令和の米騒動だとTVが騒いでいますね！米の不作とか、インバウンドの消費とか？・・でもねお米が姿を消したのは、スーパーの棚だけかもしれません・・・おそらく仕組まれたことでしょう！

こんにちは、お米屋さんでお米を買ってるDJムッチーです。
「スーパーの棚にお米がなくなった！」とTVが喧しいですね！
理由は、昨年の米の出来高が良くなかったとか、インバウンドの消費が思いのほか多かったとか・・・
注意してください！・・お米が無くなったのは、スーパーの棚ですよ
スーパーの流通在庫管理システムの機敏さをご存知な方なら、作為的な行動と疑ってかかると思います。
今日は、DJムッチーの陰謀論をお届けします・・・（笑）

お米不足の原因は

元農水官僚でキヤノングローバル戦略研究所研究主幹を務める山下一仁さんによりますと・・・昨年の猛暑による不作やインバウンド（訪日外国人）の増加でコメの消費が増えたためだと言われていますが、両方とも主要な原因ではありませんとおっしゃっています。
そもそも2023年産米の場合、コメの出来具合を示す「作況指数」は101で平年並み。23年産は特に高品質のコメが不作で、消費者が欲しがるコメが減ったからだとの見方もありますが、凶作だったわけではないそうです。

一方、インバウンドの消費増もそれほど大きいとは言えません。月約300万人の訪日客が日本に1週間滞在し、日本人並みにコメを朝昼晩食べると仮定しても、その消費量は全体のわずか0・5％程度。実際にはコメを3食取る訪日客は多くはなく、消費量はもっと少ないはずなのだそうです。

なぜこの時期

南海トラフ巨大地震注意報が報じられたとたんに、スーパーからミネラルウォーターが無くなってしまいましたね。スーパーは通常の2倍以上の売上だったようです。
それから数日して、スーパーではお米の値段が高くなったり、購入制限したり、棚からお米が消えたりしました。
奇しくも、新米が出回る2週間ほど前の事です。
機を見て敏なスーパーの需要予測システムと在庫管理システムのなせる業だと、オペレーションリサーチを学んだことのある方なら、たぶんお気づきかと思います。
僕は、この米の品薄は、単価引き上げと古米の在庫整理の戦術的結果による現象ではないかと推察しています。

お米は、白米で貯蔵されていないことは、ご存知かと思います。スーパーで販売される白米は、玄米で業者に貯蔵され棚に並ぶ前に精米されて、白米として届けられ販売されます。
優秀な販売管理システムを用いて、精米から30～50日で完売を目指します。
売れなかったら、コメの納入業者に返品するか、捨てるか、従業員に安く売るか、フードバンクに寄付するという方法で棚から消えて新しいお米が棚に並びます。
返品先の納入業者さんからの情報では、返品後は業務用や外食産業にまわすとのことでした。
米騒動でもコンビニのおにぎりが無くならないのは、こういう理由があったのです。

賞味期限を表示していないお米は、精米してから30～50日で棚から撤去してしまうのは、なんだかおかしな気がしますよね。スーパーの社員ですら、なぜこのような慣習になっているのかわからないのだそうです。
賞味期限表示が入っているコンビニで売っているお米なら販売期間が5ヶ月から10ヶ月あるというのにです・・・
（社員に調整の意図を知らせると、労働意欲を無くすからでしょうか？）
お米が値上がりし、商品棚に在庫が薄くなる兆しが出た状況を続けているのは、不思議でなりません。
このことが、スーパーのお米の品薄の原因なのかもしれませんね・・・

お米はコンビニで買いますか？

新米の入荷があると、昨年産の古米の売上は落ちます。そこで、今回の米騒動では、賢いスーパーは古米を販売整理するために、お米の品薄の状態を作っているのではないかと僕は推理します。
（今年は地震情報が出て、調整には好都合でしたね・・・）
この時期なのは、新米の入荷時期が既に確定していたからなんでしょう！
そこから逆算して品薄状況を作り、新米が出回ると価格の引き上げが難し古米の値上げをして販売するという、オペレーションリサーチ的な手法を用いていると思います。
だから、スーパーだけで米不足が起こっていると僕は考えます！

贔屓のお米屋さんを持ちましょう！

スーパーにはお米が無いですが、お米屋さんではお米を売ってくれますよ。
贔屓のお米屋さんを作るには、近所の気の合いそうなお米屋さんに2度ほどお米を買いに行くことです。
最初はお店お勧めのお米を買って、2度目は前回のお米の感想と今度はこんな感じのお米が食べたいという好みを知らせれば、そこが贔屓のお米屋さんです。
相手は商売人です、お客さんの顔と好みは忘れません。また、贔屓の客を逃すまいと、さまざまな情報をもらえます。もちろん少量の販売もしてもらえますし、予算を伝えれば上手にブレンドしてもらえます。
（若い店主さんなら、配達も無料でしてくれます！）
殆どのお米屋さんは、自家精米ですからスーパーより新鮮なお米を買い求められますよ。
この度の令和の米不足も、僕が贔屓にしてるお米屋さんは、心配する必要がないことを話してくれました。
スーパーよりはほんの少し割高になりますが、お米屋さんでお米を買うことで、今回のような米騒動の被害は回避できます。

神戸のお米屋さん　足立商店さん

慌ててスーパーへ走って、お米をたくさん買っている人がいますが、夏を越した古いお米であることを認識しているのでしょうかね？・・・

今日は令和の米騒動にたいする僕の推測とお勧め情報でした。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。