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もっちもち
2020年2月2日 18:44
死ぬのなら、私は次第に黒くなるこの時間帯が身に染みる思いが、普段より体に溶け込み何の苦も感じずに逝ける気がすると、常に思いながら余生を歩んでいる。鴉が鳴き、街を暗がりに誘って行くと同時に沢山の子供達が家に一目散に帰り出す、私はその光景を見てまた古臭く陰りを落とす体を引きずりながら、瞼を自ずと閉じ鼻に神経を集中させ滲み出る死の臭いを感じるのだ。それ私が感じた後、毎度ひどく噎せ、その場にへたって