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エルサレムツアーに参加‼️ユダヤ教の神殿跡を巡る旅〜

今までも何回か参加した海外オンラインツアーですが、今回、1/9はエルサレムツアーに参加しました‼️


エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地。
まず最初にユダヤ教の聖地へ!

彼らにとって最も大切にされている「嘆きの壁」(このnoteのトップ画)、もちろん見ましたよ!
ただ、エルサレムはそれだけでなく、地下道や神殿の城壁など遺跡がいっぱいでした😆


そもそも嘆きの壁は、紀元前20年にヘロデ王によって完全改築に近いかたちで拡張された神殿を取り巻いていた外壁の西の部分。

この神殿のある丘の中腹には「ギホンの泉」という水源があり、この地は紀元前より多くの民族により占領されそのたびに神殿や要塞が建てられてきました。
そのため古い構造物の遺構が重なり合って埋まっていて今でも発掘作業が続いているのです!

通常は嘆きの壁のある丘の頂から丘の麓へと見学するのですが、今回のツアーでは麓から丘を上って行きました‼️


最初、丘の麓にあるのが「シロアムの池」です。

シロアムの池の入り口看板。


この池は、紀元前7世紀にユダ王国のヒゼキア王がアッシリアからの攻撃に備えて新たな水源を掘ったのが始まりです。
その後神殿に参拝するユダヤ教徒のための身を清める場所となりました。
ヒゼキア王は街全体に水が行き渡るように地下水路を作りました。
この水路はオスマントルコ時代まで使われていました。

「シロアムの池」はキリスト教徒にとっても大切な場所です。
イエス・キリストがエルサレムでおこした二つの奇跡の場所のうちのひとつがこの場所です。イエス・キリストは物乞いの盲目を瞬時に癒す奇跡を起こしたと言われています。(ヨハネの福音書9章)

シロアムの池


石でできた地下水道があるのですが、そこを通って丘を登っていきます。人が一人やっと通れる広さです。
天井が低くなっているところもあります。

地下水道の上の地上の部分には、現在パレスティアの人たちが難民のようにして住んでいます。


丘の中腹に「ギホンの泉」があります。
この泉が古代からある水源で、今から4500年前ぐらいから人が定住し始めます。

最初の定住者はエブス人と聖書に書かれています。エブス人の作り上げた遺構が残っています。
ここからまた地下水道に入っていきます。このトンネルは約3500年以上前のカナン時代につくられました。

今から約100年前、イギリスの軍人チャールズ・ウォーレンによって発見されました。「ウォーレンの竪穴」と呼ばれています。
長い間、聖書の中でダビデが兵隊を送り込んだ穴といわれていました。


「ギホンの泉」の水源も見ました。水が勢いよく流れています。
古代の水路は太陽光が一切はいらないようにしてあって水が腐らないようにできています。
エブス人は水源を守って強固な要塞を作っていましたが、ダビデ王によってこのエブス人の町も征服され、新たな都エルサレムに変貌していきます。(紀元前1000年頃)



地下水道を出て神殿の広場に向かいます。
途中とある駐車場へ。
なんとそこは地下から遺跡が出てきて発掘作業が行われている場所なのです!(ギバティ駐車場)
貴重とされているヘレニズム時代の遺跡も!
今後わくわくしますね😆


そしてついに「嘆きの壁」へ到着!

嘆きの壁


ツアーしたときは綺麗に晴れてました‼️
でもエルサレムは晴天が多いようです。

嘆きの壁は、祈りの場が男女別であり、面積は女性の方が狭いです。
理由は、男性は、1日3回の祈りを義務づけられているからです。
イスラムの支配下、長い間祈ることができませんでしたが、1967年イスラエルが占領してから壁のそばで祈ることができるようになりました。
祈りを終えて帰るときも壁には背を向けない人が多いです。

壁に埋められた紙は半年に一度集めますが、聖なるものとして、土に埋葬されます。誰でもこの場所で祈ることができます。
セキュリティ検査はありますが、24時間365日開いており、アクセスはしやすい空間です。

そしてユダヤ教徒でなくても行くことができ、祈ることができます。
壁に祈るというよりは、壁の向こうの空にいる神様へ祈るということみたいです。



ユダヤ教の成人式もちょうど行われていました。

ユダヤ教の成人式は、男子がバル・ミツバとよばれ13歳。
女の子はバット・ミツバとよばれ12歳です。ツバとはユダヤ教の戒律のことです。
成人=ユダヤ教の戒律を守ることができる年齢となります。
13歳になった男子は、自分の生まれた週に読まれた聖書の箇所の正式な読み方をラビに個人的に教わり、家族の前で暗誦することで正式にユダヤ教徒として迎え入れられます。



楽しかったエルサレムのオンラインツアー‼️


HISエルサレムツアー明日1/14は、キリスト教の聖地めぐりがあります!


キリスト教とイスラム教も楽しみです!


執筆者、ハイサイ・オ・ジサン

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