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たくさんの出会いと冬の日本海に接する旅~奥能登国際芸術祭2023のプライベートツアー~

奥能登国際芸術祭2023

石川県珠洲市で行われている奥能登国際芸術祭2023で、冬の日本海を感じてきました。
たくさんの出会いがあった、奥能登芸術祭2023プライベートツアー。
とても良いツアーでした。
わたしは運転士を務めました。

サポーターなど

今会期では、サポーターとして受付もさせていただき、その際にちょろっと作品も見ています。
その際の投稿はこちらです。

まだ半袖でしたね。

1日目

さて、ツアー1日目は外浦(日本海側)を中心に珠洲を巡ります。
冬の日本海を感じさせる荒々しさ。
写真は撮れませんでしたが、「波の花」を見ることが出来ました。
寒い季節ならではのものですので、見られてラッキーです。

「波の花」は、岩に打ち付けられた白い泡が、風に飛ばされて空を舞うさまが、白い花びらのようにみえることから、そう呼ばれるようになったそうです。
白い泡の正体は、海中に漂う植物性プランクトンの粘液が、荒波にもまれて、石けん状になったからだと言われています。
「波の花」が見られる条件としては、まず植物性プランクトンが住み着く綺麗な海であること。
そして、海水がとても冷たく、かつ荒波であることです。
海水の温度が低いほど、プランクトンの粘液性が高まり、それが岩などに何度も打ち付けられるたびに、空気を含んで泡状になるのですね。

https://dot.asahi.com/articles/-/22692?page=1
より引用

海で出来た泡が、車を運転する陸地にまで飛んできていました。
車を運転していたために、その様子を撮れないことが残念です。
記録よりも記憶に。

この日の1作品目、塩田千春さんの作品で、地元の方と話が出来ました。
日本最古の塩田法である「能登の揚げ浜式製塩の技術」の地、珠洲市。

子どもの頃に塩田の作業を手伝ったことなど。
手伝いが嫌だったといった、本音の話も聞けちゃいました。
ステキな思い出話をありがとうございました。

別の作品では、里山の写真を撮っていたら、ここで生まれ育って、変わらない風景が好きだ。
こっちの方もいい風景ですよ、などと言った会話もありました。

どちらも珠洲が大好きなんだなって感じられて、出会いに感謝です。

2日目

生憎の雨模様。
1日目にも増して寒さを感じる日です。
この日の1作品目でも、地元の方の話が聴けました。

芸術祭、作品を通じてこの地を訪れたことをとても喜んでくださいました。
作家さんが気に入られたという、作品の川向うからの景色も見たかったな。
時間が無くて残念です。

その他、作家さんとの出会いも。
会期末のこの日、翌日からは撤去作業があるそうで。
この作品に対する思いや、準備などについても話をしてくださいました。

地元の方や作家さんとの会話といった経験は、作品の印象をより高めてくれます。

クラウドファンディング

一般社団法人サポートスズでは、クラウドファンディングを行っているそうです。
2023年11月17日まで。
わたしもご縁を感じてポチリました。

おわりに

奥能登国際芸術祭はトリエンナーレ。
次は2026年の開催でしょうか。
今回お会い出来た地元のみなさまと、また会えますように。

では。

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