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【YouTube大学まとめ】異常気象と気候変動②『世界から批判を受ける日本の環境対策』後編

『地球温暖化』という世界が一丸となって動いている対策を知り、今の僕たち一人一人に何ができるのか。そして、今の日本のイメージはなぜ最悪なのか。知ることから始めませんか?

【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!

今日はこの動画!

パリ協定から何も変わっていないことに怒り、泣いた少女がいました。

その少女の名は『グレタ・トゥーンベリ』
地球温暖化の危機が迫る中、パリ協定から何も解決できていませんでした。そのことに対してグレタさんは怒りました。

今の大人たちは自分たちの利益を確保するためだけに、若者たちの未来を前借りしている。つまり・・・

大人たちが若者たちの未来を盗んでいる。

そう言って、泣きました。

グレタさんは、北欧スウェーデンの生まれで2003年に生まれました。2011年、9歳で気候変動について知り、愕然としました。そのショックのあまり、失言症やいろんな病気を併発しました。

2018年。15歳でその辛い過去をパワーにし、ストライキを始めました。学校に行かず、スウェーデンの議会(日本でいう国会議事堂)の前で看板を持って立ち、『パリ協定の目標値を達成しろ』と訴えました。そして、その様子をインスタグラムやTwitterで拡散しました。

2019年、グレタ現象と称し、様々なところで学校に行かず訴える若者が増えてきました。

トランプ元大統領はパリ協定の離脱を2017年に表明

大統領に就任した翌年に表明しました。理由は、中国やインドに比べてアメリカが損している。これはアメリカの力を削るためのもの、不平等だということでした。つまり、京都議定書の時と同じ立ち位置に立って発言したのです。

これは諸外国だけでなく、国内からもすごく反論がありました。

オバマさんは
『トランプがやっていることは、地球の未来を未定している』

ロバートアイガー(ディズニーのCEO)は大統領の戦略会議のメンバーであるが、『地球の未来のためにならないことには賛同しかねる』ということで、そのメンバーを抜けました。

イーロンマスクも同じタイミングで抜けました。

10の州はパリ協定に遵守したいと言っています。

2020年11月3日にパリ協定から離脱 

トランプさんはあくまでも自国ファースト。
ですが、この日はアメリカ大統領の一般投票日でした。
パリ協定の観点から見るのも面白いのではないでしょうか?
(YouTube大学 動画公開日は2020/9/17)

日本は不名誉な『化石賞』をいただいている。

化石賞とは、地球温暖化対策に前向きな取り組みを見せない国に与えられる不名誉な賞です。

COP25という、パリ協定を締結している25カ国から名指しで批判されています。各国目標を日本が低い値で提出しており、それをもっと下げれるだろうという見解でした。

そこで非常に厳しい立場になったのが、小泉進次郎環境大臣です。

日本の政府の方針があり、下げられない状況でした。

最も指摘された石炭火力発電の輸出

これは、大量にCO2をだします。さらに、この仕組みは1回作ったら、何十年も使わないとコストが採算合わなくなってしまうので、何年も使うのが原則になります。つまり、何十年もCO2を爆発的に出し続けるということです。そして、そのものを自国で使うだけでなく、アジアに輸出して大量に作らせていることが大問題です。

日本の言い分は『高効率石炭火力発電』

つまり、かつてのものより圧倒的に高い日本の技術で作られていて、効率がいいので、前と比べてものすごく少ないCO2排出量ということです。

ですが、そんなことを世界の人たちは見てくれません。

天然ガス火力発電に比べて2倍のCO2が出ているからです。

ですが、日本は否定するわけにはいきませんでした。

『石炭火力発電の輸出』はアベノミクス成長戦略の主力だからです。アベノミクス3本の矢の3本目がこれです。

ですので、小泉さんが否定してしまうとアベノミクスを否定することになってしまいます。国家としては輸出は絶対的に進めたいことなのです。それは、世界から否定されているのです。

我々が知っておかなければいけないことは、
『今まで石炭火力発電を輸出していたということと、世界から見てすごく悪く写っているということ』

ですが、悪いことだけではありません。

私たちの電気代は10%上乗せされて払っています。
その上乗せされた10%でやっているのが、

再生可能エネルギーのための開発を進めている。

日本は地球を汚しているというのが諸外国からの今のイメージです。

2020年7月 石炭火力発電を輸出するときの基準を厳格化

脱炭素化、つまりCO2を削減する目処がちゃんと立っているのかをしっかり見た上で、それがわかる範囲なら作っていいというふうにしました。

アメリカと日本は、地球温暖化において注目されている

国がどうやっていくかをしっかり見極めることが大切です。
そして、個人ができることをやっていくことが重要になっていきます。

グレタさんも、いきなりストライキをしたわけではありません。

気候変動を知った時に、まず家族に対して言っています。

『私たちはお肉を食べ過ぎている』
『菜食主義で行こう』
『リサイクルを生かそう』
→ダウンサイクルではなく、アップサイクル。つまり、使わないもので新しいものを作ること。
『飛行機に乗らない』など。

グレタさんはメッセージを発することで人々に気づいてもらおうとした。

一人がやったところでなにも変わらないと思いがちですが、そうではなく、『いろんな人に伝えることができる』

じぶんが行動し、伝えることで、そのことに気づく人がいる。
他の人を行動させることができるのです。

ぜひそこから始めましょう

以上!最後までありがとうございました!

個人的な感想

『地球温暖化』という言葉はよく聞くし、なんとなく意味もわかっていました。ですが、この動画を見て全然知らないことが多いことに気づかされました。

絶滅の危機があることや、世界から見た日本のイメージが悪いこと。日本がやろうとしていること。

そして何より、今もリアルタイムで行われている。
このことを知りつつ、ニュースを見るとまた違って見えてくるのかなと思いました。

僕自身、田舎育ちで自然大好きマンです。その地球を守れるよう小さな一人ではありますが、行動し伝えていきたいと思います!

みなさんはいかがだったでしょうか!
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前編はこちら!
最近の災害や新型コロナウイルスに関連した『地球温暖化』とはなにか。地球上で生物が絶滅した理由のほとんどが地球温暖化のせいだったことなどを詳しく載せています!


あとがき

僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。

そしてその内容は、本の要約、解説。

僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。

noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。

これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。

発展途上なので、やりながらどんどんバージョンアップさせて行きます!
応援よろしくお願いします!

参考文献

「地球に住めなくなる日「気候崩壊」の避けられない真実」デイビッド・ウォレス・ウェルズ(NHK出版)


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