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カフェラテがカフェオレを駆逐してしまいそうです・・・カフェオレを注文してもカフェラテを持ってくるお店が増えているような気がしませんか?

こんにちは、DJムッチーです。
つい先日の大阪・梅田での出来事・・新しい企画の下打ち合わせで、プロデューサーさんと喫茶店で待ち合わせ。先に着いた僕は、小腹がすいてたのだけれど、何かを食べるほどでもなかったのでカフェオレを注文。
注文を聞いた店員さんは、「カフェオレですね」と確認して厨房エリアへ。
暫くするとその店員さんが、「カフェラテ、お待たせしました。」とカフェラテを運んできました。
「カフェオレ頼んだんですけど・・」と僕が質すと、困った顔の店員さんは「カフェラテです。」と言ってそのまま立ち去りました。
あれれ・・「カフェオレ」と「カフェラテ」って同じものになってしまったのかな? 違うよね・・カフェラテって確かエスプレッソコーヒーでつくるんだよね・・・という事は、カフェオレはカフェラテに地位も権威も奪い取られてしまったのでしょうか?(笑)

カフェオレがカフェラテに駆逐されるのは人手不足が原因

神戸の元町に気分転換に伺う古い喫茶店があります。そこで、カフェオレを頼んでみました、するといつもの小腹が空いたときに飲むカフェオレが出てきました。マスターに大阪梅田の喫茶店の話をすると、笑いながら最近の事情を教えてくれました。
カフェオレは、フランスの飲み物でドリップコーヒーと温めた牛乳を1:1でカップに注いで作るものなのだそうです。これに対してカフェラテはイタリアの飲み物で、エスプレッソコーヒーと温めて泡立てた牛乳を2:8で先にエスプレッソをカップに注いでからを牛乳を注ぐのだそうです。(だから絵が描けるのだそうですよ・・でも、カフェラテではうまく描けないとか)
ドリップコーヒーは、熟練者が淹れないとなかな味が安定しない。
これに対して、エスプレッソはマシンで抽出するので誰が淹れても味が安定している。だから、最近のカフェと言われるお店はエスプレッソ系のコーヒーが多いとのこと。こんな事情で、カフェオレがカフェラテになってしまっても仕方がないのだそうです。
僕は、カフェラテは絵が描いてあって、カフェオレにはないので、流行りでカフェラテがカフェオレにとってかわったのかと早合点してました。
カフェオレがカフェラテに変わってしまうのは、実は熟練者の人手不足が原因ようですね。熟練者だけに時給だけでは解決できないようですね。

カフェオレって以前大阪ではミーコ―って呼ばれてた

カフェオレって、1970年大阪万博以降からの呼び名だと思います。ではそれ以前は何と呼ばれていたのか・・一般的にはミルクコーヒーです。
これが、大阪を中心に関西では「ミーコ―」と呼ばれていました。
東京では通じない大阪弁には載ってないようですが、実際に僕が父に連れられて喫茶店に入った時、多くの人が「ミーコ―」と呼んでたので間違いないです。大阪では、アイスコーヒーを冷たいコーヒーで「レーコー」と呼んでいたのでさもありなんです。
コーヒーに付いて来る小さな容器に入ったミルクも、関西では発売当初から「コーヒーフレッシュ」もしくは「フレッシュ」と呼ばれていて今でもそう呼んでいます。これは、おそらくミーコ―とミルクを混同しないための名前の工夫かもしれません。この「フレッシュ」も関西だけの呼び名で、東京では通じませんので、関西の方はご注意ください。

イタリアのカフェはミルクの比率で名前が変わります

元町の喫茶店のマスターによりますと、イタリアのカフェはミルクの比率で名前が変わるのだそうです。
カプチーノ:
ミルクとエスプレッソコーヒーを3対7の割合で作ったコーヒーです。
コーヒーと泡立てたミルクの層に分かれます。絵が描けるのはカプチーノなんですね。


マキアート:
ミルクとエスプレッソコーヒーを1対3の割合で作ったコーヒーです。
マキアートはイタリア語で「染み」という意味で、エスプレッソコーヒーに少しだけ入れた泡立てたミルクが、まるで染みのように見えることからこの呼び名がついたそうです。


カフェモカ:
カプチーノと同じ割合でミルクを入れますが、カフェモカはミルク以外にももチョコレートを加える変わり種です。

僕は、やはりカフェラテよりカフェオレが好きです。小腹が空いてホットミルクを飲むのは芸がないし、ミルクの表面の幕がどうも好きになれません。
カフェをお使いになることが多い方にはもっと詳しい方が多いと思います。
ぜひ、温めた蘊蓄をお聞かせください。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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