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2022年視聴したなかで面白かったTVドラマ
第1位 『エルピス ー 希望、あるいは災い ー』
長澤まさみは『コンフィデンスマンJP』のダー子がはまり役だが、今年は『シン・ウルトラマン』や大河のナレーションと活躍の年だった。最後の〆がこの『エルピス』。とても素晴らしい作品に出会えて良かった。最終回の眞栄田郷敦や鈴木亮平とのシーンは圧巻であった。ただ、全編通じてもっとも良かったのが村井役の岡部たかし。間違いなく名脇役としての彼の最高キャリアに
『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~(2022年10月9日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45)
北条時政、政子、義時、泰時、そして比企能員を演じた俳優の皆さんがスタジオでこれまでの裏話を中心にお話しするという趣向。途中、脚本家の三谷幸喜さんへのインタビュー、今まで退場した役者さん(上総介を演じた佐藤浩市や義経を演じた菅田将暉)へのインタビューなどをはさみながら和気藹々と番組は進行し、最後に、義時が死ぬ最終回は「あっと驚く」内容の脚本であることが予告された。坂東彌十郎も佐藤二朗もクランクアップ
もっとみるNHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』2022年10月7日(木)第5回
舞のストレスはお母ちゃん(永作博美)に良い顔をしようとして自分を抑えていたことが原因だとほぼ判明。ともかくお母ちゃんは一度東大阪に帰ることを決断。この決断ができたことは立派。
最後にお祖母ちゃんには舞がはじめて自分の気持ちを素直に表明できたことを褒められて次週へ続く。五島のばらもん凧のように元気に育ってくれることを祈っています。
NHK連続テレビ小説『舞い上がれ!』2022年10月5日(水)第2回と第3回
昨日は12時45分から第2回の放送はあったそうですが、見逃した方は今朝2回分をご覧になったのではないでしょうか。
医者のススメで「転地療養」することになった舞ちゃん、お母さんの故郷である長崎五島に行くというお話の内容。五島列島に私は行ったことないですが、先日、姪っ子が彼氏の故郷の五島に行ってきて歓待を受けている写真を見せてもらいました。ドラマのなかではフェリーと小型船を乗り継いで舞の母親(永作博
『鎌倉殿の13人』第38回「時を継ぐ者」(2022年10月2日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45)
前回から引き続いてのいわゆる「牧氏事件」。時政とりくが伊豆に追放され、京の平賀朝雅が討たれ、義時が第2代執権職を引き継ぎ、鎌倉政権のトップに立った。すべて義時の企み通り。ドラマ中、政子が頼朝様にも慈悲の心はありましたと時政の命乞いをするのだが、そこら辺も義時の計算通りであったと思う。ただ、りくを完全排除(暗殺)しようとまで考えていたかどうかはわからない。ドラマでは暗殺者のトウを差し向けるが、失敗す
もっとみる『鎌倉殿の13人』第36回「武士の鑑」(2022年9月18日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45)
今回は畠山重忠の乱。大掛かりな戦闘シーンのロケはさすがのNHK。そして、まさかの義時、重忠が一騎打ち。大河ドラマ史に残る名場面だったでしょう。そして、重忠を討たせたことによって急速に御家人たちの支持を失う執権・北条時政。欲を出しての勇み足は、しかし、義時のシナリオ通りというか思う壺。実の父親を罠にはめて政権中枢から排除していったのは、北条の家督をめぐっての確執もあったのだとか。親父を排除して第二代
もっとみる『鎌倉殿の13人』第35回「苦い盃」(2022年9月11日放送 NHK BSP 18:00-18:45 総合20:00-20:45)
記憶違いだったらごめんなさいなのだけれども、だいぶ久しぶりに誰も死なない回だったように思う。もちろん、前回毒殺された(?)北条政範の死のシーンが詳細に振り返って描かれていたので、今回死んだわけではないけれども、十分、インパクトはあった。しかし、それにしても時政とりくの娘婿の平賀朝雅が同じくりく所生の男子・政範を毒殺するとは……。ドラマを見ているわれわれの多くは義時が第二代執権になることを知っている
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