外資系コンサルの知的生産術ープロセッシング①(25〜44)
25.文脈を意識する
プロセッシング=集めた情報を分けたり、組み合わせたりして、示唆や洞察を引き出すこと
ここで重要になることが、「情報が文脈に沿っているかどうか」ということである。そのために、上記のような示唆や洞察が大切になってくるのである。
26.行動を提案する
つまり、「〜ではどうするべきか?」という問いに対して解答を出すという事である。人は、よく社会に貢献したいとか話すことがあるが、基本的に3つしか知的成果として世に訴えられない、
①事実 ②洞察 ③行動
27.常にポジションを取る
よくリーダーになることができる特徴は何?ということがあるが、数ある素質のなかで、決断力がある。決断力というのは、要するにポジションを取れるかどうかということである。
自分のポジションを明確にするということは、ある論点についての自分の意見を明確化することである。こういうことをしていると、異なる意見を持った人と摩擦を生むこと人あるが、知的生産物のクオリティは、この摩擦で磨き上がるのである。だから、相手の話を最後まで聞いて、トップダウンではなく、ボトムアップで取り組むことが大事である。
28.最初からポジションを取る
とにかく初めが肝心
29.「考える」と「悩む」を混合しない
手が動かなくなる・言語化できない=悩んでいる➡️問いの立て方、情報の集め方に問題がある
30.答えは探さず、来させる
「よい答え」=力ずくで探し出すものではなく、ごく自然に目の前に立ち現れるものである。思考法を、インプットの目的にしない。
31.「長く考える」のではなく「何度も考える」
短く何度も考えることで突破口を見つけやすい➡️短時間の思考を、時と場所を変えて何度も繰り返してみる
考える時間よりも考える回数(5分)が大事である。
32.「分析」以外の脳のモードを使う
分析は手段であり、差別化はできない
33.論理と創造のモードを使い分ける
①統合
➡️断片的な情報を組み合わせて新しい示唆や意味合いを生み出すモード
②分析
➡️全般的な情報を組み合わせるモード
③論理
➡️結論の妥当性が保たれるように推論を積み重ねていくモード
④創造
➡️積み重ねを省いて一気にゴールをイメージするモード
の4つの脳のモードを使い分ける。
34.論理性あっての創造性と知る
まず、見通しが立ってから考えることが大事である、
➡️創造性というドリルを駆使するためには、論理性という地図を用いて掘り下げるポイントを明確化することが必要である。
35.ピンと来るオチから逆算する
ピンと来る発想=直感力
36.理性と感情の両方を動員する
ほどよく使い分ける努力が大事である。
37.立場と論理をゴッチャにしない
たしかに人に迎合する力は、日常生活、仕事でも必要不可欠であるが、自分の意見を立場関係なく伝えることが大事である。
38.音声化と視覚化の双方を活用する
音声化=クラブハウス
視覚化=紙ベースにおこす
39.とにかく紙に書いてみる
とにかく最初はインプットされた情報を紙に書き出してみることが重要である。
➡️課題の分離、新たな発想に繋がる
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