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巡る愛がもたらす、わたしなりの幸せ。

わたしが幸せを感じる時間について考えてみた。
パッと思い浮かんだのは、この4つだった。

1つ目は、夫と子どもたちと、触れ合う時間。
当たり前の日常なのだけれど、この時間があるからこそ、今わたしはこうして生きていられる。

心から、心の底から、愛している。

2つ目は、好きな映画を、1人でゆっくり観るとき。
中でもお気に入りなのは、『The Age Of Adaline』という映画。
高校生の頃から愛してやまない、女優のBlake Livelyが主演の恋愛モノの洋画だ。

もう、何回観ただろう。
何回観ても、必ず泣いてしまう。
(まぁ、泣くために観ているようなところもあるのだけれど……。)

視覚的、聴覚的にも品がある世界観と、登場人物それぞれの、最愛の人へ向けての愛が、とにかく美しい。たまらない。

この映画の素晴らしさを語ろうとすると、長くなるのでここでは割愛。
また別の投稿でお話しするとする。作品への愛が、溢れ出てしまうので……。

観終えたあとは、たーっぷりの愛で、心はホックホク。
この心のあたたかさ、というより熱さが、頭のてっぺんや体の末端まで、じんわりと広がっていく感覚が、最高なのだ。

3つ目は、YouTubeでアップされている、夜の都内ドライブの動画を、お酒を飲みながら観るとき。
若い頃によく行った場所や、よく見ていた風景が、心をワクワクさせる。
そして、その懐かしさが、落ち着きを与えてくれる。

4つ目は、好きな音楽を、じっくりと聴いているとき。
わたしはどちらかというと、音程よりも歌詞にポイントを置いて、音楽を聴いている。

Spotifyに、お気に入りの曲だけを詰め込んだプレイリストを作成。
暖かく、雲ひとつない青空の下を散歩しながら聴いている時間は、格別だ。

ちなみにプレイリストには、以下のような曲が入っている。
Bruno Mars 『It Will Rain』『Too Good to Say Goodbye』
Laufey 『Valentine』
安室奈美恵 『Just You and I』
Mr.Children 『others』
藤井風『優しさ』 『grace』
ジャンルや年代を問わず、他にもたくさんの曲が入っている。

この、幸せを感じる4つの時間の共通点はすべて、「」だなぁと思った。

映画は、気がつくと恋愛モノばかり観ている。
音楽も、気がつくと愛をテーマにした曲ばかりを、プレイリストに入れている。
YouTubeでは、幼い頃家族でドライブをしたときの思い出の場所や、夫と結婚前にデートをした場所など、やはり愛をテーマにした思い出を、巡っているのだった。

なぜ、映画や音楽から感じる愛で、心を満たせるのか。
それは、わたしの特性にあると思う。

わたしは幼い頃から、さまざまなものに感情移入をしやすい。
というよりも、かなり感情移入をする。
これには、良い点も悪い点もある。

良い点は、このように映画や音楽の世界観に没頭できること。
完全に主人公になり切っているので、わたしの心ももうまるっと主人公。

「困難があっても、愛で乗り越えていける!」
「あぁ、プロムに参加できるなんて、なんて幸せな時間なの……。」
主人公の幸せが、わたしの幸せにもなってしまうのだ。

悪い点は、映画を観るときによく発動される。
事前に「今日は映画を観るぞ!」と覚悟を決めておかないといけないのだ。

感情移入をすることで、頭と心の体力をかなり消耗する。
特に、夫と映画を観るときは用心。
夫の選ぶ映画は、とにかく戦いのシーンが多いからだ。

今思わず笑ってしまったが、考えてみたらそりゃあ、疲れるか。戦いなんだもん。

痛みや、流れる血は、視覚的にもかなり刺激があるし、それぞれの戦いへの想いを慮ると、ほんとうに体力を消耗する。

その結果、主人公の痛みや辛さで、わたしの心までも疲弊してしまうのだ。

ちなみに、音楽を聴くときにも同じように感情移入する。

歌詞を追っていると、頭の中にその映像が浮かび上がり、ひとりミュージカルのように動きをつけながら、歌いたくなる。
だから外で音楽を聴くときは、要注意だ。

良くも悪くも働くこの感情移入のおかげで、わたしの毎日は鮮やかに彩られているのだと思う。
単純なやつだと思われるかもしれないが、まさにそのとおりなので、仕方がない。

わたしには、母親になってからぼんやりと持っている夢がある。

それは、世界中を旅しながら、わたしがこれまでもらってきたたくさんの愛を、今度はわたしが届けたい、という夢だ。

その方法は、ボランティアなのか他の手段なのか。
まだまだあまりにも抽象的で、ぼんやりとしているけれど、いつか必ず実現させたい。

きっとこうして、愛は循環していくのではないだろうか。

愛の循環の輪は、きっと気づかないうちにどんどん大きくなる。
そうやって、子どもたちの未来や、その先の未来までも、どうか愛に満ち溢れ、平和であってほしい。

どのような形で、愛の循環ができるのか。
夢のため、未来のため、今のわたしができることには、なにがあるか。
こんなふうに考える時間も、今のわたしにとって幸せな時間になっている。

こうして、たくさんの愛について考えていたので、今わたしの心はまたしてもホックホクである。
今のこの心、まだ熱々のうちに、noteに記しておこう。

そして少しでも、読んでいただいた方の心に、愛をお届けできたらいいな……なんて思っちゃったりして……。



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