アルゼンチン野菜は大地の味

アルゼンチンの自給率はものすごく高い。正確に数字はわからないが200%超えと言われていて、穀物も、肉も野菜も豊富。

コロナ問題では、感染者の少なかった３月から早々に鎖国し、9月まで海外便は飛ばさないと発表したアルゼンチン。輸入なしでも食べていけるという安心感の裏付けはあるんじゃないかなぁと思う。

産業、交通の制限があっても、生鮮品の品薄感はまったく感じない。

いまは大型スーパーで全部まとめて買える時代だけれど、わたしは昔ながらの八百屋さんが好き。
値付けはキロ単位なので、普通は玉ねぎ１キロ、バナナ半キロという買い方が一般的。
うちは冷蔵庫が小さいので、毎回使う分だけ人参二本、レモン一個、そんな買い方をしている。

アルゼンチン野菜は大地の味。野性味あるれる力強さがある。太陽と土のパワーがそのまま入った風味を感じられる。だから特別に工夫しなくても煮るだけで野菜の旨味でなんだか美味しいものが出来ちゃう。

なんでも美味しく感じられる野菜だけれど、アルゼンチンで必ず食べて欲しいのは、じゃがいも。芋は正しくは野菜分類じゃないがここではよしとして。レストランメニューの付け合わせは大抵、サラダかフライドポテトか、ポテトピューレだから、旅行中はカロリーの事は忘れて、ポテト系を選んでいただきたい。じゃがいもってこんなに美味しかったっけ？と思うはず。
サラダにするならば、人参、ルッコラ、クレソンなどは特に味の違いを感じられるのでおすすめ。
これまでただ一つ、好みに合わなかったのはアーティチョーク。興味津々だったけどダメだった。日本的味覚か個人的味覚の好みの問題かわからない。誰か試してみて欲しい。

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