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サラダをスープにする話

サラダを食べる、というか野菜を食べることは基本的には好きな私だが、生野菜を食べるのには根気が必要だと思っている。

人参の細切り、キャベツの千切り、レタスのざく切り、くし切りのトマトなどなど、生野菜のサラダは「食べるぞ!」という気合いを入れないと容易には手を出せない。

生野菜独特の草の香りや、細かく切る事で野菜がかさ増しされたこと、あとはドレッシングの塩味がハードルの原因かと思われる。

野菜が嫌いなわけではないのだ。決して。ただ、あまりに疲れすぎていて、野菜を摂らないといけないけれど白米を食べる気力もない…という時、私はいつも野菜をスープにしてしまう。


レタスとトマト、玉葱と葱を入れて、鶏がらスープの素を一振り。チューブの生姜を加えて、溶き卵なんかを入れてしまえば具沢山の中華スープに。キャベツと人参、じゃがいも、玉葱、豆腐の角切りと乾燥わかめ、本だしに味噌を溶かせば味噌汁に。

とまあ、こんな具合にスープにしてしまうと、温かいのと、煮込まれたことで野菜たちが柔らかくなり、野菜を食べるという私の中のハードルがぐんと下がる。面倒くさがりな私でも、白米やおかずは食べられないけどスープくらいなら…と食事を始められる。

スープのおかげで食欲が増進されてそのまま夕飯を食べられることもあれば、やっぱり気力がなくてスープだけになってしまう日もあるけれど、一食分抜かすよりかは何かを口に入れた方が良いので、スープには日頃からたいへんお世話になっている。足を向けて寝られない。

もちろん、生野菜と火を通した野菜では栄養価が違うことや、摂る塩分量が云々といった基礎的な知識はあるものの、やはり食欲のない日は野菜スープに限る。

デトックススープ?というのも流行っているらしい。今度つくってみようかな

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