誰かにとどけ、僕の応援歌(1分で人間学)

はじめまして、今年で不惑の40歳になりました。29歳と364日で、10年前に2,000…

誰かにとどけ、僕の応援歌(1分で人間学)

はじめまして、今年で不惑の40歳になりました。29歳と364日で、10年前に2,000冊を自費出版しました。その本の内容や17年間愛読している人間学を学ぶ月刊誌『致知』や古典の名言・金言など、読む人を元気にする内容を発信しています☺️

最近の記事

なぜ働くのか?

最近、一生涯読み続けていきたい本に出逢うことができました。 「何のために働くのか」北尾 吉孝著/致知出版社 何のために働くのか、という問いを投げかけられたに、自分はどう答えるだろうと真剣に考えるきっかけになりました。是非、僕の友人には読んで欲しい本です。 今、日本では「年収○○○の高収入」という広告をよく見かけますが、この考え方は日本人 には合わないんじゃないかと思うことがあります。 著書の中で紹介されていますが、仕事の「仕」という漢字は「つかえる」という読み方をし

    • 僕の起源

      僕が「自己評価がかなり高いこども」だったことは間違いないと思います。 両親に誉められて育ったことは大きいでしょうが、それだけではポジティブというより単に自己評価が高いちょっと勘違いした人になっていたかもしれません(「そうそう!」っていう 心友たちの声が聞こえる気がします)。 中学時代に数学の山本先生(女性です)がとてもよくしてくれたので、数学が大好きでした。先生が好きだと勉強もやる気が出たりする。だから先生の存在はとても大きい。先生の人格によって生徒の勉強に対する意欲は変わ

      • 「どうしたら」は魔法の言葉

        今日は僕の口癖でもある言葉を紹介させて下さい。 実は昨日、引越しの途中にIKEAで買った電機スタンドを天井にぶつけて、電球を覆っていたカバーが粉々に壊れてしまいました。 「確実に僕の不注意やな......でも怪我せずに良かった」 と思いながら、掃除をしてから出て きた言葉が以下です。 「どうして割れてしまったんだろう」 そして次に 「どうしたらこの失敗を挽回できるだろう」 と考え方をシフトした瞬間、様々なアイデアが湧いてきました。 1カバーだけIKEAで買うこと

        • 艱難辛苦

          僕自身も貴重な体験をさせて頂いている感謝や楽しさを感じると同時に寂しさ、辛さを感じることももちろんあります。そんな時に家族・友人・恋人からのメールや手紙がどれだけ支えになっているか分かりません。先日も友人から「いつもポジティブな日記を読んで励まされています」というメールをもらった時は本当に嬉しかったです。 「艱難辛苦(かんなんしんく)汝を玉にす」という言葉を最近知りました。 人は多くの困難や苦労をのりこえてはじめて立派な人間になれる。人生を生きていく上では困難や壁にぶち当た

          原点

          今日は今年最後のフランス語学校へ行ってきました。 その前に何か食べたいと思って、パリの北駅で途中下車しました。 時間が無かったので「サ ンドイッチにしよっかな」と駅周辺を歩いていると「あれ !? なんか見た覚えがあるな」。 実は大学の卒業旅行で初めてパリに来た時に泊まったのが北駅の近くだったことを、今頃になっ て思い出しました。 あの時にはまさか自分がこうしてフランスで働くことになるとは思いもよらず、「人生って おもろいな!」としみじみ感じます。パリ北駅はまさに僕にとっ

          フ ラ ンス と 日 本 の 人 生 観 の 違 い

          フランスと日本の仕事感の違いを紹介します。 【フランス】「家族のために早く家へ帰る!」 【日本】「家族のためにもっと働く!」 これは「どちらがいいか」というよりも、価値観や環境の違いがそうさせているんです。 フランスの女性は結婚して子供を産んでも働き易い環境があり、社会保障がしっかりしているので共働きが多く、日本より労働時間が短くても大丈夫なことも納得できるような気がします。 まずは国と国の違いを知って、互いの良い点や悪い点を考えることは、自分の視野を広げてくれ

          フ ラ ンス と 日 本 の 人 生 観 の 違 い

          環境や他人のせいにしない

          今日の日経新聞を読んでいると、サッカー選手の三浦和良さんが「サッカー人として」というコラムの中で以下のことを書いていました。 「(前略)このチームでのプレーは終わっても、本人のやる気さえあればサッカー人生は続く。 僕もそうだったけれど、なぜ戦力外になったのかを考えることが大切だ。クラブだけのせいにしているようでは、この先どこへいってもまたダメになる。自分に何が足りなかったのかをまず考えられる選手が、この世界で残っていけるんだろう」 さすがカズさんだと感動しました。さらっと

          人生はトントン

          運の悪いことがあったり、嫌なことがあったりした時はもちろん落ち込むんですが「じゃあ、 これから良いことあるやろうな!」って思うようにしています。 だってず~っと落ち込んでいても、何も解決しないんですからね。 でも逆に運の良いことが起こった時は「もっと運のいいこと起こらへんかな〜!」って期待することも忘れません(笑)。 2011年5月出版の『誰かにとどけ、僕の応援歌』より

          自分が出来ることを出来る範囲で

          大きな組織を変革しようとすれば、多大な労力と時間が必要なのだと思います。大きな車を動かすには多大なガソリンを必要としますが、僕が乗っているC1のような軽自動車は比較的少ないガソリンで動かすことができます。 例えば「国の教育方針を変える」なんていうことは大きすぎてイメージしづらいし、ましてやそれを自分一人でなんてできるはずがありません。しかし自分の周りの人に今の状況を知ってもらうことは、例えば普段の会話やブログなどでもできます。 この間、アメリカ元副大統領のアル・ゴアさんが

          自分が出来ることを出来る範囲で

          人は自分に無いものを求める

          親から国際宅急便が届いたので、その中から昼はラーメン、夜はうどんを食べました! 最近はフランス料理よりも日本食が食べたくて仕方がありません。日本にいる時はフレンチ やイタリアンのレストランへ行ったり「日本食を食べよう」と思うことは少なかったのですが、 不思議なものです。 これって僕だけなんでしょうか? いやいや、皆さんも経験があるはず。他のことでも言えると思います。 例えば子供の頃には、大人になれば欲しいものが買えるから早く大人になりたかったけど、 欲しいものは買えるよう

          貧 富 の 差 は 広 がった か ?

          昔の時代(例えば 年前)に生きた人と、今の時代に生きている人の「お金持ち」と「そうでない人」 の差は、金額では広がっているかもしれませんが、実質は狭くなっているような気がします。 例えば「テレビ」なら、昔は一家に一台が常識だったのが、今は一人一部屋一台が当たり前。 「車」にしても(フェラーリやベンツなどの高級車でなければ)新入社員だってマイカーを持つことができるのですから。 最近は「どのような理由で会社を選ぶか」というアンケートに「やりがい」と答える人が昔より多くなってい

          【 自 分 軸 】 で 生 き る か 、【 他 人 軸 】 で 生 き る か 。

          これを考えるのは、とっても大切なこと。今読んでいる「キャッチボール Ichiro meets you」(Ichiro /糸井重里著/ぴあ)という本の中で、イチローが【動く評価】について語っ ていました。以下、本書の引用です。 「たとえば『スーパースターである』という評価があったとしても、そういうものは......動くんですよ~中略~第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をし たい」 さすがイチローさんです。こういう生き方を僕も目指したい。もちろん日

          【 自 分 軸 】 で 生 き る か 、【 他 人 軸 】 で 生 き る か 。

          月刊誌『致知』について

          今日、日経新聞(欧州版)を読んでいると、月刊誌『致知』が 29周年を迎えたという広告が載っていました。それと一緒に『致知』の今月号が届いたので、この月刊誌について書きたいと思います。 『致知』は大学生時代に僕が最も尊敬する先輩から購読を薦められて以来、継続的に購読し、フランスへ渡ってからも読み続けています。 自分にとっては、各界のプロフェッショナルとして活躍されている諸先輩方の話を通して、 人間としてどう生きていくかを学べる貴重な本。京セラ名誉会長稲盛和夫氏を始め、数多くの

          「 辛 」 と い う 漢 字 に一 本 線 を 引 く と

          人生と言うのは峠を登ったり下ったりするマラソンのようなものだと思います。 最幸に楽しかったことや人生で一番輝いていた時、あの時に戻りたいと思う素晴らしい経験もありますが、 その一方で急に前が真っ暗になったり、絶望したり、どうしていいのか分からなくなる時もあ ります。その繰り返しだと思います。 例えば高校や大学に合格して合格通知が来た時、皆さんも飛び上がって喜んだでしょう。 好きだった人と付き合うことになった時もめちゃめちゃ嬉しかったでしょう。しかし大学生活が終わって社会

          「 辛 」 と い う 漢 字 に一 本 線 を 引 く と

          人生は山登り

          アメリカ留学時代に仲良くなったニカラグア人(中南米)のアレハンドラから電話がありました。 ヨーロッパ旅行に来た時は連絡するということで電話番号を教えていたのですが、いきなりの電話でびっくりしました。3、4年ぶりに話しました。5分くらいでしたが、やっぱり何年 経っても全然変わらない感じで話せるのが友達なんでしょうね。 また、大学時代に知り合ったアメリカ人とフランス人が結婚することになり、来年2月はアメリカ、夏にはフランスでの結婚式に招待してもらいました。こういうのが本当の国

          言いにくいことも言おう

          今日は反省することがありました。 いつも朝に会った同僚には「Bonjour!!」と挨拶をするのですが、先週から同じ部署のある 女性から挨拶をされないなと思っていました。 「なんでやろ、なんか悪いことしたんかな。あいさつしたくないんやろか?」 ちょっと気まずいなと思っていたのですが、今朝、彼女が僕にこうたずねたのです。 「なんで挨拶してくれないの?」 「え~、君が挨拶したくないのかと思ってた」 なぜこの勘違いが起こったのか。フランスでは(僕が働いている会社の話ですが