見出し画像

女子体操オリンピック日本代表が喫煙・飲酒で出場辞退です。「規則に触れさせた側の責任は、どうなるのですか?」と金八先生なら辞退を促した人々に厳しく問うでしょうね!

こんにちは、パリ・オリンピックの開会式が楽しみなDJムッチーです。
パリ・オリンピックの開会式はセーヌ川を使って行われるとのことなので、どんな式典になるのか興味津々です。
以前パリを訪れた時に見たセーヌ川は、その頃の道頓堀川(大阪)のような状況でしたが、今は泳げるほど奇麗になっているようですね。
昭和の終わりごろに、投げ込まれたカーネル・サンダース像を探しに生瀬勝久(当時:やりまくりさんすけ)さんが、道頓堀川に潜ったところ、後に皮膚炎や発疹に悩まされたそうです。
現在のセーヌ川の大腸菌の量は、ずいぶん奇麗になった現在の道頓堀川の4倍といいかすから、先日セーヌ川で泳いだパリ市長に生瀬さんと同じような症状が出てなければいいのですがね・・・

セーヌ川を泳いだパリ市長 皮膚の病気にご注意ください

パリオリンピックと言えば、女子体操日本代表のエースが喫煙・飲酒で出場辞退したそうですね。本人と話し合った末、日本オリンピック委員会に対し、辞退を申し出たということですから、おそらく日本体育協会の偉い方が、出来るだけ世間の目に晒されず、さらなる問題が起きないようにという発想のもと、言い含められたんだと思います。
この事態の収束させ方を聞いて3年B組金八先生第シリーズで有名になった「腐ったみかんの方程式」を思い出してしまいました。
腐ったみかんが1つあると、箱の中のみかんは全部腐ってしまう。だから、腐ったみかんは放り出すという考え方。
今回のやり方は、選手育成と言うような言葉をつかう人々のやり方ではないですよね。

規則に触れさせた側の責任

現在、日本の成人年齢は18歳ですが、喫煙と飲酒が許されるのは20歳以上となっています。また今回の件では、代表活動の期間は原則的に20歳以上でも喫煙は許されないといった日本体操協会が定める行動規範もあるそうです。
これに、まだ19歳の女子体操日本代表のエースは違反してしまいました。
タバコぐらい、酒ぐらいという擁護の声も上がっていて、それらの意見も理解できますが、それよりこの件には日本体操協会の大きな誤認識があることに気付いている人は少ないようです。

未成年の喫煙・飲酒の処罰
未成年の喫煙・飲酒は、法律で禁止されていますが、本人には罰則はありません。罰則が適用されるのは、未成年者の喫煙・飲酒を知っていたが制止しなかった親や管理者、そして販売者です。
今回の件は内部からの情報提供とありますから、情報提供した人は知っていて制止していないので、罪に問われます。その人や行為を隠すのなら、犯罪の隠匿にもなってしまいます。
喫煙や飲酒には、法に触れさせた側に責任があるのです。
にもかかわらず、日本体操協会側は誰も処分されていません。
やった本人が悪いという立場で、本人を擁護する良い人ふりをしているように見えてなりません。

日本体操協会は代表選手に対し、20歳以上であっても代表活動中の飲酒を禁じ、喫煙も原則的に禁止とする行動規範を策定しているとのことですが、違反の罰則は明かされていません。
そして、こちらも指導者達には、規範に触れさせた責任がともないます。
こちらの件でも、日本体操協会側は誰も処分されていません。

オリンピック出場辞退の報道の後に思い出したドラマのシーンがあります。
3年B組金八先生第2シリーズ「卒業前の暴力」と言う回では、学校を荒らす不良生徒として「腐ったみかん」の様に自分を放り出した前の学校に、謝罪を求めて乗り込むのですが、生徒は警察に逮捕されてしまいます。金八先生は生徒を必死で守ろうとして、絞り出すように叫ぶセリフがあります。
「法に触れさせた側の責任はどうなるんでしょう?・・彼をここまで追い詰めた責任です。無いとは言わせませんよ、あなたがたにも、そして私にも」
そして、咎めなしに釈放された生徒に金八先生はビンタを浴びせ「お前は、俺の生徒だ」と言いながら抱きしめるのです。
こういう考えをもって選手を育成する人が、日本体操協会にはいなかったのでしょうか?
普段は育成者気取りでメディアに登場する癖に、何かが起こると本人、本人を繰り返し、代理の様な顔をして謝罪の場に登場する。
そういう姿勢の指導者がとても残念に思えてなりません・・

加藤! 松浦!  中島みゆき「世情」が聞こえてくるような

日本体操協会は、今回の違反はここで選手生命が絶たれる内容ではなく、再起を期すことが可能なものと認識していて、協会もサポートをする姿勢を打ち出しているそうなんですが、協会自身の責任もはっきりすべきですね。
もし責任がないとお考えなら、誰か誤認識を改めてあげてほしいものです。
日本体操協会自身が、責任をとる姿勢をみれば、辞退した日本代表選手の心も入れ替わるのではないでしょうか?
自分のために犠牲になる他人を見る時、大きな反省が生まれますからね。

スポーツはルールに則って行わる

ルールの順守はスポーツを成立させる根幹である。何らかの処分は当然あるとお考えで、代表選手の辞退を肯定しておられる厳しい姿勢の人々も見受けられます。
そういう方々は、球技スポーツでしばしば見られる故意のペナルティーはどう説明されるのだろうと思います。
故意のペナルティーも制限回数がルールで決まっているからOKとほんとうに言えるでしょうか?

僕は今回の行為は、五輪代表はく奪に値する行為であったとは言いがたいと思います。本来なら、19歳であることを鑑み、例えば教育的に指導していくことをもって処分とするぐらいで十分だと思います。
責任を本人だけに負わせる辞退と言うやり方は、本当にいただけませんね。

それでは、今日はこの辺で失礼します。
話のネタに困ったら使ってくださいね。

皆さんからのサポート心よりお待ちしています。。。
よろしくお願いします、
スキとフォロー、コメント、とてもうれしいです。 

第三回トークイベントは、土曜のお昼に開催しようかと
考えています・・・詳しい日程が決まりましたら発表しますね  

じゃあまたこの次
DJムッチーでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?