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ヘンテコフーフの旦那のはなし

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henteco.coi旦那の生活のあれこれ。 ◆移住編◆ 東京から北海道へ、いざ移住!!を決意するところからひとまず定住するところまでをテキトーな文章で綴ります。 それではど…
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#移住

天井から、、、札幌のTEAM Lab

天井から、、、札幌のTEAM Lab

今でも忘れられないあの光景。

移り住んだ家の風呂はなかなかにボロボロのため、たびたび義理のおかぁさん通称ママの家でお風呂をよく借りていた。

その日も嫁とママの家にお邪魔して、夕飯をみんなで食べお風呂をいただき、明日も仕事があるのでと家路を急ぐ2人。

ここ北海道に引っ越してからはいろんな事件が濃厚に短期間に起きていて、正直もう家のことに関してはクタクタだった。

旦那が、玄関を開けてすぐのリビ

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エア抜きと自動ポンプという用心棒

エア抜きと自動ポンプという用心棒

北海道に移住すると決めたあなたはもう知っているかわからないが、北海道の冬は東京のようにエアコンでしのげるほどやわな寒さではない。

そうなると石油ストーブという文明の力が思い浮かぶのだが、それに伴って灯油という燃料を常にホームタンクと呼ばれる屋外タンクに貯めておく必要がある。

でなければいきなり暖房やお湯が使えなくなり、凍える夜を味わう羽目になるのだ。

そんな惨めな夜を迎えないためには灯油の定

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引越しえぐいなぁ 引越し当日編

引越しえぐいなぁ 引越し当日編

元同居人の山賊といえば本当にミニマリストで、荷物の少なさったら!と感心してしまうが、ヘンテコフーフときたら服だけで段ボール何個分になったことか!
まず帽子だけでデカイ段ボールが3個ってどういうことやねん!

長野の野沢温泉に在住していた山賊がわざわざ引越しを手伝ってくれるということで、東京に駆けつけてくれていた。

天井まで積まれた段ボールをみて山賊は言う。

「これ5tじゃ足りないじゃない?」

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引越しえぐいなぁ 準備編

引越しえぐいなぁ 準備編

「いやぁ まじで服多すぎ」

2人はため息をつく。

2人の共通の趣味は古着。

他にも沢山共通する価値観は多いが、目に見えて二人を繋げたのは服というものだったし、中でも古いデザインが好きで古着にめっぽう弱い体質な二人だった。

「服売るしかないな! よし!フリーマーケットを家でやろう!」

これがその後その名を轟かせることになったか、ならなかったかは知らないが、志賀家蚤の市の始まりである。

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引っ越しえぐいなぁ 〜資金繰り編〜

引っ越しえぐいなぁ 〜資金繰り編〜

「東京から北海道って引っ越し費用えぐいと思うよ」

旦那が元同居人であるマイメンa.k.a 山賊に移住の話をしたところ、開口一番彼はこう言った。

結婚前に同居していたマイメンa.k.a 山賊と嫁と旦那の奇妙な3人暮らしの時代にも、はなし出したら止まらないストーリーがたくさんあるが、これは別の機会にしておきたい。

「ただでさえ君たち荷物が多いんだから、この家のもの全部持ってくってなったら、5,6

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