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人は自分に無いものを求める

親から国際宅急便が届いたので、その中から昼はラーメン、夜はうどんを食べました!
最近はフランス料理よりも日本食が食べたくて仕方がありません。日本にいる時はフレンチ やイタリアンのレストランへ行ったり「日本食を食べよう」と思うことは少なかったのですが、 不思議なものです。

これって僕だけなんでしょうか? いやいや、皆さんも経験があるはず。他のことでも言えると思います。

例えば子供の頃には、大人になれば欲しいものが買えるから早く大人になりたかったけど、 欲しいものは買えるようになった今は「子供の頃に戻りたい」とか。料理が上手な人に魅かれ たり、自分にはできない楽器ができる人に魅かれたり。女性が男らしい人に魅かれ、男性は女 らしい人に魅かれ......などなど、色んなところで自分には無いものを求めているような気がします。

はっきり言ってこれは仕方のないことで、自分を例にとっても反論はできません(笑)。まずはそういう自分がいることを受け入れる。そして全てが手に入る訳では無いことを認めてみ ると、今の自分がいる状態に満足することでしか、幸せは感じられないことに気づきます。自分にないものを求める自分の存在を認め、今自分にあるものに感謝する中にこそ「幸せ」があるんですね。

日本食を食べたい自分を受け入れ、フランス料理が食べられる毎日に感謝する中に「幸せ」 を見出す。あー肉じゃがが食べたーい!「魚の棚ふく井」のお刺身が食べたーい! いやいや、 ラタトゥーユも美味しいじゃないか! フランスパンのサンドイッチも最幸じゃないか!

うんうん、なんか前向きになれますね!

2011年5月出版の『誰かにとどけ、僕の応援歌』より

お読みいただき、ありがとうございます。より多くの皆様に、僕の応援歌がお届けできるよう精進して参ります!