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【 自 分 軸 】 で 生 き る か 、【 他 人 軸 】 で 生 き る か 。

これを考えるのは、とっても大切なこと。今読んでいる「キャッチボール Ichiro meets you」(Ichiro /糸井重里著/ぴあ)という本の中で、イチローが【動く評価】について語っ ていました。以下、本書の引用です。

「たとえば『スーパースターである』という評価があったとしても、そういうものは......動くんですよ~中略~第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をし たい」

さすがイチローさんです。こういう生き方を僕も目指したい。もちろん日本で生きていく上では、肩書きや学歴、服装や家柄などは時に重要。なぜなら「自分のことを知らない人は、そういうことで判断せざるを得ない」から。

それは仕方がないことでもあるでしょう。しかしそれを自分の生きる【軸】にすべきではないと僕は考えています。イチローが言った【動く評価】のこともありますし、相田みつをさんの「幸せは自分の心が決める」という言葉にもあります。

自分がどうありたいかを真剣に考えること。その為には、何をしていかなければならないか を考えること。そして実際に行動すること。それがどうなっているかを必ずチェックし、改善 すること。これって、企業でも良く使われる品質管理のPDCAサイクルですね! ちなみに PDCAとば Plan / do / check / actで品質を高めていくこと。

企業には管理会計と制度会計の2つがあります。
管理会計は、企業の中で企業がこれからどのようにしていくかという【自分軸】を決定する為に作成し、制度会計は投資家の方々が判断を正確に行えるようにする為の【他人軸】を決定する為のもの。どちらも企業を繁栄させていく以上、大切で必要ですが、制度会計は管理会計を道具として使い経営を行った結果として現れてくる数字なので、まず管理会計をしっかりする必要があると言えます。

これは僕達にも相通じる部分があります。しっかりした【自分軸】を確立し、生きていくことが重要なのではないでしょうか。同じものでも【自分軸】にも【他人軸】にもなるので難しいものもありますが、要は心のあり方だと思います。

例えば洋服を例にとれば 

【自分軸】「自分を輝かせたい」

【他人軸】「他人にこう思われたい」

例えば英語でもそうです。 

【自分軸】「世界中の人と話がしたい」 

【他人軸】「英語を話せるのって格好いいから話したい」

心を正しいベクトルに合わせてそれに向かって努力していく。それが人生の成幸に繋がっていくような気がした今日この頃です。

2011年5月出版の『誰かにとどけ、僕の応援歌』より

お読みいただき、ありがとうございます。より多くの皆様に、僕の応援歌がお届けできるよう精進して参ります!