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☆DXリテラシー(プログラミングにおけるデータ構造とは?#5)


こんにちは、モーリーです。


本日は、DXリテラシーの知識として『データ構造』について解説します。



プログラミングにおける『データ構造』とは、データを効果的に扱うために一定の形式で体系立てて格納することを指します。データ構造は、プログラムの処理の流れであるアルゴリズムに大きく影響し、適切なデータ構造の使用が必要です。


プログラミングとは、プログラマが命令を与えることでコンピュータに特定の処理を行わせることを指します。その際、テキスト、数字、画像、音声などのデータをコンピュータが扱える形に整理する必要があります。その整理のために使われるのが、データ構造です。

データ構造は、データを構造化することを目的としています。プログラミングにおいて、構造化されたデータの扱い方によって処理の効率性と正確性が向上します。例えば、100個の数字を処理する場合、単純に並べた場合よりも配列やリスト、ツリー構造などのデータ構造を使用してデータを整理することで、目的の処理を迅速に実行できます。


データ構造にはさまざまな種類があります。以下では、代表的なデータ構造を紹介します。↓↓↓

  1. 配列:要素を順序立てて並べたデータ構造で、要素数が固定されており、メモリ上の連続した領域に格納されます。データのアクセス速度は高速ですが、データの追加や削除は低速です。

  2. リスト:データを順序づけた上で格納するデータ構造で、要素数が可変です。要素の挿入や削除が配列よりも高速に処理できます。データへのアクセス速度は低速です。

  3. スタック:データを一時的に蓄積するために使用されるデータ構造で、「後入れ先出し(LIFO)」の形式をとります。→データは上から順番に積み重ねられ、取り出す際には最後に追加されたデータから行われます。

  4. キュー:こちらもデータを一時的に蓄積するために使用されるデータ構造で、スタックとは逆に、「先入れ先出し(FIFO)」の形式をとるデータ構造です。→データを追加するとキューの末尾に配置され、取り出す際にはキューの先頭から行われます。

  5. ツリー構造:データの階層構造を表現するために使用されるデータ構造で、各階層ごとに親子関係があるデータをツリーのような形状で表現できます。例えば、一番上は『親』枝分かれしているものは『子』と呼ばれ、親は、複数の『子』を持つことができます。大きなデータから、目的のデータを見つけたいときに便利です。

  6. ヒープ : ヒープとは、要素を優先度順に管理する仕組みです。優先度が高い要素が上部に、優先度の低い要素が下部に位置する構造となっており、最大値や最小値を取得するのに適しています。

  7. グラフ:ノード(頂点)とエッジ(枝)を組み合わせたデータ構造で、ノード間のパスを表現できます。


データ構造は、プログラミングにおいて不可欠な基本概念です。適切なデータ構造の選択によって処理の効率化や正確性の向上が期待できます。配列、リスト、スタック、キュー、ツリー構造、ヒープ、グラフなど、さまざまなデータ構造がありますので、それぞれの特徴を理解し、適切に使い分けることが重要です。


以上が プログラミングにおける『データ構造』の重要性とその種類についての解説でした。


本日は、以上です。

それでは、皆さん、今週も頑張っていきましょう!

また 明日

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