色んな国の人と働いてみて見えた私の価値観
大学を卒業してから、京都の観光地のホテルやトロントのレストラン、現在のオンラインでの校正や翻訳の仕事まで、今まで色んな国の人と一緒に働いてきた。
カナダ人、インドネシア人、ベトナム人、マレーシア人、ドイツ人、台湾人、グアテマラ人、韓国人…。
その都度、お国柄が垣間見えた。
それがとても興味深く、自分だったらこんな価値観を持った人と一緒に働きたい!と考えるきっかけになったのでここに記しておきたい。
もちろん、これはあくまで私が出会った人たちの話であり、私が思う各国のイメージでもあるので、全ての人がそうだとは全然思っていないのでご了承くださいまし(о´∀`о)
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結果を重視するか、過程を重視するか
まず、わたしが出会った欧米、欧州、ラテンの人は圧倒的に『結果重視』の人が多かった。
雇う側も働く側も、結果さえちゃんと出してれば、あとは好きにしていいっしょという感じで、最小の努力で最大の結果を出そうと頑張る人が多かった。
トロントで働いていた時のマネージャーはグアテマラの女性だったけど、
電車が遅れて遅刻します本当にすみませんというメッセージを焦って送っても『りょ』で済むし
やることがない時は、一緒にガールズトークを楽しんだ。
学生の頃から、やることがなくてもとにかく見つけ出して(フリでもいいから)とにかく動いて!と言われてきたわたしは、手を動かさねば!と頑張ってみたのだけど
『いや、今やることないんやし、休めや』
と言われたのが良い意味でカルチャーショックだった。
彼らにとっては、仕事の範囲がはっきりしていて、それをいかにきちっとやって結果を出すかに集中しているようだった。
あと、日本では遅くまで頑張っている人=一生懸命!高評価!だけど
ここでは、早く仕事を終わらして帰る人=仕事できる!高評価!だった。
一度遅くまで残ったときがあるのだけど
え、まだいるのー?早く帰って!!(笑)と言われたのも印象的だった。
ちなみに、上下関係は一応あるけども、敬語がないからかフレンドリーだ。
対して、日本では圧倒的に『過程』を重視しているように感じる。
成果を出しているかよりも
一生懸命頑張っているか、やる気があるか、皆との調和をちゃんと守れているかを重要視することが多い。
なので、いくら結果を出したところで↑の1つでも欠けていたら、環境によっては弾かれる勢いで嫌われる(と私は思っている)。
ちなみにわたしは今、韓国の方が社長の会社で仕事をしているのだけど、私がそこで出会った韓国の方々は『過程と結果、両方重視』の人がめちゃくちゃ多い。
自分にも相手にも極力完璧を求めていて、それで疲れてしまうからか
『あーー!!シッッッ(くそったれい)』
という心の声が口から漏れている。
それでもやはり彼らの仕事っぷりはテキパキしており、抜かりがない。
日本、韓国共に上下関係があるのは言うまではない。
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私が気付いたのは
私自身は『結果主義』『最小限の努力で最大の結果を出す』『フレンドリーでゆるい環境』が好きだし、自分に合っているということだ。
だからといって、他のやり方を否定したいわけでもなく。
これはどちらが正しいかよりも、塩顔派かソース顔派かみたいな好みの問題だと思う。
努力や協調性を評価してくれる環境での方が成果を出しやすいし!という人もいるし
上下関係がはっきりしている方が気持ちいいし、仕事しやすいという人だって絶対いる。
この記事で伝えたかったのは、
色んな国の人と働いたことで
色んな働くに対する価値観が見えたこと
それが、自分に合った働き方のスタイルを考えるきっかけなったこと!
自分の価値観と合う人々や環境のもとで働けたら心地いいなって思います(*^^*)
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