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『デジタルとAIの未来を語る』 ー オードリー・タン

いきなりであるが、2020年、

みなさんの1番記憶に残っていることは何であろうか





言うまでもなく、新型コロナウイルスの蔓延ではないだろうか。

学校に行けなかったこと?旅行に行けなかったこと?ステイホーム?緊急事態宣言?など 

個人的には、就活と部活の予定がむちゃくちゃになったことである

このような新型コロナウイルス関連の言葉は、耳にタコができ潰れるくらい聞き飽きたものではないであろうか。


2021年になった今でも収束する気配がしないが。。。


こんな暗いニュースばかりであるが、もちろん明るいニュースもある。

それは、台湾が世界で唯一コロナを収束させることができていることだ。

そこで今日は台湾が、

⒈なぜコロナを収束させることができているのか

⒉オードリー・タンという人物は何者なのか

⒊デジタル社会に大切な素質とは

この3本立てで持論を展開しながら述べていきたい。

⒈なぜコロナを収束させることができているのか


結論から言うと、デジタル先進国だからである。

背景として、2000年代初期に流行ったSARSウイルスでの大失敗からの教訓と打開策として積極的にIT事業に力を入れたことである。

具体例として、台湾は、いち早く政権幹部がマスクの海外依存による危険性を認知して、2020年1月末には国内生産化の推進に舵を切った。当時、台湾のマスクの生産量は日産188万枚、マスク不足による市民の恐慌、混乱が起こることは目に見えていた。そこで、台湾政府はマスク生産ラインを政府主導で増強することを決定。経済部(経産省に相当)が先頭に立ち、経済部技術系シンクタンク、全国の工作機械組合、精密機械メーカー、マスク生産工場、原料紡績所など30以上の企業団体組合らが協力して、半年以上かかると言われていた生産ラインを一カ月あまりで完成させた。

  一台約1000万円のマスク製造装置は、最終的に92台製造され、業界は国家の庇護(ひご)でマスク特需を享受した。この国産化で、マスクの生産能力は現在、従来の10倍近い日産1800万枚以上に到達し、台湾のマスク問題は解決するどころか、世界第2位のマスク生産国に成長。海外にマスクを贈与し、「マスク外交」まで展開したのである。日本にも多くの台湾製マスクが届けられたことを覚えている読者も多いはずだ。今では開発したマスク製造装置まで海外に販売している。

参照 https://diamond.jp/articles/-/257743?page=2 


台湾は、日本では考えられないようなAIとモノを繋ぎ合わせるI o T化を実現させた。



ここで僕は、やっぱり日本ってダメやな、時代遅れだな

と、つまらない揚げ足をとるネガティブキャンペーンをしたいわけではない。


要は、台湾もSARSの失敗から学んだように日本もCORONAから学ぶこと台湾から学んだことをインプットすればいいのではないかと強く思う。

たしかに、こんな綺麗事は簡単にできることではないことを重々承知であるが、

時間を労力を少しづつかけることができれば、昨日よりBETTERな生活になるのではないであろうか。

次章では、このコロナ対策を計画したオードリータンという人物について述べていこう。

⒉オードリー・タンという人物は何者なのか


台湾を代表とする若手の官僚である。

父にクリティカルシンキングを学び、母にクリエイティブシンキングを学んだ。

これらの思考法については、自分でも調べている最中であり、いつか述べてみたい事項である。

この人物が、日常生活で大切にしている価値観は、

誰でも一度は聞いとことであろう、

『相手の立場になって考え、話すこと』である。

❌話し上手➡️聞き上手

⭕️聞き上手➡️話し上手

ビジネス書ランキング上位にこういった類の本が連なっているし、一度は目にしたことがあろう。

なので、相手の立場になることでどんなメリットがあるの?なぜ大事なの?

など、理解している人がほとんどだと思うので、これ以上言及しないでおくことにする。






さて、話を本題に戻そう。

相手の立場で考える=他人の話を聞く=傾聴力

メリットとして2つある。

①自分自身の生活という角度から物事を見るという制限を取り払える

②相手の個人的な経験や背景から述べられたことを通じて、「世界はこのような視点でも解釈できる」


相手の経験を知ることから、自分の視点で物事を捉えることができ、未来に同じことが起きた時に自分なりの展開ができる。



⒊デジタル社会に大切な素質とは


①自発性

自分自身で能動的にこの世界を理解し、何が問題なのか、私たちに何ができるかということ

②相互理解

相互理解とは、お互いの立場あるいは、人生の経験が全く異なる私たちが、いかにして相手と共通の価値を見つけ出して共有できるかということ。

問題解決に至るまでの過程で他人とシェアすることを厭わず、同時に他人からシェアされたものに耳を傾けること。

③共好(ゴンハオ)

お互いに交流し、共通の価値を探し出すこと

相互理解のプロセスにおいて、相手には相手の価値観があり、自分には自分の価値観がある。それを常に頭の片隅に置いて、どうやってみんなが受け入れることができる価値観を見つけ出せるのか、を考えながら共同で作業する。


エコーチェンバー現象・・・閉じたコミュニティで自分と似た人だけと交流すること

たしかにこれはわかるし、そうなってる。



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