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外資系コンサルの知的生産術ープロセッシング②(40〜63)

外資系コンサルの知的生産術ープロセッシング②(40〜63)

40.とにかく人に話してみる人に話すメリット

①その問題の当事者ではない他人にもわかるように話すことによって、話し手の思考が改めて整理され、ポイントが明確化されること

➡️「一言でいえば、〜です」という抽象化できること

②他人のアタマをプロセッシングに活用できること

41.ヒューリスティックを意識する知的生産に臨む際、アプローチの取り方には、

①オプティマル➡️事実と論理を厳密に積み上げ

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外資系コンサルの知的生産術ープロセッシング①(25〜44)

外資系コンサルの知的生産術ープロセッシング①(25〜44)

25.文脈を意識するプロセッシング=集めた情報を分けたり、組み合わせたりして、示唆や洞察を引き出すこと

ここで重要になることが、「情報が文脈に沿っているかどうか」ということである。そのために、上記のような示唆や洞察が大切になってくるのである。

26.行動を提案するつまり、「〜ではどうするべきか?」という問いに対して解答を出すという事である。人は、よく社会に貢献したいとか話すことがあるが、基本的

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外資系コンサルの知的生産術ーインプット(10〜24)

外資系コンサルの知的生産術ーインプット(10〜24)

⒉インプット10.情報ソースは幅広にとる問いのリスト化が出来たら、それぞれの「問い」に対して、どのような情報ソースを用いて答えを出すかという大まかな予測をつけておくこと

11.まずはインタビューを押さえる上図で1番取り扱いに言わずもがな社外関係者へのインタビューである。

だからこそ、早め早めの対応が求められるかつ時間管理が大事になってくる。

12.「よい質問=よいインプット」と知る重複するこ

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外資コンサルの知的生産術ー知的生産の戦略編(1〜9)

外資コンサルの知的生産術ー知的生産の戦略編(1〜9)

最近、アナロジー思考、クリティカルシンキング、クリエイティブシンキング、ロジカルシンキングなどたくさんの思考法の実用書を読んできたが果たして、実生活に活かせることができているであろうか。答えは、NOである。なぜなら、思考法の知識をインプットしただけでは、知的生産術は向上しないからだ。たしかにインプットすることが目的になって、知った気になったことがある。このインプットを目的にしてしまうと、自分で考え

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PRIDE  LESS

PRIDE  LESS

⒈プライドってなに人の弱点を突っついていくよりも相手が評価されたがっている部分をちゃんとピップアップして、褒めたり面白がったりする方がいい。

➡️社会人になるにあたり、いろんな世代の方と仕事をしていただくわけだが、この人をたてる文化というものは日本だけでなく全世界共通なのである。

『メモするときは、+のことしか書かない』

僕は、欠点を鵜呑みにするべきではないと思っているが、+とーを書くことで

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傾聴の基本

傾聴の基本

⒈傾聴とはまず、この本を選んだ理由は圧倒的に話を聴く力が欠けているからである。

評価というものは、周知の通り自分で決めるものではなく他人が決めるということは古来〜未来でも不変的なものである。

では、どのようにすれば聴く力が身につくのであろうか

本書を参考に、持論とともに述べていきたい。

定義

傾聴=話し手が表現していること、伝えたいことや気持ちを、できるだけ話しての身になって想像して理解

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エマニュエル・トッドの思考地図

エマニュエル・トッドの思考地図

本書を読む目的として、思考とは何か?素朴に原点回帰しようとしたためである。特に、考え方のフレームワークの基礎中の基礎を学べた。

⒈思考の出発点思考するとは、文献・読書を通して何か学んだときに知らないことを知ったときの感動である。

知性には、3つの種類がある。

①処理能力のような頭の回転の速さ

➡️いろんな出来事を把握して多くの事実を頭に入れつつ、素早く思考すること。

②記憶力

➡️数字

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『デジタルとAIの未来を語る』 ー オードリー・タン

『デジタルとAIの未来を語る』 ー オードリー・タン

いきなりであるが、2020年、

みなさんの1番記憶に残っていることは何であろうか

言うまでもなく、新型コロナウイルスの蔓延ではないだろうか。

学校に行けなかったこと?旅行に行けなかったこと?ステイホーム?緊急事態宣言?など 

個人的には、就活と部活の予定がむちゃくちゃになったことである

このような新型コロナウイルス関連の言葉は、耳にタコができ潰れるくらい聞き飽きたものではないであろうか。

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頭がいい人の「論理思考」の磨き方

頭がいい人の「論理思考」の磨き方

考える力と伝える力の2部構成で話を進めていきたい。

    まず、論理思考を手に入れた時のメリットについて述べていきたい。

①相手の意見を適切に理解できる

②適切な反論ができる

③クリエイティビティが高まる

④会議やミーティングを効果的に進められる

⑤やりたいことが実現できる

⒈考える力適切なロジック=妥当性のある複数の理由づけで支えられていること

まずは、問題にぶつかったときにI

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5Gビジネス ー 亀井卓也

5Gビジネス ー 亀井卓也

2020年日本でやっと5Gを搭載したスマートフォンが普及し始めたが5Gとは何か、今までと何が違ってどのように変化していくのか興味を持ったので紹介していきたい。

⒈5Gになるまでの変遷1G・・・音声通話

2G・・・メールやウェブ

3G・・・プラットフォームとサービス

4G・・・大容量コンテンツ

5G・・・①高速大容量通信 ②超信頼・低遅延 ③多数同時接続

①高速大容量通信・・・高い周波数

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異端のすすめ 強みを武器にする生き方 ー 橋下徹

異端のすすめ 強みを武器にする生き方 ー 橋下徹

⒈限界を突破する力①すべての仕事は「表裏一体性」で考える

何か取り組む際のリソースの「使用料」を払う代わりに、個人として自由に仕事をさせてもらえる「環境」を整える。

持論としては、毎週蔦屋書店でスターバックスを買う「使用量」を払う代わりに、読書や簿記勉強などの「環境」を整える。

また、「自由と責任」 「権利と義務」

誰だって「自由と権利」は欲しいものであるが、その裏には必ず背負うべき「責任

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コンビニ外国人 ー 芹澤健介

コンビニ外国人 ー 芹澤健介

芹澤健介・・・1973年、沖縄県生まれ。横浜国立大学経済学部卒。ライター、編集者、構成作家。NHK国際放送の番組制作にも携わる。長年、日本在住の外国人の問題を取材してきた。著書に『コンビニ外国人』(新潮新書)、『となりの外国人』(マイナビ新書)、共著に『死後離婚』(洋泉社)などがある。

⒈コンビニ外国人の推移まず、日本は外国人労働者流入国として世界で何位くらいだと思いますか?

答えは、5位です

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ヒトラー演説 ー 高田博行

ヒトラー演説 ー 高田博行

⒈ビアホールに響く演説術(1919〜1924)まず、アドルフ・ヒトラーの人生の変遷について述べていきたい。

アドルフ・ヒトラー・・・ドイツ国首相、および国家元首(総統)であり、国家と一体であるとされた国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の指導者。
「自分たちが最も優秀な民族」だと主張し、1933年に首相に指名され、1年程度で指導者原理に基づく党と指導者による一極集中独裁指導体制を築いたため、独裁

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友だち地獄 『空気を読む』世代のサバイ ー 土井隆義

友だち地獄 『空気を読む』世代のサバイ ー 土井隆義

土井隆義・・・社会学を専攻。現代の子供に一石を投じる作品を多々出版。

⒈従来と現在の友たち地獄の比較まず、早速ですが最初に質問させていただきます。

親友という言葉を聞いて何を思い描きますか?

➡️良いところも悪いところも言い合える関係?波長が合う存在?

色々あると思いますが、この本を読んで僕は、従来の考えに縛られていたかつ無知であることに気づかされました。

従来の考え

➡️お互いの対立

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