南アフリカのウイスキー!スリーシップスシングルモルト12年を飲む。
ウイスキーで調べれば当たり前に出てくる世界5大ウイスキーという文字。スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズのウイスキーを指します。
以前は4大ウイスキーで日本が勢いでつけてたみたいなところもあったのですが、今やジャパニーズウイスキーは世界的賞も取り名実ともに5大ウイスキーとなったと思います。
なんせまぁ品薄でたまに見かけても倍以上の値段がしたりしますからね。
そればかりか、スコッチにおいてもウイスキーの世界的人気、原材料費や輸送価格など諸々の事情で数か月に一回何らかの銘柄が値上がりしてます。
調度3月~4月のタイミングで大きいもので20%ほど値上がりという、もう世紀末、ジャッジメントデイ。
そんな中、ウイスキー界隈においても、ワインのようにニューワールドとも呼べる国々からウイスキーが発売されてきました。
有名どころでいえば台湾のカバラン。
温暖な気候では熟成ウイスキーは作れないようなイメージを見事に覆し、世界的なコンペティションで多くの賞を貰い、メジャー銘柄へと一気にのし上がりました。
さて、大分前置きが長くなりましたが、カバランは勿論のこと他の国でも続々と蒸留所ができ、5大ウイスキー以外も色々と買えるようになってきました。
今回ご紹介する南アフリカのスリーシップスは、2012年のワールドウイスキアワードにてベストブレンデッドウイスキー賞を受賞した蒸留所です。
スリーシップス自体は1977年に発売が開始されてはいたのですが、2022年、世界市場で12年もののシングルモルトタイプのウイスキーを初めて発売とのニュースを見て是非飲んでみたいと思っておりました。
ある日、酒のやまやでお酒をディギンしていたところ、まさにそのスリーシップスのシングルモルト12年を発見したので即買いしたというわけです。
値段は税込み4950円。
タリスカー10年が5850円、ボウモア12年が5566円になると考えれば、かなり希望が持てる価格なのではないでしょうか。
アルコール度数は46.3%。
まずはストレート。飲む前の香は控えめだったピート感が、アタックでふわりと感じます。そうかと思えばそこからバニラ、ピスタチオのような香ばしさと甘さ、そして少しの青さがグラデーションで味わえます。
次は、ロック。甘さは感じますが、他の香りは控えめになりますね。甘いウイスキーが好きな方はロックがいいかも。
最後にハイボール。これがまた良い。ピート感が強まって中々に香ばしく杯が進む。
ちょい贅沢ハイボールとしてかなり活躍しそうですよ!!相次ぐスコッチの値上げの中、頼もしい存在になってくれると思います。
これからにも期待です!
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