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【YouTube大学まとめ】異常気象と気候変動①『地球に住めなくなる日』前編

最近異常気象が多いと思いませんか?その原因は『地球温暖化』
地球上で起こった大量絶滅の5回中4回は地球温暖化によってもたらされました。それが今来ている。知らないでは済まない内容ではないでしょうか?


【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!

今日はこの動画!

日本の熊本豪雨は被害額1729億円

みなさんは、2020年の熊本豪雨を覚えていますか?
正式には、令和2年7月豪雨と称されています。
これは、7/3~7/31まで雨が降り続けた、とんでもない水害です。

米カリフォルニア山火事は8100平方㎞ (昨年の20倍)

9月にはアメリカで森が山火事を起こしました。
これは気温上昇からの熱波により、自然発火を起こしたものです。
カリフォルニアではよくあることですが、その規模が昨年の20倍という未曾有の森林火災だったのです。

これらの災害は水と火で対照的ですが、原因は1つ『地球温暖化』

地球温暖化という言葉は、知らない人はいないくらいここ数年騒がれています。ですが、『ただあったかくなるだけ』や『海の水位が若干あがるだけ』そう思っている人が多いのではないでしょうか?それだけの話だと思ったら大間違いです。

原因は温室効果ガス→二酸化炭素

温室効果ガスは、太陽からの熱を地球に封じ込めて、地表を暖める働きのある気体です。
つまり、熱を放散したいのに、それがこもるような気体が地球を覆っているということです。それが主に、二酸化炭素です。

人間活動、経済活動により、今までにないくらい、二酸化炭素が出ています。それが地球を覆い、温度をどんどん上げているのです。それが地球温暖化です。

では、地球温暖化と冒頭の2つの災害はどのような接点があるのでしょうか?答えはシンプルです。

気温上昇により、熱波が生まれる。

温暖化により、気温が40度、50度まであがる国も出てきています。気温が上がれば熱波が起き、自然発火の可能性も高くなっていきます。

海水温上昇が、より大きな雲を発生させ、豪雨につながる

例えば、氷河は白いですから、太陽光を反射していました。そんな氷河の割合がどんどん減ると、海水に直接太陽光が吸収されます。それにより、海水温が上がります。

海水温が上がると、より大きな雲が発生します。

1つ補足ですが、温暖化によって熱波や豪雨が起きるわけではありません。それがなくても、起きていました。ただ、その確率が明らかに高まるというお話です。

自然災害だけではありません。見たことない病気ががんがん生まれます。

地球温暖化で病気も広がります。

これは、今まで、永久凍土で氷の中にあった見たことない細菌やウイルスが出てきたり、温暖化により生態系が変わり、ウイルスもそれに対応するべく進化するからです。

新型コロナウイルスも、温暖化による地球の環境変化によるものかもしれません。感染症が新たに生まれるのは、人間が何かに手を加えた時が多いです。

環境の変化により、紛争が増える

そして、自然災害、病気だけではありません。
これらの環境の変化により、戦争も増えると言っています。

干ばつや自然災害などのピンチに陥った後に、紛争は起こりやすいのです。

つまり、人間社会も、人間の健康も、自然も全て影響を受けるということです。

温暖化で今いる生物がほぼ絶滅する

歴史を見ます。
絶滅ときくと、有名なのは恐竜の存在ですよね。でも、それは一番最近の話(白亜紀末)で、今まで地球上で大量絶滅は5回ありました。そして、白亜紀末だけは小惑星の激突による絶滅でした。

①オルドビス紀末 4億5000万年前→86%が消滅
②デボン紀末 3億8000万年前→75%が消滅
③ペルム紀末 2億5100万年前→96%が消滅
④三畳紀末 2億100万年前→80%が消滅
⑤白亜紀末 6600万年前→75%が消滅

大量絶滅の5回中4回は地球温暖化によってもたらされた

温暖化だけが原因かどうかは議論されていますが、温暖化が深く関わっていることはまちがいありません。

それが今、きていると言う話です。

科学者が政治家に警鐘を鳴らした『京都議定書』

温暖化を語る上で、絶対に知っておかなければいけないキーワード第1位が『パリ協定』です。順に説明します。

京都議定書とは、1997年に、温室効果ガスについて先進国の消滅目標を定めた文書です。簡単に言うと先進国で連携してCO2削減しようということです。

ですが、アメリカは参加しませんでした。『なぜ先進国だけ削減しなければいけないのか』というのが理由です。つまり、これからガンガン来るであろう、ロシア、中国、インドが免除されていたら、追い抜かれてしまう恐怖心があったからです。
当時一番CO2を排出していたアメリカは賛同しませんでした。

大きく変わるのが、2015年『パリ協定』です。

状況がどんどん悪化し、地球全体でCO2削減をしないといよいよやばいぞとなってきました。そこで動いたのがアメリカのオバマ前大統領です。この方が、中国やインドにも協力を仰ぎました。

前回と大きく異なるのは、先進国だけではなく、これから発展する途上国を含む全ての国が対象になったということです。

締結国は159カ国。排出量は約86%
つまり、地球上のほとんどを一気に下げることができるようになります。そして2016年に発行され、4年は出ることができないのでみんなで一丸となって削減目標を立てたと言うことです。

パリ協定の目標『2100年までの上昇を2℃以内に抑える』

2度上がるだけて地球は大きく変化してしまいます。
ですので、0.1℃などがとても大切になってきます。その上で、1.5℃までに抑える努力を追求するのが求められます。

そして、基準は『産業革命』から2100年まで。
これを聞くと、産業革命の時に蒸気機関車とかで大量にCO2が排出されたんじゃないかと思いがちですが、そうではありません。

CO2が劇的に増えたのは『ここ30年』

1990〜2020年の30年間。我々、現役世代が使っているCO2が今、最も地球を苦しめています。そして、地球を覆っているCO2の半分がここ30年で作られたものです。

CO2排出国ランキング 日本は5位

CO2排出国(排出量)
1位 中国
2位 アメリカ
3位 インド
4位 ロシア
5位 日本

これを、人口比で割ったランキングが下になります。

CO2排出国(人口比)
1位 アメリカ
2位 韓国
3位 ロシア
4位 日本
5位 ドイツ

中国は人口が多いので、6位になります。

どちらにせよ、アメリカ、日本、ロシアはどうやってもベスト5に入ります。めちゃくちゃCO2を排出して、地球を汚してるということです。

パリ協定から悪化。改善の目処は立っていない

パリ協定を声高に叫んでも、解決されてる感じがしません。
パリ協定から5年。改善はされていませんでした。

本当ならCO2をゼロにしなければいけないのに、そんなことはできなかった。そのまま5年突っ走りました。

そのことにブチ切れたある少女がいました

前編はここまで!

最後までありがとうございました!

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次回!
日本の環境対策は世界で大批判!?
最も厳しく追求されたのは、『石炭火力発電の輸出』

今、世界で何か起きているのか。乞うご期待!!

後編はこちらから


あとがき

僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。

そしてその内容は、本の要約、解説。

僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。

noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。

これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。

発展途上なので、やりながらどんどんバージョンアップさせて行きます!
応援よろしくお願いします!

参考文献

「地球に住めなくなる日「気候崩壊」の避けられない真実」デイビッド・ウォレス・ウェルズ(NHK出版)


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