいの体調の悪さ。食欲もなく、朝は珈琲一杯、稲荷寿司2つとお吸い物のみ頑張っ

          青天の霹靂

          甥っ子と私

          7月28日(日) 休職25日目妹一家と午後まで過ごす。 甥が赤ちゃんの頃からお風呂上がりの保湿、歯磨き、爪切りは私の役目。 子供が苦手だった私は、甥っ子が産まれてから価値観が180度変わった。 甥が産まれた瞬間、心の底から赤ちゃんを可愛い、愛おしいと思った。 そういえば、妹のお腹の中にいる頃からよくしゃっくりをしている子だった。産まれてからは小さな身体で一生懸命呼吸して生きている姿に涙が出そうになったっけ。人並みに自分にも母性はあるものなんだな、なんて頭の片隅で思ったもの

          甥っ子と私

          心の栄養

          7月27日(土) 休職24日目昨日の晩は人生初の眠剤(ブロチゾラム)を服用。私は比較的なんの薬でも副作用に眠気が強く出るタイプなので、1錠を半分に割って0.125㎎にして試してみた。割線がある錠剤なので自分でも綺麗に割れる。 服用して丁度1時間くらいしてきたらうとうとしてきた。「あ、寝れそう」と思った瞬間に寝るのが良い。記憶が確かなら11時30分くらいから深夜3時半くらいまでは眠れた。 中途半端な時間に目が覚め、そこからは眠れない。 朝は6時過ぎに起きてリビングに行ったら

          心の栄養

          週末の来客

          7月26日(金) 休職23日目昨日の晩も眠れず。3日連続不眠となると増量された抗うつ薬の影響しか思い当たる節がない。寝不足でなんとなく調子は悪いが、今日は妹達が遊びにくる。朝のうちに洗濯機を回し、掃除機をかけていたら息切れしてしまった。一旦涼しい部屋に退避。朝はお茶漬けとお漬物をのんびり時間をかけて食べる。まだ7時台なのに外はもう気温が高い。 11時前、妹と甥が遊びにきた。甥の背がまた少し伸びたような気がする。聞いたら120cmを超えたようだ。小学校で一学期の通知表と体力測

          週末の来客

          自分と向き合う時間

          7月25日(木) 休職22日目2日連続で夜寝付けず昨晩もほとんど眠れなかった。1時頃に寝付けたと思うが深夜3時半くらいに中途覚醒してそこから眠れず… 何でだろう? 考えられるとしたら夕食後に飲む抗うつ薬が増量したからかな。 自分が飲んでいる薬の添付文書を調べると副作用に胃腸障害や眠気などがあったが、人によっては不眠などがある、と書いていた。 うつ病は脳のセロトニンという伝達物質が減少してしまうことで気分的な落ち込みや不安症状に繋がるらしい。今私が処方されている薬はセロトニ

          自分と向き合う時間

          不眠再来?

          7月24日(水) 休職21日目昨日はなかなか寝付けず、深夜1時頃眠りについたが1時間半くらいで目が覚めてしまう。再び寝かけたが、夜中の3時半頃にゴロゴロと雷鳴が響き、そこから土砂降りになった。しばらく降り続いたので音が煩く結局朝まで眠れず…。 仕方がないので6時過ぎに起き、涼しいうちに家事をする。 睡眠が足りていないとかなり体調に響く。少し動くと動悸がし、頭が重く頭痛がする。 婦人科から処方された抗生物質を毎食後5日間飲みきらないといけないので頑張って朝食をとる。昨日薬局

          不眠再来?

          ビニール傘越しの視界

          7月23日(火) 休職20日目今日は11時予約でメンタルクリニック受診の日。 体調はまずまず。 昨日の具合の悪さを引きずっていたらどうしようかと思ったが、頭痛もふらつきもない。 予防のために朝目眩の薬を服用した。 運転が難しそうなら父がクリニックまで送ると言ってくれていたが、週一の買い物もしたかったし、支障はなさそうだったので大丈夫と断った。 2週間前より頭もクリアだ。 過去の経験談だが、うつの症状が悪化すると、もう自分の周りの景色からして外部と隔絶されたように見えるし感

          ビニール傘越しの視界

          恐怖の手術(子宮鏡・子宮内膜掻爬術)-後編-

          ※今回の記事と、前回の記事の内容は女性特有の疾患についてのもので、出血や手術の内容、痛みなどの詳細について触れています。 そういった内容が苦手な方はブラウザバックをお勧めします。 話は脱線したが、横向きになろうと身体ごと右を向いて膝を曲げ背中を丸めるような姿勢で寝ていたら看護師さんが戻って来られ、「◯◯さーん、痛み止めの坐薬入れますね〜。ちょっと失礼します」と言われ「え?」と思う間もなくサッと下着をズラされ坐薬を挿入された。 てっきりロキソニンみたいな飲み薬かと思ったらま

          恐怖の手術(子宮鏡・子宮内膜掻爬術)-後編-