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よく行くカフェのスタッフからもらった最高に素敵な誕生日のプレゼント

よく行くカフェのスタッフからもらった最高に素敵な誕生日のプレゼント

【最高に嬉しく驚いたこと】

よく行くカフェでカプチーノを飲んでいたら、馴染みのスタッフがプレゼントとカードを渡してくれました。そして、ハッピーバースデーと言って、ハグしてくれました。

カフェの人から誕生日のプレゼントをもらうとは夢にも思っていなかったのでびっくり仰天。

包装紙を開くと、それは彼女が描いた絵でした。
1900年建築のこのカフェのシャンデリア、そしてファンテイル(扇ビタキ)という

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35年前、新米教師の時に教えた生徒とのご縁が突然再びつながった

35年前、新米教師の時に教えた生徒とのご縁が突然再びつながった

🌈  Xに投稿したポストへのコメント

僕はX(旧Twitter)に投稿していますが、ある日の投稿に一つのコメントがありました。驚いたことに、それは、35年前、僕が高校の英語教員になった一年目に教えた生徒のMさんからでした。

Mさんは僕のYouTube チャンネルも視聴していたそうで、Xの投稿を見つけてコメントしてくれて、35年ぶりに再びご縁が繋がりました。

🌈 忘れていた自分の言葉
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Let it be

Let it be

 英語の授業がある前は、予習も夜中の一時頃までやりましたが、楽しい時間でもありました。先生がよく終わりの方でラジカセを持ってきて英語の曲をかけてくださったのです。それまであまり洋楽を聞かなかった自分にはとても新鮮で、歌詞の意味を理解したいという気持ちにさせるものでした。そんな素敵な曲の中の一つが、ビートルズの『Let it be』。

 「あるがままに」
 「ありのままに」
 「そっとしておいて」

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助産師時代のこと

助産師時代のこと

 病院勤務時代に、先生に認められて嬉しかったことが一つある。(自分は承認欲求が強いのだ)
 準夜勤で手術患者さんのオペ後の管理をしていた時、「痛み止めの効果が薄い」「痛がり方がおかしい」「何となく変だ」ことを理由にすぐに先生に報告でき、患者さんに対して早期に対応出来たのだ。状態としては、腹腔内での血腫だったと思うが経過を見る程度で良い程度のものだった。

 「どうしてわかったんですか?」
「これは

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バスケ部の顧問の先生

バスケ部の顧問の先生

 その先生は、長男の部活(バスケ)の顧問で、その時50代半ばの方。ある時一人の部員の生徒を、周囲の大人(部活の保護者たち)が問題視して辞めさせようとしたことがある。
 その問題視された生徒さんは、ハーフの子であった。何かと手が先に出てしまいやんちゃでもあったのだろう。でも長男から言えば、ちゃんと良い所もあるし、深刻に受け止めておらずむしろ遠征などの車(親が車を出す時)はその子を連れてくることが多か

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納得のいかない通知表

納得のいかない通知表

 高2の理科は生物を取っていた。生物は一年の時0点を取ったことがあるが、担任の先生はわかりやすく得意科目にもなった。「遺伝」の授業中に、手塚治虫の漫画の中に詳しく記載があった為、学校に持ち込み授業中に開いて見てしまった。調子に乗ってバカだったとは思うが先生に見つかり、大変なお叱りを受けた。「おい、◯◯!しまえ‼️」凄い怖かった。先生の顔には青スジが走り顔面蒼白であった。周りの友達もハラハラ見ていた

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助産師学生の時ただ一つだけ褒められたこと

助産師学生の時ただ一つだけ褒められたこと

 助産師学生としてはできる方ではなかったと思う。緊張しがちで患者さんへの対応も下手だった。そんな私ではあるがか一つだけ指導の先生に褒めていただけたことがある。それは、「同じチームの人が兄の結婚式に行けるよう工夫した点において」

 実習が始まると二人一組のペアで出産に立ちあわせて頂く。実習が始まると簡単な理由では休む事は許されないのだ。それは身内の結婚式にも出てはいけないほどだった。

 友人の兄

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地理はバッチリ

地理はバッチリ

 その先生は社会の先生だった。私は地理を選択していた。先生は駄洒落が好きでいつも駄洒落を言っていた。
「屋根ってやーねー。」「地理はバッチリ👌」「代機は大っ嫌い』「微分積分いい気分❤️」
「ドリーネって言うんねー」他は忘れてしまったが、とにかく1時間に3個以上は駄洒落をいう。友達はなぜかノートにその駄洒落をメモして楽しんでいた。先生の駄洒落に逐一反応して爆笑していた。私は、先生の駄洒落よりもその

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頭皮数列(等比数列)

頭皮数列(等比数列)

 長男が高2ごろ本人から聞いた話だ。数学の等比数列の授業中に、ある生徒がノートに「頭皮数列」と書いてふざけていたらしい。それを覗き込んだ若い先生が、「何それ?ばかじゃないか!?」と、ツッコミを入れてくれたのだそうだ。
 生徒が「あ、この駄洒落は◯◯先生が言ってたんですー。☺️」先生にとっては目上の先生が考えたシャレだった。
「アッ、‥そっそうなんだ💦」なんだかバカバカしい話だが、その若い先生の気

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ビンデケベーベとは

ビンデケベーベとは

 看護学校では医学部の教授による解剖学の講義がある。その教授は学生から「Sちゃん」と言われていた。Sちゃんは多分結構年配だった。Sちゃんと言えばビンデケベーベなのだ。ビンデケベーベとはドイツ語であり結合組織の事なのだとか。解剖学の講義は結構興味深く受けさせてもらったが、そのことしか今は思い出せない。
 医学部のある先輩も、「Sちゃんビンデケベーベって言ってたでしょう?」と言い、Sちゃんと言えば「ビ

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先生を困らせた話

先生を困らせた話

それは高2の古文の時間だった。源氏物語のところで、国語のF先生が突然私をあてて、「よこやんさんにとっての光源氏は誰ですかな?」と質問したのだ。
 突然当てられて、意味を解さず唐突に答えたのが、「んーっと、◯の宮(皇族の名前)」
と言うと少し間をおいて教室内はざわめき、「何言ってるの⁈よこやん?頭大丈夫?」と皆んなの心の声がきこえてきた。
「そんなに変なこと言ったかなー?」と思ったが、先生もその答え

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助産師学校時代3

助産師学校時代3

 後期実習が始まると、4人ほどのチームに分かれて各受け入れ病院に散らばる。皆んなそれぞれの病院で難しい事例に遭遇したなどの情報をやりとりしていたものだ。「子宮破裂で緊急全摘手術」「分娩後大量出血」振り返っても恐ろしくなるような、学生には手に負えないほどの重症事例に必死に皆食らいついて行ってるのだなぁと、噂話のなかから感じた。

 中でも記憶に強く残る出来事がある。
友達の受け持ち患者さんが、大量出

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言葉

言葉

 生きていると時々とてつもなく凄い人に出くわす。というか既に出くわしていた。
 その人は英語の先生だった。高一の最後の授業で英語に関係ない言葉をみんなにかけてくれた。
「みんなは何にでもなれるんだから、なんでもやってみるんだよ。大丈夫だから」
 一言一句合っているかと言ったら違うのでしょうが、そういう意味のことを確かに仰った。
 「僕よりも皆の方が凄いんだからね」
 これは確かにこう仰った。俯きな

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陸上記録会のこと。恩師の思い出

陸上記録会のこと。恩師の思い出

 小5の思い出話。たまたま短距離走が得意で記録会の練習に招集されてしまった。(運動が嫌いなのに)

 練習には参加したくない気持ちがどうしてもあり、担任の先生にも不参加の旨を伝えた。ある時放課後の教室でなぜ嫌なのかと、お説教をされた。「苦しい練習が嫌です、やりたくない、競技が嫌い」先生は穏やかにでも厳しい顔で聞いていた。そしてマンガ エースを狙えを貸してくれた。「苦しいことでも逃げずにやってみなさ

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