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「オマケでロボットが貰えるっつ!?」昭和のインチキ通販その②

「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ165枚目

<「オマケでラジコンロボット」*脚注1  © 2022 もりおゆう 水彩/ガッシュ 禁無断転載>

さて、昭和の怪しすぎ/とんでも通販広告は、、、
「オマケでロボットが貰えるっつ!?」です。
しかも、コードレス。ラジコンなのです!
(昭和の御代でWi-Fiかっつ?)

『オマケがラジコンロボットなら買うのは一体どんな高額商品なのだろうか、、、?』
とお思いでしょうが、ご安心ください。

何とたった500円分の切手か600円の万年筆を注文すれば、おまけでラジコン型ロボットが貰えるという大サービス商品なのです。
これは、まさに目を疑うようなスゴすぎ通販です!(o^^o)💧

このロボットは陸上でも水中でも全進後退左右回転、坂も登り、2体あればロボット戦争もできるという触れ込み! ホンマか〜???(^。^)💧

もう一つ凄いのが、、、
万年筆の前金600円にたった200円足して800円にすれば、ロボットは2台貰えるのです。
スゴスギ〜〜〜〜〜〜〜っ、ロボット戦争ができる〜〜っつ!(^。^)💧 

ですが、「ラジコン型」、、つまりこの「型」という意味がもう一つ僕にはよく分からない、、、(o^^o)💧 

つまり、ラジコンのようなものであってラジコンではないのだろうか??

しかし、操縦機一つで動くと明記されているから、やっぱりラジコンなんだね、、、??? (^。^)💧

その広告画像をここに貼り付ければ一番分かりやすいのですが、著作権法に抵触しますのであいにくできません。

このロボットが万一本物だったら、値段はさておき「これを買ったら万年筆がオマケで付いてきますよ〜」、というのが本来だと思うのですが、、、、(笑)

さて、あなたならどちらにしますか?
切手か万年筆か、、、?
これは究極の選択ですよ〜〜〜〜?(笑)
ま、どっちもやめておくほうが無難です(^。^)💧


*この広告が昭和何年頃のものかが正確に分かりませんので、この500円という価格が今で言ったら幾らくらいなのかが生憎はっきりしません。曖昧な言い方ですが、概ね中学生が小遣いを溜めれば買えると言ったものかと思います。昭和の頃は年々物価が上がっていきますのであくまで参考程度ですが、昭和40年当時のビール大瓶の価格は120円程です。

*上の絵は当時の広告の単なるイメージです(笑)実際の広告を再現したものではありません。
*2.現代では広告を規制するさまざまな法律が整備されています。
けれど、昭和の頃は法も未整備で長い間に渡って「よくこんな物が堂々と本や新聞に載っているな・・・!」と言う商品広告が平然とまかり通っていました。

<©2022もりおゆう この絵と文は著作権によって守られています>
(©2022 Yu Morio This picture and text are protected by copyright.)

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