マガジンのカバー画像

使ってくれてありがとう!

738
みんなのフォトギャラリーから、僕の写真を選んでくださったクリエイターさんの記事を載せています。ありがとうの気持ちをこめて。
運営しているクリエイター

#インド

自己紹介/初めてのnote

初めましてインドのグルガオンという所で、ネットワークエンジニアとして 勤務しておりますDaichiです。本日からnoteを始めました。 インドに来て2週間ですが、手で直接カレーを食べたり、オフィスでロティ(インドの平たいパン)とベジタリアンカレーをインド人と談笑しながら平らげたりと、ローカルにすっかり馴染んだ生活をしています笑。 よろしくお願いいたします。 自己紹介・名前:Daichi ・出身:大阪府 ・年齢:25歳 ・趣味:旅行、野球観戦(小さい時からオリ党) ・性格:E

#20 人生観を変えようよ! 大学生こそインドに行ってほしい。

突然ですが、あなたの周りにインドに行ったことある人はいますか? 「最高!」という人もいれば「二度と行かない」という人もいます。 旅好きが集まっても、好き嫌いが真っ二つに分かれるパクチーのような国です。 2019年のデータですが、インドを訪れた人は約240万人。 渡航者最多のアメリカ 約3,800万人、韓国 約3,300万人と比べるとメジャーな旅先とはいえません。 しかし、留学生も多いカナダ 約260万人、カジノで有名なマカオ 約200万人や、劇団四季の年間動員数 約30

詩「印度紀行」

大正九年、脈絡。 メロウ、溶けかえる陽 ほつれと思える純米吟醸 懐かしき顔ぶれ、口も利かぬ そのうち狂いだす 気ばかりが狂いだす 「ここは印度、昔も今も!」 闊歩する背中、包む暮色

日本は伸びるインド(海外)にテコ入れして、さらに何かが失われるのか?

こんにちは、木月まことです。 今日は、雑記の類です。 いつも書いてるような方面のはなしとはほとんど関係ありません のでお断りしておきます。 以下、本文です。 最近は、noteではインドのことを読むことも増えた。 僕自身は、これからガンジスに行って、人生観が激変するような年齢では既にないかなとは思うけど インドの魅力にとりつかれた人の話は、それなりには興味深いと感じた。 インドは、これから興隆してくるのだろう。 ただ、フツーに、企業や投資家などが、単純に財の増殖という

海外赴任についていくか

久々の投稿。 近況としては、 婚約して入籍直前のフィアンセが 入籍直後にインド赴任が決まった。が、 ハイライト。 そして、私の現在地は 1.インドについていく 2.インドについていかないの2択を迫られているところ。 正確に言うと、迫られてはいなくて、 「1.インドについていく」を選んで、 さあ、ここからどうしよう←イマココ“どうしよう”の具体例は、 仕事や今住んでるお家とか色々。 何かこのイベントっていうか、 転機っていうかは誰かの何かの参考になりそうなので、 色

【読書記録】JK、インドで常識ぶっ壊される

おすすめ度 ★★★★☆ タイトルとイラストで「あーハイハイ、高校生を売りにしたエッセイね」と舐めてかかっていたら、全然違った。 親の仕事で15歳でインドに引っ越すことになった著者が、常識をぶっ壊されていく話。といえばタイトルのまんまなんだけど、まず文章がうまい。 高校生にしては上手いとかではなく、普通に表現力があるし、リズム感がいいので気持ちよく読める。 タピオカとかインスタとか高校生っぽい用語もあるのに、文章全体に品があって嫌な感じがない。 * 前半は、食べ物や文化の

大ヒットインド映画「RRR」から考える正義について

インド映画「RRR」を観てきました(2023年4月15日現在)。2022年10月から公開されているロングランヒット作品です。3時間という長編映画ですが、時間があっという間に感じるほど楽しめます。本作は分かりやすい正義のヒーロー型映画で、今回はその中から正義について考えてみたいと思います。なるべくネタバレを避けつつ書くつもりですが、観ていない方はご注意ください。 どんな映画? 1920年代のイギリス統治下のインドを舞台にした「RRR」は、英政府に復讐するラジュとビームという

たまにはインドのこと(チャイ)

こんにちわ! 毎日平日は1回、夫が休みの日は2回チャイ作り続けてもう何年。 栄養の続きと思いきや、今日お友達と会った時にランチを準備してて、前もチャイをおいしく飲んでくれたのがうれしくて(私は毎日だから、あまり変化的なところがなかったりですが)チャイを作りながら、お茶のことを書きたくなったので。 ヴィーガン、ベジタリアン、マクロビをしていた時は、ほとんどチャイを夫のためには作っても私は飲んでなかったり、自分と子供には豆乳で作ったりしてました。その当時。 ただ、ね。 思う

「深い河」読了感想⑵

私の神さまを信じるというのは、②の状態をつくりだす為のクッションとして神さまを設定していることになるのだろう。自分を信じるための理由や裏付けとして神さまがいる。例えば、画鋲のとれていたポスターを直したとき、神さまはそれを見ていて、いいコトをした、と自分の行動を信じる。善行であると。ではなぜ善行であると信じたい衝動が自然に生まれているのか。他人が関係するのであれば、嫌われると自分に不都合な出来事が起きかねないので、合理的なリスク回避である。では、自分ひとりの時の行動は? そもそ

「深い河」読了感想 ⑴

2022/9/10 しるす 戦友という単語を見たとき、これまでは、同じ目標に向かって同じ場所で苦楽を共にした相手、そこに何かしらのプラスのイメージが私の中に息を潜めていたように思ってはっとした。 私には今まで戦友と呼べる相手はいないと思っていた。同じ目標に向かって同じ場所で時を共にした相手、という定義であるならば、バレエ教室や学習塾で時を共にした友人たちがそれにあたるはずであるが、私にはどうもそう思える相手が思い浮かばない。ならば、もっと他の条件が私の思考の中に存在して、そ

ガンディー、インドでの反ローラット法運動。

反ローラット法運動 第一次世界大戦が終わります。イギリスが勝利し、戦争協力への見返りにインドの自治が拡大されるのではないかと期待が高まったのですが、結果は逆でした。🥺 1919年3月ローラット法が施行されます。 戦時中のインド防衛法に代わり、令状なしの逮捕、裁判手続きなしの投獄を可能にした治安維持法でした。 煽動的な資料を持っていただけで投獄され、市民の自由は大きく制限されるようになります。 ガンディーは、ハルタール(ストライキ)を呼びかけます。 「サッティヤーグラハ

餓 王 化身篇 1-2

 それは長く続いた戦さであった。  異民亡くして、異国を空ろとす。  黒騎兵という、アーリア人の正規部隊を束ねるため、その戦訓があった。  我々が入植を始めたドヴァーバラ紀から、蚕が桑の葉を食べ尽すような勢いで、ドラビィダ人の土地に侵食していった。  然るにこの高原は広大に過ぎる。  戦乱の余りの長さに、軍は闘いに倦んでいた。  遠征が長大になると、それに比例して補給が途絶えがちになる。私の部隊にはもう充分な小麦が届かなくなっている。  そもそも系統だった上品な軍ではない。

インド漫遊記〜バラナシ②〜

そんなわけで、摩訶不思議な町、インドのバラナシで、のちに僕の人生を決定的に変えた男性と出会ったのだ。 貧乏旅の道中なのだから、生活費となるホテル代と、食費は最低限に抑えた方がよい。そして、その方が旅行気分ではなく、行者の修験道にも似た崇高な行いに当時は思えていた。 もちろん単純にお金がなかっただけなのだけれど、そんなわけで毎晩、具がほぼ入っていない、しゃばしゃばした、対して美味しくもないカレーを、日本なら絶対に保健所から許可が降りないような不衛生な食堂で食べていた。 バ

どうせ歌うなら楽しくないと

大学3年生の頃、友人とインドに行った。 ありきたりな学生旅行ではあったが、 道路を歩く水牛、歴史と宗教を感じる建築物、 そこで生活する人々など、 目に入るものすべてが新鮮で ドキドキしながら旅をした。 旅行はトラブルこそが醍醐味というのが わたしの個人的な信条だが、 インド旅行は典型的なそれだった。 友人がスマホをスられ、速攻つかまった犯人が 野次馬に囲まれど突かれるのを見て怯えたり、 「日本語の練習したいからおしゃべりしよう!」と話しかけてきた少年に見える子が実は同世