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安藤むるめ
2020年7月20日 19:08
■緑葉[読]りょくよう緑の葉[例文]雨は降っていないのに、靴の中が湿っぽい7月の梅雨の朝に、若くて力強い木が夏に手を伸ばすみたいに緑葉の枝を伸ばしている。その勢いは公園を囲む柵を簡単に乗り越えて、近いうちに体ごと地面に投げ出してしまいそうに見える。まるで湿度の高さにもんどりうっているようにも見えて、もうちょっとの我慢だよと一人ごちる。それにしても成長というのは、みていて本当に
2020年7月9日 22:07
■退屈[読]たいくつ退く屈[例文]リビングの飾り棚に置くものがなくて空間が詰まらない。もっとあれこれ飾れば目も楽しいし心も躍るかなと思い立つ。次第に賑やかな装飾で棚は埋まったけど本当に欲しいものはみつけられないでいる。仕事の予定が詰まらなくて無理にいろいろと電話したりするけど、話すべきことを思いつけないまま受話器を握っている。身体が硬まってくる。でも職場だと気分転換にスト