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まったくもって個人的な2023年お酒の10大ニュース

もう12月ですよ!12月と言えば今年の総決算。改めて一日一日を大切に飲んでいきましょうということで、6度目のお酒の10大ニュースです。

6年も経てば小学生卒業するのに僕は何をやっているのだ?まぁいいか。過去の5年分はこちら。


10位:CBD入り飲料とは

以前より、ちょいちょいCBD入りクラフトビアを飲んでいたんですけど、最近よく見かける気がしてるんですよ、CBD入り飲料。

そもそもCBDとはですが・・・

CBD(カンナビジオール)は、大麻草に含まれるカンナビノイドの一種で、麻やオレンジの皮などから抽出される植物由来成分です。精神作用や中毒作用がなく、心と身体の恒常性を整える効果があるとされています。

引用:Google AI

ということで、リラックス的なそういうやつです。

健康上、お酒を飲むことが控えられてきている世の中で、リラックスできるということで広めているのかなと思ってます。

お店でもパリピっぽいお酒を見かけたり…

出典:プラスウィードHP

※MIDORI色

成城石井でもCBD入りレモンサワーを見かけたりしました。

BE CHILL

今のところは、試行錯誤している感じがありますが、大手が参入したりしたらより面白くなってくるのではないかとも思います。

9位:プレミアムテキーラがきてる


出典:Amazon

僕も全然詳しくないのですが、ここしばらくアメリカではプレミアムテキーラがセレブの間で人気だっていうじゃないですか。

そもそも「アメリカのセレブの間で」何て常套句は僕みたいなシャバ僧には1ナノメートルもかすらないのですが、実際酒屋に行くと棚が増えている。

そうなってくると話が変わってくるぞと。確かに、イベントなどでテキーラを飲むことがあるし、普通に美味しいと思っている。友人との罰ゲームで飲む際も実際は「アザッス」くらいに思っている。

俄然気になるわけですね。

一応プレミアムテキーラとは

プレミアムテキーラは、100%アガベが主流で、植物由来のさわやかさや優しい甘み、繊細な香りが楽しめます。一般的なテキーラは、アガベのほか砂糖などの副原料の使用が認められています。

引用:Google AI

とGoogleのAIが応えてくれました。
ちなみに画像がアガベ。

出典:Amazon

さらに言うと、シャンパンのように原産地や製法が限定されているわけで、すでにこだわったものが、さらにこだわり抜いていると何となく思っていただければと。

酒屋を見ると1万円以上するテキーラが、ザラにある中、とりあえずプレミアムテキーラブーム火付け役と言われるドン・フリオ レポサドを購入しました。

出典:Amazon

これがまた爽やかで、ソーダ割にしたら無限に飲めるような、「なんか美味い酒」になりました。この「なんか美味い」の解像度を上げるため、今後も飲んでいこうかなと思います。

8位:外食でもナチュールワイン

今や割と見かけるようになったオレンジワイン。これが流行ったのもナチュールワインの流行の動きがあったからと言われております。
要はタンニンをもっているため、酸化防止剤が白ワインにおいても少なくて済むということ。

出典:ENOTECA

じゃあ、今更ナチュールワインを今年のニュースに加える必要がないと思うところですが、最近外食においてもナチュールワインを前面に謳うお店が増えてきているように感じるんですよね。

コロナ禍の時とナチュールワインのブームのタイミングが同じくらいで、規制解除から徐々に取り扱うお店が広まったという珍しいパターンだと思います。

※オープン2019年9月

ちなみにナチュラルワインには規定があります。

オーガニックワインやビオワインとの違い
一言で自然派ワインと言っても、「ビオワイン」や「オーガニックワイン」など、さまざまな呼び方があります。
「オーガニックワイン」は、有機栽培のブドウを使用し、厳しい基準を満たしたうえで認証を得たワインのことです。具体的には、化学肥料や合成化学物質を使わず、遺伝子操作を行わないという規定があり、さらにこの規定を3年以上クリアし続ける必要があります。

引用:ワイノミ

オーガニックだから、ナチュールだから=美味しいというわけではないのですが、お店の力により一層磨きがかかったワインの紹介やペアリングなど、これから面白くなりそうです。

7位:グレープフルーツサワーの潮流

レモンサワーの圧倒的ともいえるブームも大分落ち着いてきました。

昨年からの無糖ブームも、引き続き衰えるところはないのですが、その無糖とグレープフルーツって相性がいいと思うんですよね。

出典:Amazon

そもそも、僕は本絞りでは圧倒的グレープフルーツ信者であるのですが、それはレモンより甘みと苦みの輪郭がはっきりしているという理由からです。

レモンの酸味は甘さと相性が良いのですが、無糖サワーとして味を求めるならば単体ではグレープフルーツの方が僕個人では好きです。


出典:Amazon

そんなグレープフルーツの流れを受けてかアサヒではグレフルマニアを九州限定発売。度数とテイスト違いの3パターンで、九州限定発売は檸檬堂を彷彿とさせ・・・ゲフン。

とりあえず、九州に行った際、飲みましたがどれもグッテイストでしたよ。

出典:アサヒビール公式HP

6位:フルーツ系蒸留酒に注目

個人的ということでずーっと気になっているお酒があるんです。

パーリンカ

パーリンカ(Pálinka)は、ハンガリーで作られる果物を原料とする蒸留酒です。フルーツブランデーの総称で、ハンガリー国外で作られる同様の蒸留酒とは区別されています。
パーリンカは、プラム、アプリコット、洋梨、りんご、ラズベリー、黒スグリの実など、さまざまな果物を原料としています。それぞれの果実の香りが残り、個性的なブランデーです。

引用:Google AI

ブランデーと言っても、樽熟成はせず、また果実を使って蒸留するため、ワインの搾りかすで造るグラッパとも違うのです。

500ml作るのに10kg前後のフルーツ使用しているとのことで、とんでもない香りの爆弾らしんですよ。

しかし、これが日本の法律だと、メチルアルコールの規制に引っかかって中々輸入できないレアめのお酒。
その規制に引っかからないものを神楽坂のバー パーリンカさんのEC サイトで買えるのですが、調度売り切れ。

ぐぬぬっていたところ、楽天でピスコ ポルトンの文字を見かけました。

ピスコポルトン アチョラード

ピスコポルトン アチョラードは、ペルーの海岸で栽培される特定品種のブドウを2種類以上ブレンドして製造した蒸留酒です。ブドウ品種には、芳香品種のトロンテルとアルビージャ、非芳香品種のケブランタが使用されています。
ピスコポルトン アチョラードは、ピスコ界のトップブランドとして認知されており、大量生産が困難なお酒です。

引用:Google AI

1リットルのピスコを作るために6~10kg超のブドウを使用するとのことで、こちらもかなりプレミアム。

それこそバーパーリンカさんのWebサイトに、香りが強く甘みがないので、甘みを補完する甘いものと合わせると、より脳が甘みと香りを感じてくれるとありましたがまさにその通り。

ウイスキーとチョコのフルーツ版みたいなものでかなり面白かったです。

今のところ、ストレートとトニックウォーター割だけ試していますがいろい色と楽しめそうです。

5位:ひろがる、クラフトサケの世界

昨年も一昨年も個人的お酒10大ニュースにとりあげておりますが、そうです、また今年もグッときちゃいました。

まず、クラフトサケとはですが、

クラフトサケとは、日本酒の製造技術をベースに、お米を原料としながら従来の日本酒では法的に採用できないプロセスを取り入れた新しいジャンルのお酒です。クラフトビールやクラフトジンと同じように小規模な醸造所で作られます。
醸造の過程でさまざまな副原料を加えることで、従来の日本酒にはない味や香りが楽しめます。お茶の葉や果物、ハーブやホップなどを混ぜて発酵させることで造られます。ワインのようなフルーティーな味わいで、かつ深さもあるとされています。
酒税法上では「清酒」ではなく、「その他の醸造酒」や「雑酒」などに区分されます。

引用:Google AI

今まではそこまで多くなく、やっぱりちょっとニッチな感じがあったのですよ。さらに言うと、どぶろくや果実系のものが多かった。

今年は、スパイスやお茶系も多くバリエーションが増えたように思えます。

また、逆に日本酒の蔵元がクラフトサケを出したりと色々と面白くなってきております。

クラフトサケのイベントも行われたり、今後一層目が離せません。


4位:5大ウイスキー以外のウイスキーが熱い

とにかく世界的なウイスキーブーム。
マッカランの60年もののオールドボトルが4億円以上で落札されたことは記憶に新しいニュースです。

それだけの人気なので、原酒の不足で毎月休売、終売情報、または諸々の高騰による値上げ情報に怯える2023年になりました。

出典:サントリー公式HP

※さらに来年サントリーはがっつり値上げ。

そんなウイスキー界隈ですが暗い話ばかりではありません。5大ウイスキー(スコッチ・バーボン・アイリッシュ・カナディアン・ジャパニーズ)以外のウイスキーが盛り上がってきているのです。

すでにメジャーなのはKAVALANですが、今年のWWA(ワールドウイスキーアワード)で、シングルモルト世界最優秀賞を取ったのは、何とイスラエルのウイスキー、M&H エレメンツ シェリーカスク!

出典:PRTIMES

他にも今までブレンデットウイスキーが主流だったインドやアフリカなどもシングルモルトを出しており、確実に広まってきております。

原酒が厳しい中、選択肢が広まるのは非常に喜ばしいことだと思っております。


3位:続々、シンプルハイボール缶

さらにウイスキーの話題になるのですが、これだけウイスキーも広まってきているということで、シンプルなハイボール缶も目立ったのが今年。

今まで缶のハイボールと言えば色々混ぜてあるのが非常に多かったのです。

勿論、飲みやすくてそれはそれで良いのですが、ウイスキー自体の個性を気軽にそのまま、しかもハイボールで味わいたいとも思ってしまうのも、また真理。

そんな中、ウイスキー界隈で激震ともいえるニュースが発信されました。

出典:サントリー公式


出典:サントリー公式

日本のウイスキー生誕100周年記念という商品ではあったのですが、価格もアッパーながら、プレ値の白州・山崎と炭酸のみのハイボールを手に入れられるということで大変話題に上がりました。

さらにシンクロニシティともいうべく同じくらいの時期に続々と、ウイスキーと炭酸水のみのハイボール缶が発売されました。

出典:バキ

※KAVALANハイボール

※ワイルドターキーハイボール。これは酸味料が入ってた。

ジムビームバーボンハイボール

出典:セブンイレブン公式HP

糖質オフの流れもあるので、他にも色々発売されることを期待したいです。


2位:タコハイってなんだ

僕ごときが言うまでもないですが、今年は中身を「あえて」伝えない方法が成功した年でした。

大ヒットした映画、SLAM DUNK。勿論、僕世代では日常会話でSLAM DUNKの台詞が出るくらいには、教科書的存在です。

出典:ファミ通.com

しかし、連載終了して約30年が経っており、知名度だけで売り出すには厳しいことは目に見えておりました。

そんな中で、公開されるまで、チラシもなく予告もない、どの話をやるかもわからない状態。正直、大丈夫かという話もありました。

ところが、蓋を開けたら大成功。

タイパを意識するあまり、評価が分かってから観るというような時代の流れに対して、皆が知らない情報を先に得てSNSで上に立てるようなことがカウンターとなったのかとも思います。

さて、本題のタコハイですが、こちらはあえて味を説明しないCMがヒットの秘訣となりました。


出典:カクヤスHP

※広告でも田中みな実さんにきかれてる。

実際気になるお味というのは、味わいプレーンサワーということで、薄っすら甘い感じなんですよね。

3月に発売した「こだわり酒場のタコハイ」は、ほのかな柑橘の口あたりと焙煎麦焼酎の香ばしい風味が食事を引き立てる、酒場で愛される“味わいプレーンサワー”。ユーザーからは「すっきりとした味わいでおいしい」「甘くなくて食事に合う」といった声が寄せられ、発売から約2カ月で、当初年間販売計画(250万ケース)の7割を超える販売数量となった。

引用:ダイヤモンドオンライン

チャミスルのソーダ割に近いかなーと思います。
しかしながらこれは、シンプルな味なのに・・・いや、シンプル故か説明しづらいのでやっぱりこれは飲んでみた方が良いのかなと思います。

※日経トレンディヒット商品ベスト30で7位にランクイン

相当なプレッシャーの中でのヒットなようで、サントリーのやってみなはれ精神の体現ではないかと。

生ジョッキ缶をアサヒスーパードライだけでなく、新発売の食彩にも採用したアサヒと言い、お酒も「体験」ということを重んじるようになってきたのかと思いました。

勿論、美味しいということは前提ですが、SNSも動画になったこの時代、体験での広まりというのが今後のキーになるのではないかと思わせる商品でした。

1位:新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行

2019年12月初旬に, 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから、猛威をふるい続けている新型コロナウイルス。

3年間、とにかく自粛自粛の毎日でしたが、ついに5類以降ということで、色々と解禁されました。

声だしライブなども可能になり、お酒関係では飲食のイベントが復活しました。

僕も4年ぶりに復活したインターナショナルバーショウに行ってきました。

先日は、築地のはしご酒に参加したりと中々行けなかったお店にもいけるようになりました。

勿論、別に新型コロナウイルスがなくなったというわけもなく、何なら感染も拡大している状態で油断はできないと思います。

まだまだ大手を振ってというわけではありませんが、それでも人々の生活は続いていきます。インフルエンザも流行していることですし、注意は払いながら来年もお酒を楽しんでいければと思います。

最後に

こんなところで2023年の個人的なお酒の10大ニュースを終えようと思えます。このまとめも6年ということで、昨年や一昨年の引っ掛かりみたいなものが大きい波になっているのを感じます。当たり前のことですが面白い。

特にフルーツ系スピリッツが面白くなってくるんのではないかなと思います。

ちなみに今回、説明の引用にGoogle AIを多用してみました。

出典:滋賀大学HP

これもまた、当たり前に使われてくるのではないでしょうか。ではまた来年。


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