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ススメ、コドモたち

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我が子の成長記録を中心に
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#家族

絵画教室の先生と子の視点

絵画教室の先生と子の視点

5月頃から、子が、お絵描きの教室に通っている。

お絵描きというのが何となく子どもっぽいので、絵画教室なんて言うけれど、そんなに格式張った雰囲気もなく、絵を描くのが好きな人たちが集まって、それぞれ自分のペースで描いている・・そんなスペースだ。

教室というからには、先生がいるのだが、この先生がとにかくすごい。基本的に褒める。何でも褒めてくれる。

そんな姿に感動して、以前投稿したことがあった。かわ

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君が8歳になったなんて

君が8歳になったなんて

まったく個人的な話になるけれど、うっかり日付を超えてしまい、なんとなく申し訳なさを感じつつも、書き残しておかないと、僕が後から悔しがることが目に見えているので、ここに書いておきたい。

今週の初め、上の子が誕生日を迎えた。8歳になった。おめでとう。

赤ちゃんの頃の様子を思い出せないなぁなんて思っていたら、Google先生が8年目の生まれた日の写真を提供してくれた。・・目が、とても大きい。しっかり

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ブルーをこの手に

ブルーをこの手に

果物狩りは、普段体験できない収穫や採れたての果物を食べたりすることができて、なかなか楽しいものです。

観光農園という場所があることを知って、観光と農園が組み合わさってどんな人が見に行くんだろう・・なんだか不思議だなぁなんて思ったのは小学生の頃ですが、今やどんな果物でも観光農園があるように思います。

僕はこれまでに、みかん、葡萄、梨、桃を狩った経験がありました。子どもたちにも、実際に果物が成って

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えんそくべんとう、おしまい

えんそくべんとう、おしまい

あと5回くらい寝たら、遠足なんだよねえー。

え?いまなんて?

家族で食卓を囲んで夕食を食べていた時、子が具体的な数字とともに、遠足が近いことを教えてくれた。詳しく聞くと、平日で数えてあと5日だった。

そういえば、保育園にも修学旅行のように、最終年齢のときに「おわかれえんそく」があったのだった。

その時は、全く覚えていなくて、こんな年度末の迫りつつあるタイミングで遠足なんて、ましてこの状況で

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はじまりの写真

はじまりの写真

桜の花は、新入生を待っていてくれたのかも知れません。

家族に広がった胃腸炎とともに、怒涛のような年度末をなんとかかんとか越えて、ようやくこの日を迎えることができました。

上の子が、小学校に入学しました。

数日前の週末に、児童館に行って入館者リストに名前を書くとき「もう小学生なんだ」と、気がつきました。学校名や学年を書く欄が、幼児のそれとは違っていて、ハッとしました。

行けるかどうか心配して

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ふたりの店長

ふたりの店長

先日、自宅の近くの鉄道高架下のスペースで、マルシェが開かれました。高架下スペース・・と書くと、いかにもオープンスペースのように見えますが、ちゃんと名前がついて鉄道会社が所有している、由緒正しい土地です。

自宅を購入した当時、最寄駅の周辺は立ち食いの蕎麦屋さんと、バスとタクシー乗り場でした。高架下も特に整備されておらず砂利が敷かれて金網で囲まれたような場所で、夜になると真っ暗になり、昼間でも駅を使

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ススメ、ムスメ

ススメ、ムスメ

4歳の娘がいます。生意気で、わがままで、明るくて賑やかな、ごく普通の娘です。

僕は、父親になったときに一つのことを決めていました。それは「娘をひとりの人間として扱うこと」です。そんなの当たり前だと思うかも知れませんが、はじめての「僕たちの子ども」に浮足だたないように、そう決めたのです。こどもは親の所有物ではなく、人間なのです。

その心構えがあったから、彼女の名前を決めるときには、「子」という字

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