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自分が出来ることを出来る範囲で

大きな組織を変革しようとすれば、多大な労力と時間が必要なのだと思います。大きな車を動かすには多大なガソリンを必要としますが、僕が乗っているC1のような軽自動車は比較的少ないガソリンで動かすことができます。

例えば「国の教育方針を変える」なんていうことは大きすぎてイメージしづらいし、ましてやそれを自分一人でなんてできるはずがありません。しかし自分の周りの人に今の状況を知ってもらうことは、例えば普段の会話やブログなどでもできます。

この間、アメリカ元副大統領のアル・ゴアさんがノーベル平和賞を受賞しましたが、大切なのはまず「現状を知る」こと、そして「それについて考える」こと。

そしてそれを知った後は「じゃあ自分の子供には私がちゃんと教育しよう」とか「教育問題を真剣に考えている政治家に一 票を入れよう」など、自分のできる範囲での行動をしていくことがより良い日本を築いていく 第一歩です。

今日の新聞でプロテニスプレイヤーの松岡修造さんが、3人の子供の子育てについて語っていました。
「自分の時間がある時はできるだけ子供と一緒に過ごしたり、叱る時はなぜ自分が叱っているかの理由をちゃんと説明したり、本当に子供との時間を大切にしています」

僕も自分の子供ができた時は、これでもかっていうくらいに愛して育てたい。今、子育て奮闘中の友人にも、これから新しい生命を産むK夫妻にも、これからの日本を背負っていく人を育てるという気持ちを持ってがんばって欲しい。

そして「子供が世の中を変え ていける社会」を目指してNPO法人まで作った「こども盆栽」(http://cobon.jp)の皆さんを微力ながらこれからも応援していきたいと思います。ちょっとずつ良い日本にしていくために、まずは自分の子供の教育から考えるのも大切ではないでしょうか。

2011年5月出版の『誰かにとどけ、僕の応援歌』より

お読みいただき、ありがとうございます。より多くの皆様に、僕の応援歌がお届けできるよう精進して参ります!