記事一覧
【短編小説】煌々たる荒野より
書いても書いても進捗の芳しくない原稿に、屋敷は頭を抱える。同じような文面ばかりが連なり、読者の欠伸を誘うこと間違いなし。語感も悪い上、構成もくどい。編集に見せるまでもない駄文だ。四時間かけたのに、と若干勿体ない気持ちもあるが迷わず一括で全文を消去。
煙草を吸おうと机の上に置かれた皺の寄った箱を手に取るが、すぐに中身が皆無であることを悟って天井を仰いだ。自分を中心に回る世界の尽くが上手くいっていな
髪切った〜!!服買った〜!!!って話
話。
ノート更新が実はとんでもなく滞っていたようで、自分の投稿欄を見て驚いたので久々書きます。
新生活にも慣れてきて、季節の変わり目ということもあり(そして各所でセールもあり)、夏服を新調&髪を切りました。
若干散髪が趣味じみたところもあり(頭が軽くなると気分があがる)、美容師さんとの会話も苦じゃないタイプなので、月一の美容室が結構楽しみな節があります。今回は初めて行く場所、美容師さんだった
焼き枝豆美味しいなって話
話。
今日は本当についてなくて、(家のWiFiが壊れる、焼けたと思っていたCDに何も録音できていなかった、昼ご飯の弁当を忘れた、忘れたから買ったあんドーナツだと思っていたパンがただの揚げパンだった、etc…)、どうしてこんなに何もかも上手くいかない日なんだ、とちょっと泣きそう。どうして……
それはそれとして、我が家では最近焼き枝豆が流行っている。きっかけは母親の同僚の方が教えてくれたレシピ。茹
スニーカーを洗った話
話。
最近の雨続き、消臭スプレーで凌いできたけれど折角の晴れ間(?)かつ暖かくなったので思い切って最近よく履いていたスニーカー達を洗った。
見えてた泥は勿論、砂埃らしきものとか、靴底とか、よくぞまあこのスニーカーで歩いてきたな私…といった有様だった。
中敷も洗えば洗うほど汚れが出てくる。よく頑張ったお前達。
洗濯物も久々に外に干せたし、アイスティーが美味しい。今も何日ぶりか窓を開けて生活し
久々に外でご飯食べたよって話
話。
外というのは、外食の事ではなく物理的な外である。つまり屋外だ。いろいろな偶然が重なった結果だったが、今日の天気がはちゃめちゃに良かったということもあり外で昼食を取った。冬の空と夏の空、絶妙に色が違く見えるのはどうしてなんだろう。
日差しは強いけど曇り気味なおかげか、そうぞうよりかはしんどい気持ちにならずに、寧ろ割と清々しい気分で昼食を食べた。あと、自然と日光浴をしたおかげか少しだけ体調が
原稿終わったぜって話
自由だー!!!!!
更新滞っていてすみませんでした、と言おうとしたけど別に自分の日記だからいいや。また今日からぼちぼち書くかもしれないし、書かないかもしれない。
今日は久々に近所のパン屋に寄って帰りました。明太フランスが好きでよく日曜日の朝とかに行くんですけど、たまたま用事があってその店の近くを通りかかったので寄ってしまった。美味い。
メロンパンとかカレーパンとか、子供の頃から好きな食べ物が
チョコミントって美味しいよねって話
話。
我が家の人間はチョコミントが嫌いである(歯磨き粉の味、清涼感とチョコの甘さが来ると頭おかしくなりそう、食べられはするけど好んでは食べないetc)。
なので冷凍庫にチョコミントのアイスがあれば間違いなく私が買ったものだし、スーパーなどでチョコミント味の何かをカゴに入れようものなら「へぇ……」みたいな顔をされる。なぜだ。何が言いたい。
実は、そもそもの私のミント好きは、遡ると祖父の影響が強
推しが生きてるってすげ〜!!って話
タイトル通りのオタク語りでしかない。暗い話でもない。
アニメも漫画もゲームも映画も好きなオタクである私には、これまでの人生で割と洒落にならない数のいわゆる「推し」がいる。
そのキャラ達の中には、作中で幸せを掴んだ者、死んだ者、登場回数がめちゃめちゃに少ない者、等々。様々だ。
それでも作品=聖典である私にとっては作中で起きた出来事が全てなので、幸福を掴んだ者を目一杯祝福したり、死んだことにショ