小中高教員資格持ちの会社員子育てパパ

大学にて小学校全科、中学校社会科、高校(地理歴史、公民)の教員免許を取得するもイラスト…

小中高教員資格持ちの会社員子育てパパ

大学にて小学校全科、中学校社会科、高校(地理歴史、公民)の教員免許を取得するもイラストレーター、Webデザイナーを経てICT企業で働く2児(娘と息子)のパパ。自分の子供を通じて実験的な子育て、教育を実践中。

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5歳から7歳までのiPadお薦めアプリ

以前、4歳までのiPadお薦めアプリという記事を書きましたが、今回はその続きで、5歳から7歳までのiPadお薦めアプリをご紹介します。 5歳くらいになると、話し方もしっかりし、早い子では文字も書き始めます。 その頃になると、音が鳴る、形が変わるといった単純なアプリでは満たされなくなり、より複雑でカスタマイズ性の高いものを求めるようになります。 また、数的、論理的処理においても高度な処理についていけるようなります。 そういった時期にお薦めのアプリをご紹介します。 Toca

    • ChatGPT時代の家庭学習

      ツールではなくひとつの知性巷で話題のChatGPTですが、個人的には非常に注目しており、GPT-4を搭載したBingAIも含め、積極的に検証、活用しています。 これまでの検索に毛が生えたようなレベルのチャットAIと異なり、十分話し相手になるレベルに仕上がっており、感動すら覚えます。 ChatGPTをはじめとする昨今のジェネレーティブAIの進化については、詳しい記事がいくつもありますので、ここでの説明は省きますが、もうツールではなく、ひとつの知性がそこにあり、人類は日常的にデジ

      • 息子も読書にハマった

        以前、娘が読書にハマったきっかけという記事を書きました。 今ではすっかり本の虫となった娘が、小学校2年生頃に本に目覚めた経緯をまとめました。 我が家には、娘の他に小学1年生の息子がいます。 息子については、他の記事でも触れましたが、娘とは対照的な外交的でアウトドア志向、下品なものが大好きという性格で、時間さえあれば公園で友達と遊びたいという「ステレオタイプの男子」です。 一時は読み聞かせすら嫌がるようになった息子ですが、この春の数ヶ月で加速度的に本を読むようになり、最近で

        • リモート英会話(弟)と塾英語(姉)

          小学校高学年から英語の授業が始まるのに備えて、娘が4年生になる前の2月頃から学習塾で英語を習わせることにしました。 我が家では自宅学習で基礎的な学習能力を育むをことを志向していましたので、これまで通信教育や勉強系の習い事はしてきませんでした。 私が教員免許を取得した当時、英語は小学校全科に含まれていなかったため、どう向き合っていいのか分からなかったこともあり、一度、プロのやり方を見てみようと考えました。 なぜ英会話ではなく塾英語なのか英語の能力としては、読む(Reading

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        5歳から7歳までのiPadお薦めアプリ

          勉強やる気スイッチの押し方

          以前、宿題を溜めるのは学力の問題ではないという記事で、毎日の宿題を着実に進めるためには、与えられた宿題を対象期間に割り振りスケジューリングする能力と誘惑を絶って勉強へと気持ちを切り替える能力が必要であり、それは学力の問題ではないので、親が積極的にスケジューリングを手伝ってあげて、モチベーションが管理し易いように環境づくりにも配慮をしましょうということを書きました。 今回は、そのうちの後者、モチベーション管理について、特に心が折れちゃったケースの対処法を中心にご紹介していきた

          勉強やる気スイッチの押し方

          4歳から始める音読ドリル(ステップ②)

          以前、4歳から始める音読ドリルという記事で、学研の「おんどくれんしゅう」シリーズを使った音読習慣についてご紹介しましたが、私の記事の中でも反響が大きかったので(※知らない間に学研さん自身が似たようなページを立ち上げていて驚き!)、今回はその続編です。 前回の記事はこちら↓ おさらいとして、前回の記事を要約すると以下のようになります。 ・音読の効果 ・すぐ読み終わる簡単なものからスタート ・名文が含まれているものが望ましい ・毎日1ページを継続 ・難易度は読む回数で調整 ・

          4歳から始める音読ドリル(ステップ②)

          SPI問題で論理的思考能力を育てる

          新型コロナウィルスの影響で、全国の小中学校は卒業式も入学式もないまま新年度へと突入しています。子どもに与えられる宿題も前年度の復習を目的としたものから、新年度のカリキュラムを自習する内容のものに切り替わってきています。 この緊急事態宣言の長期化に伴い、家庭学習の重要性は高まり、この期間の使い方が今後、個々の学力差に大きく影響することは間違いないでしょう。 「家庭学習で差が出る」という焦り「家庭学習で差が出る」と思うと、親としては、ついつい目の前の予習復習教材の量を増やそうと

          SPI問題で論理的思考能力を育てる

          飛ばし数えで鍛える数的感覚

          4歳、5歳くらいになると、目の前の物を抽象化して数として処理することが出来るようなってきます。大きさや色、形が違うリンゴでも同じリンゴとしてカウント出来るということです。 子どもによって異なる数的感覚の習得プロセス数的感覚の習得プロセスは子どもによって異なります。 我が家の場合、上の娘はモデル化して処理する傾向があります。 イメージとしては、こんな感じです。 3 + 3 = 6 → ●●● ●●● モデル化して処理をするので、比較的早い段階で応用が利くようになります。

          宿題を溜めるのは学力の問題ではない

          新型コロナウィルスの影響で、春休みが前倒しでやってくることになりました。 国の突然の決定で、残りのカリキュラムをどうするか?とか、卒業式をどうするか?とか、期末テストをどうするか?とか、いろいろ検討しなければならないことが一気に押し寄せてきて、それを1日で判断させられた教育委員会や学校の先生方のことを思うと気の毒でなりません。 勿論そうなると、春休みの宿題をどうするかなんてことは、検討としては優先順位の後ろの話で、案の定、うちの娘も、これといった課題はなく、土日程度の宿題だ

          宿題を溜めるのは学力の問題ではない

          子どものやる気を生かす距離

          親というものは勝手なもので、子どもに対して日々自分の身の回りのことは自分でこなし、能動的に学習に取り組むことを期待してしまいます。 自分が子どもの頃そうやって出来ていたかどうかに関係なく。 それは決して悪いことではないと思いますが、困ったことに期待が高いと現実とのギャップが生まれ、そこに苛立ちを感じるようになってしまうのです。我が家でも「何回同じことを言えばいいんだ…」と呟きたくなることが沢山あります。 とはいえ、怒っていても仕方がないので「なんとか言わなくて済むことはない

          子どものやる気を生かす距離

          たいようってどんなあじなんだろう?

          5歳の息子が5cm四方の小さな絵本を描きました。 たいようってどんなあじなんだろう絵・作 息子 記 ママ おしまい

          たいようってどんなあじなんだろう?

          下品な言葉が好きな息子に知性を授ける

          子ども、特に男の子は、下品なものが大好きです。 うんち、おなら、おちんちん 何が楽しいのかそればかり口にします。 下の息子はその申し子のようなところがあり、分かり易く「男子」です。 理性的だった上の娘と違い、やっては駄目なことをいくら教えても、なかなか言うことを聞きません。むしろ面白がるくらいです。 これには最初かなり手を焼きました。 危険なことや下品なことをやる度に、「こっちに来なさい!」と呼びつけ目線を合わせて強い口調で「駄目だよ。」と言ってみる。 そんなことを何回

          下品な言葉が好きな息子に知性を授ける

          「どうしてお父さんは会社に行くのにお金を払わなくていいの?」

          娘が小学校三年生になった頃だったでしょうか。 夕食の会話の中で、ふとこんな事を言い出しました。 「どうしてお父さんは会社に行くのにお金を払わなくていいの?」 咄嗟に「お父さんはお金を稼いでいるので…」と言葉が出かかったものの、何か引っ掛かるものがあり、言葉を呑み込みました。 何かは分からないものの、子ども独特の感覚で大人が忘れかけている、また気付いていない真理に迫っているような気がしたからです。 シンプルな疑問の破壊力娘の話を詳しく聞いてみると、 「弟は幼稚園にお金を

          「どうしてお父さんは会社に行くのにお金を払わなくていいの?」

          使わなくなったiPhoneの活用法

          我が家では使わなくなったiPhoneを屋内専用スマホとして子どもたちに使わせています。 主な用途としては、 ・娘の目覚まし時計 ・娘が家から私や妻に連絡を取るための電話 ・娘が外出先の私に連絡をするためのメッセンジャー ・動画コンテンツをテレビに転送するためのリモコン ・音楽コンテンツをスピーカーに転送するためのリモコン ・Googleで音声検索をするための端末・英語学習用コンテンツを再生するためのスピーカー といったところです。 毎日テレビのリモコンと同じかそれ以上に使

          娘が読書にハマったきっかけ

          子どもが本を読むことに対して、ネガティブな印象を持つ人はあまりいないと思います。出来れば本好きになってくれるのに越したことありません。 しかしながら、子どもが習慣的に読書を行うようになるのは非常にハードルが高いです。実際、我が家でも上の娘が1年生の頃までは、いくら買ってきてあげても読もうとしませんでした。 しかし驚いたことに、同じ娘が一年後には毎週5冊以上を読み、年間200冊超のペースで本を消費していくようになったのです。 今回は、その1年間にどんなことが起きたかについて

          娘が読書にハマったきっかけ

          進化する我が家の百マス計算

          我が家では、毎日10分程度の学習を習慣化しており、下の息子は、音読とひらがな練習。 上の娘は百マス計算です。 ただ、やらすだけでなく、子どもたちにもメリットのある仕組みにしているのが我が家の特徴です。 詳しい運用の仕方については、以下の記事を参考にして下さい。 そのうち今回は、上の娘が行なっている百マス計算について、ご紹介したいと思います。 百マス計算とは百マス計算は、安倍内閣の諮問機関「教育再生会議」委員も歴任する教育者の陰山英男さんが基礎学力の向上策として推奨している

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