「 辛 」 と い う 漢 字 に一 本 線 を 引 く と
人生と言うのは峠を登ったり下ったりするマラソンのようなものだと思います。
最幸に楽しかったことや人生で一番輝いていた時、あの時に戻りたいと思う素晴らしい経験もありますが、 その一方で急に前が真っ暗になったり、絶望したり、どうしていいのか分からなくなる時もあ ります。その繰り返しだと思います。
例えば高校や大学に合格して合格通知が来た時、皆さんも飛び上がって喜んだでしょう。
好きだった人と付き合うことになった時もめちゃめちゃ嬉しかったでしょう。しかし大学生活が終わって社会人になれば、あの時は良かったとか、大学生活の時にもっと勉強しておけば良かった、あの時あんなことをしなければよかったと後悔することもある。もちろん僕もありました。
でも、人生いくら後悔をしても始まりません。どんなに辛いことがあっても前を向いて少しずつでもいいから進んでいくべきだと思います。
どうしても前を向いて歩けない時や、自分が向かっている方向がこれでいいのか迷ってしまう。それは誰にだってあることやし、そんな時があっても全然心配することはありません。
朝の来ない夜はない。(いのち楽しみ給え 吉川英明著 講談社)
今日、ある人からもらった本に書いてありました。また、友人から教えてもらったこんな言葉があります。
「辛という漢字に一本線を引くと幸せになる」
辛さはきっと、幸せの一歩前なんだな。人生あと何十年って生きてくんやから、落ち込む時もあるさ。でも必ず朝は来るから、心配したりあせったりせんでもええしな!
「大丈夫、大丈夫」。
落ち込んだ時、僕がいつも言うおまじないです。
「つるかめ、つるかめ」。
これは母から教わったおまじない。
「ばんざーい!」⇦椅子に座った時に両手をあげてね!
これはタクシーの運転手さんに教 えてもらったおまじない。
そしてどうしようもないときは、「もう無理ですー!」って一人でつぶやいてみて。
夜が明ければ朝日は登るよ、どんなに長い夜が続いたとしても。
2011年5月出版の『誰かにとどけ、僕の応援歌』より
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