「ひろゆき」本から学ぶ、頭がいい人の仕事術
たまには、こんな本も読んでます。わりと意味深な感じで、考えるヒントにはなりそうです。
前半は論理的思考、仮説思考、クリティカルシンキング
モノゴトをざっくり推測する「仮説思考」や、前提を疑う、といったあたりが基本
交渉ゴトでは、相手の(希望、メリット、不安など)を深くイメージすることから始める。どうすれば、相手が満足するかなど。
たとえば、「全員が納得する解決策はない」という割り切った考え方は、まさに前提を疑うの実践例。誰がどのくらい損をするかまで見積もって、誰に泣いてもらうか、許容範囲の大きい人を見極めることも、全体を丸く収めるには重要。そういった綿密な設計をしています。
仕事は基本的につまらない、という前提で。いかにサボるか、手を抜き、低コストで済ませる方法を考えるゲーム化を推奨。(このあたりは、イヤな感じがしますが、現実的とも言える)
色々なバイトの事例が出てくる。ひろゆきさんの経験の幅が広いことに驚く。普通なら凹みそうな状況でヘラヘラ楽しんでゲーム化していることろが凄い。(編集の演出力もあると思います)
後半は社会構造、価値観の話
ベーシックインカムが、クリエイターや一握りの天才を生み出すことに貢献する。という主張は面白い。多様性MAXの社会実験をしてみたい気がする。
考え方次第でどうにでもなる話と、どうにもならない話を区別して捉える。どうせなら、面白く捉えた方がいいんじゃない、という発想に、タフさを感じる。
読後感として、イヤな気分になる人もいると思います。自分の許容レベルを試されている感じ。思考の振れ幅が頭の良さ、なんだなと。
私は、頭の体操みたいな感覚で、意外に面白く読めました。
この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?