#7 医学と出逢い、看護の道で思い描いた姿
何かを発信するって勇気のいることだもんね。
この記事の話をしていたら、友人がそう言ってくれました。
そうだね。とても勇気のいること。
だって、うるさいなあって思われるかもしれないし、批判されちゃうかもしれないし、なんなら無視されちゃうかもしれない。
でも、言わなきゃ、やらなきゃ、何も始まらないし、何も変わらない。
今動くしかないんだ、だから、やろうって勇気を振り絞って始めた。
そんな私の気持ちを汲み取って応援してくれる人がいるということ、本当に有難いし、大切にしたいなぁと思いました。
そして、発信には色んな方法があることを教えてもらい、今回、インターネットラジオに出させていただきました。
ラジオでは
「行政保健師について」
「私が力をいれていること」
「私の本音、皆へのメッセージ」
をお話しています。
特に後半を聴いていただきたいです。
今後も記事やラジオだけでなく、様々な方法で発信していけたらなと思い、模索中です😌
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さてさて、今回は私が医学と出逢い、看護の道で思い描いた姿についてお話しします。
小学校6年生の頃、ある病気を患っていることがわかりました。
病気について、ここでは、整形外科領域の病気、とだけ触れることとします。
その病気は原因不明で、そのまま進行すると、生活が困難になるばかりか、死に至る可能性もある、と言われていました。
結果、私は、中学生、大学生のときに手術を受けました。
その辛さといったら、本当に言葉にはできないもので、相当悩んだ記憶があります😢
でも、私の周りには、気遣ってくれる友人がたくさんいました。
中学高校の頃は、重いものを持ってもらったり、スポーツができない期間も別の楽しい思い出を作ってもらい、
大学の頃は、周りが看護学生だったので気軽に病気について話ができたし、部活という帰る場所があった。
そのお陰で、私の大切なものを奪った病気だったけど、別の大切なものをくれた病気だったな、結果良かったな、って折り合いをつけて考えられるようになりました。
その一方
きっと一番辛かったのは、両親なのでは、と思い出す度に考えます。
最初の手術を受けるまで、
病院に行った日の夜は、両親が夜な夜なずっと話していたのを、記憶しています。
「どうして自分の子が…」
「手術以外に道がないのか」
と、答えのない話し合いをずっと。
自分が2回目の手術をするときに聞きましたが、病院では手術の医学的説明ばかりで、じっくり親の気持ちを聞いてくれることはなかったそうです。
その上、何でも話すような両親ではなかったので、2人だけでずっと抱えていた。
病院のMSW(メディカルソーシャルワーカー)や地域の保健師に繋がっていれば、きっとそこで話を聞いてもらうことができたかもしれないのに…
(言い換えれば、話を聞いてくれる専門職の存在を両親が知っていれば、繋がることができたかもしれないのに…)
そう思います。
前回の記事で
高校生の頃の夢は
「医学の研究職に就いて、原因不明の病気の原因究明をしたい」
といったものだった、と書いていたのを覚えているでしょうか。
その理由は自分の病気が背景にありました。
でも、看護学生として、
「寄り添うこと」
その本質を学ぶうちに、私がすべきことは他にもあるのではないか、と2回目の手術のときに思ったんです。
患者だけでなく、家族の気持ちも聞いて寄り添える存在になろう。
偶然にも、私は、保健師という職業を選び、そういった存在になるべく日々活動しています。
保健師は、病気を抱える人だけでなく、その家族の支援もします。
家族が健康的でないと、病気を抱える人をその家族が支えることは難しくなります。
つまり、家族を支えることは、病気を抱える人を支援することに繋がるのです。
この話については、精神保健の分野の記事で詳しく触れたいと思っています。
さて、
自分の病気がきっかけで、医学の道を選んだ。
その中でも選択した看護という分野で、自分の目指すべき姿を思い描いた。
そんな話をしました。
もし、この病気がなかったら、私はこの記事を書くことはなかったでしょう。
何をしていただろう
どんな大学に入っただろう
誰に出逢っていただろう
そう考える時もあります。
皆さんも考えることありませんか?
◯◯だったら、
△△がなかったら、
って。
人生って不思議ですね。
その不思議な人生は一度きり。
その人らしく、健康的に生きること
とっても大切な気がします。
ではでは、私の話はこの辺で。
次は
母子保健の続きで、乳幼児健診についてお話しします。
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