モンブランひとみ🌰発達障害育児

🌰育児中(4歳のASD児)←産業保健師←精神科看護師 🌰テーマ【育児/発達障害/メンタ…

モンブランひとみ🌰発達障害育児

🌰育児中(4歳のASD児)←産業保健師←精神科看護師 🌰テーマ【育児/発達障害/メンタルヘルス】 🌰親のための心の支援をつくりたい

最近の記事

  • 固定された記事

「ままならない」のその先で

こんにちは、モンブランひとみです。 今回は自己紹介も兼ねて、ここ数年で私の身上に起きた話をしようと思います。 人生は「ままならない」ことが沢山起こるけれど、その意味はなんとでも変えられるという話です。「人生の意味は自分次第でどうにでもなる」ということ。  ・自分の人生は不幸が多いと思っている人  ・幸せになりたいのになぜか幸せになれない人  ・毎日なんとなく過ぎているようで焦っている人  ・今まさに辛い現状に苦しんでいる人 そんな方の参考になれば幸いです。 人生は「ま

    • 発達障害の診断がついた日の話

      こんにちは、モンブランひとみです。 息子は2歳3ヶ月で広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)の診断を受けました。以前のnoteで息子の発達障害に気付いたきっかけについて書きましたが、今回は診断がつくまでの流れを振り返ってみました。 ▼記事はこちら▼  ・子供の発達に不安がある  ・発達障害を疑っている  ・今後どうなっていくのかわからなくて不安 そんな方の参考になれば幸いです。 発達障害の診断に結び付くきっかけ未就学児の子供が発達障害の可能性を指摘される場は以下2つが

      • 発達障害のこだわりと洋服の関係

        こんにちは、モンブランひとみです。 3歳の息子は広汎性発達障害です。 日常生活のなかで多くのこだわりがあります。 ▼偏食も発達障害のこだわりのひとつ ▼エスカレーターへの執着もありました 最近は洋服に対するこだわりが強くなりました。 発達障害の子が着る物にこだわる・困るという話はよく聞きます。 今回は発達障害と服がどのように関係しているのかをお伝えします。我が家の困り果てたエピソードと、対策も一緒に。同じような悩みを抱える方の参考になれば嬉しいです。 発達障害児が

        • 「こどものため」は誰のため?

          こんにちは、モンブランひとみです。 私には3歳の息子がいます。 息子が産まれてから、いや生まれる前も妊娠中から。 ずっと息子が生活の中心です。 それが苦しいというわけではなく、振り返れば自然と息子の生活リズムや特性を中心にして生活しているなと。もちろん日々の生活は大変ですが。 子供が今日もすこやかに生きられるように。 それは子育てと向き合うすべての親が思うこと。 そのために毎日「こどものため」とあれこれしたり、我慢したり。 そんなことが当たり前になりました。 でも

        • 固定された記事

        「ままならない」のその先で

        マガジン

        • モンブランひとみ🌰について
          6本
        • 心の健康について
          8本
        • 育児
          5本
        • 【知識】発達障害について
          12本
        • 息子の診断がつくまで・ついた日
          3本

        記事

          行き過ぎてはじめて「ちょうどいい」がわかる -障害受容のはなし-

          こんにちは、モンブランひとみです。 自分の子供が発達障害と診断された時。 あるいは自分が発達障害の診断を受けた時。 誰であっても、必ず大きな衝撃を受けます。 ショックのあまり悲しさが募ったり、何事も手につかなくなったり、理不尽な現実に怒りを感じたり、将来を悲観したり… たくさんの強い感情が同時にやってくることを、以前のnoteで書きました。 何段階かある障害受容のステージに、どれだけの時間をかけるかは人それぞれであること。そしてそういった段階を踏むことで少しずつ「障害

          行き過ぎてはじめて「ちょうどいい」がわかる -障害受容のはなし-

          息子の発達障害に気づいたきっかけ

          こんにちは、モンブランひとみです。 息子が来週3歳になります。 感慨深いものです。 切迫流早産で3ヶ月安静にして入院までしたのに、予定日過ぎてもうんともすんとも言わず。 予定日を10日過ぎた日に台風とともに陣痛がやってきて、台風通過と共に生まれた息子。 雲一つないキレイな秋空だった …と後から聞きました。 私は13時間に渡る陣痛と産後の貧血でフラフラだったので空を見る余裕なんてありませんでした(笑) 2歳3ヶ月で広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)と診断された息子。

          息子の発達障害に気づいたきっかけ

          新型コロナワクチンを打った話

          こんにちは、モンブランひとみです。 この記事を書いている48時間前、ちょうど2日前の今頃ですね。 新型コロナワクチン(2回目)を接種してきました。 レポはネット上にたくさん落ちてるし、今さら私が書かなくてもいいかなと思ったんですが… ワクチンを打つべきか悩んでるという話を身近でも聞くので「私は打ったよ」ということを伝えるためにも、 備忘録的に残しておくことにしました。 子育て世帯がワクチン接種する時のポイントなども併せて書きました。 ワクチンの接種は個人の選択で、そ

          新型コロナワクチンを打った話

          3ヶ月間豆腐しか食べなかった偏食の話

          こんにちは、モンブランひとみです。 もうすぐ3歳になる息子は偏食です。 特定の食べ物しか食べられません。 食が細いわけではなく、量はしっかり食べるのですが、同じものをひたすら食べます。  ・トマト  ・かぼちゃ  ・のり  ・しらす  ・卵  ・アンパンマンのレトルト 基本的には食事内容はこれです。 これでも一時期に比べて食べてくれる物は増えました。 そしてきっと偏食に悩む方からすると、 「これだけ食べてくれればマシだよー!」」 と叫びたくなると思います。 それ

          3ヶ月間豆腐しか食べなかった偏食の話

          子供の障害を受け入れる道のり

          こんにちは、モンブランひとみです。 今回は「障害受容」について。 障害受容とは、障害(あるいは病気)を受け入れること。 子供に病気や障害があると分かった時、すべての親は動揺します。 不安になるし、怒りや理不尽さも感じます。 そして同時に、ありのままの子供を受け入れられない自分はなんてダメな親なんだと自分に絶望します。 「障害受容」は言葉で言うほど簡単なものではありません。 でも、どんな過程を辿るのかを知るだけでも楽になる部分があるんです。 今回は子供の病気や障害

          子供の障害を受け入れる道のり

          自分が変わると家族が変わるという話

          こんにちは、モンブランひとみです。 今回は「家族システム論」という理論について。 聞いたこともない人がほとんどだと思います。 大丈夫、名前は覚えなくていいです。 でもこの理論は問題解決のヒントになるんだよ、という話。 家族は多かれ少なかれ問題やトラブルを抱えています。  ・家族関係に課題を抱えている  ・夫婦関係に課題を抱えている  ・子供の問題行動に疲れている  ・努力が家族に伝わらない そんな方の解決のヒントになれば幸いです。 特に育児やパートナーシップにおい

          自分が変わると家族が変わるという話

          「障がい児」の言葉の向こうにいる「だれか」の話

          こんにちは、モンブランひとみです。 私には発達障害(自閉スペクトラム症)の息子がいます。 対人関係やコミュニケーションの苦手さと、 のめり込むと没頭してしまうこだわりの強さがあります。 そんな息子との毎日はヘトヘトながらも 彼の目を通して見える世界を楽しんでいます。 私は息子を愛しているし、夫も息子を愛しています。 そこに発達障害が「あるのに」とか 障害が「あるから」というメッセージは全くなく。 息子という個人を愛し、彼によって人生の学び直しをさせてもらっているこ

          「障がい児」の言葉の向こうにいる「だれか」の話

          HSPの人にこそ知って欲しいアドラー心理学

          こんにちは、モンブランひとみです。 みなさんはHSPという言葉を知っていますか? HSP(Highly Sensitive Person)とは、感覚や感受性が敏感な人のことを指します。 最近は「繊細さん」などとも呼ばれ、耳にすることも増えました。 HSPの特性を持つ人は全人口の15~20%程いると言われており、「自分はHSPだ」と感じている人も多いと思います。 今日はそんなHSPの人が生きやすくなる 「アドラー心理学」の言葉をご紹介します。 ・人間関係で疲れている

          HSPの人にこそ知って欲しいアドラー心理学

          100回連続でエスカレーターに乗った話

          こんにちは、モンブランひとみです。 突然ですが、みなさんは 100回連続でスカレーターに乗ったことはありますか?    私はあります。 2歳の息子は広汎性発達障害です。 息子はこだわりが強く 決まった行動を繰り返したり 気に入ったものに強く執着する特性があります。 息子が1歳6か月の頃、 突然エスカレーターに執心しました。 そうそれは突然に。 かつ激しく。 大好きなもの・興味のあるものを見つけると 視野がピンホールになってしまう息子。 エスカレーターを見かけ

          100回連続でエスカレーターに乗った話

          問題行動と子供は分けて考えてる -問題の外在化-

          こんにんちは、モンブランひとみです。 「問題の外在化」という言葉を知っていますか? カウンセリングなどで使われる技法のひとつです。 言葉だけ見ると難しそうですが、とても簡単で役に立つ考え方です。 子育てやパートナーシップのヒントにもなります。 自分を許せるようになど、心の健康にも役立ちます。 今回は「問題の外在化」で気持ちを楽にする方法をご紹介します。 1.発達障害のこだわり私には2歳の息子がいます。 息子は広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)という発達障害です。こ

          問題行動と子供は分けて考えてる -問題の外在化-

          子育てと自己肯定感

          こんにちは、モンブランひとみです。 ここ数年、「自己肯定感」という言葉をよく見聞きするようになりました。 大学病院の精神科で看護師をしていた頃も、自己肯定感について考えさせられることがたくさんありました。 今は子育てにおいても大きなテーマだと感じています。 我が子を「自己肯定感の高い子に育てたい」と思う方は多いのではないでしょうか。私もそう思いながら子育てをしています。 我が子に幸せな人生を歩んで欲しい。 それは全ての親に共通する願いです。 子供たちの未来を考えながら

          発達障害はグラデーション

          こんにちは、モンブランひとみです。 今回は発達障害について詳しく掘り下げてみたいと思います。 発達障害の特性を持つ人は、全人口の10%程いると言われています。また発達障害の特徴は全ての人が持っています。 「じゃあ全員が発達障害なの?」と言うと、それも違います。 全員が発達障害と隣り合わせではあるけれど、だからといって「ただの個性・性格」で済ませることもできない。 発達障害の概念はとても複雑でわかりにくいです。 そのために理解を得られにくい部分もあります。  ・発達障

          発達障害はグラデーション