マガジンのカバー画像

心の問題

39
自分のものでありながら、もっとも扱いにくく、思い通りにならない心について対策します。
運営しているクリエイター

2022年6月の記事一覧

あの人ががんを放置する理由とあの医師が放置を勧める理由──ニセ医療問題1

あの人ががんを放置する理由とあの医師が放置を勧める理由──ニセ医療問題1

がんを放置したままでいたほうが積極的に治療するより生活の質や生存率が高いと主張する医師がいる。だが私たちはがん放置療法を採用して後悔の言葉とともに亡くなった人が少なくないのを知っている。妹を亡くした小林麻耶さんが「麻央は標準治療を受けたがっていた」と語ったのも聞いた。それでもがんを放置したいと願う人があとを絶たず、放置を推奨して患者にエビデンスのない治療と称した行為を続ける医師も相変わらずである。

もっとみる
自分を知るため人を知るほかなかった あらためて自己紹介

自分を知るため人を知るほかなかった あらためて自己紹介

 長らく共同運用アカウントとしてnoteを利用してきましたがメンバーのハラオカが休養に入りました。このため執筆と管理ともにKヒロ(ケイヒロ)による一人体制に移行し、筆名の扱いを改めることにしました。

 ケイ・ハラともに匿名度の高い筆名を使ってきたのは、過去の活動に対して暴力的な誹謗中傷を受け、それぞれが健康や生活が破壊されたためです。しかし状況は変化し続け、名乗りをめぐる決断と対応が求められてき

もっとみる
コロナ禍を騒がせた彼らはさっそく忘れられてなにも解決されないままひとつの時代が終わるのか

コロナ禍を騒がせた彼らはさっそく忘れられてなにも解決されないままひとつの時代が終わるのか

コロナ禍が“原因”で反ワクチンや陰謀論の騒動が“結果”なら、この結果が原因になって新たな問題が登場しても不思議ではない。あの奇妙な人々の騒動が賞味期限切れの話題になっても、彼らは消えていなくなったわけではないのだ。

彼らは消えていなくなったわけではない2020年1月に国内で新型コロナ肺炎の感染者が見つかってから、私たちは今まで経験したことのないできごとに翻弄され続けてきた。こうしたできごとには変

もっとみる