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マキシマムからミニマムなお家へ|片づけ5ステップ

5年前のわたしは、マキシマリストだった。なにもかも、上手くいかない時期でもあった。
そんな自分を変えたいと、ミニマリストになった。
そしたら、不思議なことに仕事もプライベートも順調になり、人生が豊かになった。

今回は、そんなわたしがミニマリストになるために実践した、片づけのステップをご紹介する。



1) 多いものから手放す

所持数が多い服と本から、手をつけていった。
結果、服は100着以上、本は300冊以上、手放した。
服は32着、本は45冊で落ち着いている。(デザインの仕事をしているので、本は多め。)

手順として、まず持っている全てのモノを床に並べ、物量を把握する。そして、1年基準で判断する。1年間読んでいない本、1年間着ていない服はお別れした。

多いモノから手をつけると「いる」「いらない」の判断回数が多くなり、モノを選ぶ感覚がどんどん研ぎ澄まされていく。

ダンボールに詰めるだけなので、手間が少なくて便利!

2) 人に譲らず全捨て

ミニマリストに憧れて断捨離し始めた頃は、とにかくモノが多かった。

ーー片付けは祭り。短期間で終わらせた方がいい。

と書かれている本が多かった。だから、メルカリやジモティは使わなかった。
手放すモノが多い時期にフリマアプリを使うと、出品登録が手間で手放せなかったり、在庫を置いておくスペースが必要だったりして、片付けのモチベーションが保てなくなるそうだ。

ゴミ袋の量を見て、申し訳ない気持ちになりつつ、二度と同じ過ちを繰り返さないぞ!という決心がついた瞬間でもあった。

ある程度モノが減ったら、短期集中の捨て活祭りは終了にした。

静岡の実家から夫が住む東京へ、引越す必要があったからだ。
荷物はダンボール5箱、衣装ケース6個、デスクトップパソコン1台に収まった。

3) 大きなモノを手放す

夫も同じく、ひとり暮らしの中で断捨離をコツコツと進めていた。
各々ミニマリスト修行をしている状態で、大きなモノも手放せるようになっていた。わたしは車、夫はベッドを手放した。

ミニマリスト修行を始めた頃は、「ないと困るかも」という不安がつきまとった。しかし、手放して困ったモノはなかった。
そんな成功体験を繰り返していくうちに、大きな家具の判断もできるようになった。

引越しが落ち着いてからも、ミニマリスト修行を続けた。

ふたり暮らしが半年を過ぎた頃、40インチの大型テレビとテレビ台を手放した。
空間にゆとりが生まれ、心にもゆとりが生まれた。テレビがないので、だらだらしなくなった。それに掃除が、ササッと終わる。

35㎡の家は、とても広い。
狭くて窮屈な家にさせていたのは、自分だと気づいた。

4) メルカリとジモティを使う

短期の捨て活祭りが終わってからは、空間に余白が生まれた。
ここからはフリマアプリを活用し、手放していった。なぜなら、在庫を置いておくスペースがあり、売れずとも生活に大きな支障がないからだ。
折りたたみテーブル、扇風機、エスプレッソマシーンなどをメルカリに出品して手放した。

まだまだ現役だけれど値段がつかないモノは、ジモティに無料で出品した。
無料にすると、引き取り手がすぐに見つかる。短期間で取引が済むので、便利だ。
実際にはハンガーや延長コード、無印の収納ケースなどを出品して、手放した。

ただ、どちらもコミュニケーションに時間と労力がかかる。だから、ある程度手放すモノが溜まってから、まとめて出品するようにしている。
現在も定期的に家中をパトロールし、不要なモノはフリマアプリを使ってコツコツ手放している。

5) 1in1outまたは1in2out

今は、スローペースで断捨離している。
そんな中で心がけているのが、1in1outもしくは1in2outだ。

1in1outは、なにか新しいモノを一つ買ったら、持っているモノを一つ手放す方法だ。
例えば、新しい服を買ったら、着倒した古い服を手放す。そうやって、モノが増えすぎないように心がけている。

1in2outは、一つ買ったら、二つ以上手放す方法だ。代用することを考えながら、買い物をする。
例えば、膝掛け。わたしは、ユニクロで買った膝掛けを年中利用している。
膝掛けとしてはもちろん、真冬には毛布代わりになる。
絨毯にもなり、仮眠したい時は床に膝掛けを敷いて寝る。
朝と夜は膝掛けの上でヨガをしている。ヨガマットの代わりだ。

汚れたらすぐ洗濯できるのもGOOD!

1in1outを心がけることで、モノを増やしすぎずに買い物を楽しむことができる。
また、買い物する時に吟味する癖がつき、無駄な出費を減らすことにも繋がる。


まとめ

ミニマリスト修行を始めて、2年。
まだまだミニマリストと名乗るには、歴が浅いかもしれない。だからこそ、ついモノが増えてしまう、片づけが面倒という気持ちがよく分かる。
そんな方々が、重い腰をあげてステップが踏めるようにと、片づけ方法をザックリご紹介した。

「ミニマリスト」と聞くと、なんでも捨てる人だと思うかもしれない。でも、「少ない=ミニマリスト」ではない。
アイテム数で競うのは、違う。
人によって、適量があるのだ。

モノが管理でき、全てフル活用できるのが、ミニマリストだと思っている。
持っているモノを最大限活用し、大切にする暮らしは、自分の価値観も大切にできる人だと思う。

これからもミニマリストの生活を発信し、現状を少しでも変えたいと思っている方々のお手伝いができたら嬉しい。

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