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ヘンテコフーフの旦那のはなし

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henteco.coi旦那の生活のあれこれ。 ◆移住編◆ 東京から北海道へ、いざ移住!!を決意するところからひとまず定住するところまでをテキトーな文章で綴ります。 それではど…
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#日記

さて家の中をどうするか DIY時代の幕開け編

さて家の中をどうするか DIY時代の幕開け編

「ウォーキングクローゼットが欲しい!」

「キッチンにはこんな感じの収納を作ろう!」

と雑誌を横目にいう嫁は、ものの見事にリクエストを並べる。

旦那だって工務店で働いていた訳でもないし、その道の達人でもない。

DIYは少々かじっているので、簡単な棚程度なら作れるのですが、雑誌に載っているような家具やら、収納は難しいですよぉ〜。

しかし嫁というものは、簡単に言ってくれるものである。

どうも

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引越しえぐいなぁ 引越し当日編

引越しえぐいなぁ 引越し当日編

元同居人の山賊といえば本当にミニマリストで、荷物の少なさったら!と感心してしまうが、ヘンテコフーフときたら服だけで段ボール何個分になったことか!
まず帽子だけでデカイ段ボールが3個ってどういうことやねん!

長野の野沢温泉に在住していた山賊がわざわざ引越しを手伝ってくれるということで、東京に駆けつけてくれていた。

天井まで積まれた段ボールをみて山賊は言う。

「これ5tじゃ足りないじゃない?」

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引越しえぐいなぁ 準備編

引越しえぐいなぁ 準備編

「いやぁ まじで服多すぎ」

2人はため息をつく。

2人の共通の趣味は古着。

他にも沢山共通する価値観は多いが、目に見えて二人を繋げたのは服というものだったし、中でも古いデザインが好きで古着にめっぽう弱い体質な二人だった。

「服売るしかないな! よし!フリーマーケットを家でやろう!」

これがその後その名を轟かせることになったか、ならなかったかは知らないが、志賀家蚤の市の始まりである。

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家どうしようか??

家どうしようか??

東京から北海道に30歳で移住したヘンテコフーフの旦那日記

北海道移住を決めたその頃、嫁は3年間の地獄の営業職を全国1位という輝かしい実績とともに卒業。
退社後は、貯金でやりくりな休業中だった。

旦那は都内のゲストハウスで、それなりにゆっくりと仕事をしている状況。
しかし北海道までいけるほどの休みは取れず、物件探しは盆などに帰省した嫁が担当してくれた。

義理の母(以下、ママ)と一緒に何件か物件

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移住するかぁ

移住するかぁ

東京から北海道に30歳で移住したヘンテコフーフの旦那日記

「どうする?」

嫁の一言。

僕らの住んでいたのは荒川は熊野前。

東京生まれ東京育ちの僕にとってもその土地は未開のものだったし、人生で一回もその地名を聞いたことがなかった。

元々下町が好きだったので選んだその町は、どこか情緒があって都内で唯一のおでんの具屋さんが商店街にあったりと、とにかく東京のビルヂング山脈から離れた住み良い場所だ

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