口下手で人見知りで人と話すのが苦手なあなたへゲシュタルト流しゃべり場

しゃべるのが苦手で、人見知りで落ち込んでいる。
気の強い酋長とかに、質問攻めにされると何を返事していいか分からなくて、しどろもどろになって困っているあなたへ。

自分のことを話したり、何をしゃべったらいいか、頭の中と、口から出ることがバラバラになってしまうと悩んでいるあなた。

特に、セラピーを受ける、ワークすること自体にも、引っ込み思案で手も挙げられないという人には、チェックインというのが、最初にあります。

チェックインは、ゲシュタルトセラピーの場で、一日のだいたい最初の方にやります。

参加者一人一人の声を聴く時間です。

私がやる場合は、きちんとひとりひとりがゆっくり話せる時間を取ります。

それは、あなたの今日の状態や、どういう悩みで来られたのか、ここまでどういう風に生きてきて、このゲシュタルト療法にたどり着いたのか、今日どういう風に過したいのか、を大事にしたいからです。

いっぱい、聴いちゃいましたが、あなたが話したいことから口に出していけば大丈夫です。

あなたは、自分のことをうまく話せるか、話が通じるのか心配しているけど、きれいに話せなくても大丈夫だよ。

なにせ、ゲシュタルトは話の内容に興味がないのさ！（言い過ぎ）

いや、話の内容以上に、あなたの話し方、の方を大事にするのさ。
だから、逆にきれいに整理して話さない方がいいとさえ、僕は思ってる！

その、上手く話せない、つっかかったり、あっちこっち言ったり、急に違うことを思いついたり、それが自然なあなたなのだ。

その変わり、僕も、ファシリテータとして、急に思いついたことを提案するよ。準備したことじゃない、その場の流れを大事にするのがゲシュタルトなのさ。
この文章のキャラも、ところどころ変わってるけど気にしないで（苦笑）

なので、今は上手く話せない、人としゃべれない、自信がないと想っているだろうけど、心配しないで。

チェックインで、みんなが話していることを聴きながら、自分の中で起きていることに従って、自分なりにしゃべれるようになるよ。

何をしゃべってるか自分で分からなくなっても、仲間もファシリテータも暖かく待ってくれる。

そのチェックインにだんだんとなじんできて、だんだん話すことが苦手じゃなくなってくるから。

変なことしゃべってるなあと、自分を客観的に見られる、気づくようになるし、気づいたからと言ってきれいにしゃべらなくてもいいやと自分を認められるようにもなる。

とにかく、親、学校、社会世の中、では、分かるように説明しなさいと言われて生きてきて、ずっと苦しんできたかも知れないけど。

きれいにしゃべれなくて、説明できなくても、いい場所がある。
それがゲシュタルト療法の場さ。

言葉をしゃべりたくなければしゃべらなくていい。
うわーっと泣き叫んだり、
ヤダヤダーって手足をバタバタさせたり、
無言で座布団を叩いたり、
力尽きて倒れたり、
いろんな自分を好きなように表現できるんだ。

自分の心の表現は何でもいいんだ。

とにかく、君を迎えるくれる場はある。いつでも待ってるよ。

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