Vol.16 取材対象は路上生活者の件~vsテレビ以外のメディア関係者編~|路上生活マガジン
いやぁ、先日貰った扇風機の威力が大きくて暑い夏もなんとかなりそうです😁
もう夏も後半戦なのにね。💦
というわけで、本日も路上よりお届けします。
皆さんこんにちわ。
都心で路上生活をしてます村瀬テロスタンと言います。
路上生活者、いわゆるホームレスという事になります。
さぁ、今週も路上生活マガジンのお時間がやって参りました!
皆さんのフォローやスキなどのサポートが創作活動、また生きる原動力になりますのでどうぞ宜しく😃✌️
さて前回はテレビの取材ついてお話してきました↓↓
心優しい取材班は『世の出来事を世間に伝えたい』という強いエゴから仕事となると色々無神経になる人間だという事を強く認識させられたというお話でしたね。
すべての人がそうではないとは思いますが。
では改めて、今週の #路上生活マガジン も『取材』をテーマにお話させていただきましょう!
題して、
《本当に路上生活者は取材対象にうってつけなのか!?パート2》
をお送りします!
思った以上に報道以外にも取材したいという人はたまに来るんですよね。
今はテレビ以外にも世に伝える方法はいくらでもあるので、色んな媒体の関係者が訪れました。
今回はそんな皆さんをご紹介しましょう。
①YouTube関連の撮影
彼らは何の前触れもなくやってきて、カメラを構えた状態で声をかけてきます。
アポなしが当たり前と言わんばかりに・・・・
取材したくても連絡手段もないと言われたらそれまでですが、書き置き置いてくなり考えればいいのに。
近くで寝泊まりしてる仲間も結構顔出しされた状態で動画アップされてるのをいくつも見ました。
その辺は本人たちが交渉してないだけなのかもしれないでしょうけどなんとも・・・・
配慮のなさが伺えますよね💢
・テレビマン達との違い
上でも述べましたが基本アポなし突撃で初っぱなからカメラ回してくるので、断ろうにも先手をとられてる状態なんですよね。
それに加えて以下の通りちゃんとしていないという特徴も。
何より、『動画がアップされてるかどうか』の一番肝心な進捗も言ってこないというのが不思議というかなんというか。
そのくせ撮影時は『これ言ってください』『こうしてください』とか指示してくるのでうざかったですね。
まぁテレビマンの最初と比べたらかなりの差が見えますよね。
・閲覧数欲しさに好き放題やられる事も
ざっとですが、私とご近所がやられた内容の一部をまとめてみました。
こんな感じでしたね。
そんなことがあってから、みんなYouTubeの取材は基本断ってるような状態ですね。
そうなるのも当たり前だわ
・インタビュー形式が多い
一日密着したいという人らも中にはいますが、基本その場での話し込みが多いかと思います。
スマホで撮影してる人が多いので、後から盗撮だなんだと騒がれるのを防ぐためでしょうかね。
その辺のリスクヘッジは出来てるのに、それ以外の部分がと思うと😢
あくまでも私が出会ってきた人たちだけですよ✨✨
②長く続いてるチャンネルの関係者ほどわきまえている
これは本当にそう思いました!
我々のところに来るような人は基本『動画作成始めたて』や『登録者増やす企画』がメインの人たちなので、取材対象者より自分達を優先しがちなところが見え隠れしてるですよね・・・・
そう考えると、長年ホームレス専門動画をやってる人って興味本意の先に録られる側のリスクも自然と考えるようになってるのではないでしょうか?
特に、個人的にはアットホームチャンネルというチャンネルの人は我々のような人間に気を使いながら接してくれてると思いました。
インタビューの内容もそうですが、長年沢山の路上生活者を見ているからその点も分かっているのでしょうね。
また、インタビューの際も顔出しするかどうするか?を確認した上で動画編集してるでしょうし。
それが本来は普通なんですけどね😁
まぁ、いつかお会いすることがあるのやら無いのやら。
③紙面やネット記事関係者も
炊き出しや食料配布の現場に行くと、たまに『取材班』と腕章をした人たちを目にすることがあります。
多くは新聞や現代誌の記者などでしょう。
ネットの記事が主流になりつつあっても、まだまだ新聞等の定期講読者は多く存在するわけですから。
書き手次第ですが、変に手の加えられた映像よりは内容が伝わりやすいのではと思うときがあります。
しかし彼らも意外と人を選んで取材をしているので、実はまだ話を聞かれたことが無いんですよね💦
いずれ自分の話がどう書き手の手で伝えられるのか。
というのは楽しみにしてる部分はあります😊
④最後に
やはり取材する人の人となりを瞬時に見極めるしかないのでしょう。
"この人なら大丈夫だろう"というのを感じ取れればそのまま続行させてやっても良いのかと。
それが無理ならこの手の人らの突撃取材を防ぐには、相手に"自分と関わるな"というのを強くアピールするしかないでしょうね。
断る様子を勝手に拡散される事はあるかもしれないですが、変に誇張されて伝えられるよりはマシですよね。
何よりテレビや新聞以外にもメディアが増えたことで、伝える手段というのがより一般人の手が届く所に置かれてる気がします。
それをどう使うかはその人次第ですが、報道のプロであっても数字欲しさに間違ったやり方をすることもありますからね。
やはり興味を持ち勉強しながらも伝えたいと思っても、安易に取材に足を運ぶというのは素人には難しいかなと思ってしまいます。
特に我々のような社会と逸脱した存在相手には・・・・
というわけで、今日はここまで!
次回はこちら!
来週も路上者の取材事情について話したいと思います。
次で取材関係の話はラストです!
それではまた!
Have a nice day! by 路上より。
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